今年は日本国内の音楽シーンからHAPPYやThe fin.に代表されるように、限りなく海外の音に近づいたバンド(YOUTHWAVEという企画にて取り上げさせてもらった)がメインストリームに進出した本当に素晴らしい年となった。そんな中でYogee New Wavesはサウンドもさることながら、歌詞の描写が素晴らしい。

このアルバムで歌われている2014年のリアルな東京の描写は、今を生きる若者たちを鮮やかに描いているし、彼らの歌は仲間にも向けられている。

インタビューによると『Listen』で歌われている“みなしご達の讃美歌”というのは彼らの周りにいるバンドマンの事を歌っているのだそうだ。そして“ロックンロールは死なない”と続いていく。

歌で周りを引っ張って行こうとする彼らの姿勢には本当に素晴らしいものがある。兄貴分なバンドになるかもしれないなという期待を込めつつ、今年のBest New ArtistにYogee New Wavesを選んだ次第だ。(yabori)

Yogee New Wavesのインタビューはこちら

Best Of 2014_The Royal Concept_D

インディロック感は持ちながらもポップさの溢れる心を掴む楽曲の数々。北欧出身のバンドはメロディにどこか切なさがあるというイメージが個人的にあるが、彼らも多分にもれず突き抜けて明るいというよりは、どこか胸の奥がきゅっとなるようなメロディーをポップさの中に紛れ込ませている。

玄人受けする、もっと新しいジャンルを確立していたり実験的な事を試して成功したクールなバンドも今年はたくさんいたが、こんなにたくさんの人の心を掴めるバンドは他にいないかったと思い、ベストニューアーティストに選出した。

何より、今年1番黄色い歓声を聞いたのは彼らのライブだった。ビートルズだって、ストーンズだって、たくさんの女子達が彼らのライブを観て失神するほどだったんだ!セクシーなジャケットも、胸元がラフにあいたTシャツをきて観客を煽るイケメンボーカルも、キャッチーでありながら骨太な演奏をライブでみせてくれるのも、ある意味古き良き理想的なロックバンドな姿じゃないかと思う。こういうバンドがいれば、日本における海外インディーロックバンドの未来も明るいはず!(Yada Mayumi)

【BELONG Magazine Vol.9にYogee New Wavesのインタビューを掲載】
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