BELONG編集部によるBest Albumを先日発表したばかりですが、惜しくもベスト10には入らなかったが、今年よく聴いたアルバムから1曲を選出しました。どれもBest Albumに入ってもおかしくはない素敵なアルバムばかりなので、この機会に是非チェックを!

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Lily Allen – Sheezus (ohamu)
”ジーザス(神)”を捩ったことで問題作となったカニエ・ウエストの「イーザス」。それをも捩った怖いもの知らずな歌姫、リリー・アレンの「シーザス」。歌詞では彼女らしい捻くれた脳みそを覗かせた。サビでは階段をトントンと上がっては下がるようなポップメロディーを見せたと思いきや、カニエのイーザスに収録されている”I Am A God”に似せたボイスエフェクトの演出も面白かった。旬な歌姫たちの名前を並べ、時代のタブーに乗っかるユーモアな1曲が今年存在したということを忘れてはならない。

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Woods – With Light & With Love -(chappy)
ニューヨークのブルックリンを拠点とするインディーズバンド、ウッズ。このアルバムで彼等を知ったのですが、ファルセット声にフォークサウンドやサイケポップ要素の中に渇いた感じの音と哀愁漂うメロディに味わいもあり、休みの日に流しながらのんびり聴いてたアルバムです。レビュー等を見てると前作の評価も高く、遡って聴いてみたいなと思います。

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Maximo Park – Too Much Information(yabori)
マキシモパークは本国イギリスでは国民的バンドというが、彼らの新作リリースの際、世間のリアクションの薄さにはがく然としたものだった。多くの人にとってマキシモパークは過去のバンドだったのだろうか・・・。確かに最新作『Too Much Information』には以前のような勢いはないものの、タブステップを彼らなりに解釈した「Leave This Island」や「Brain Cells」のPVを作成している所に、周回遅れでも最新のサウンドを追求しようとする強い意志が感じられる。そういった変化もあるが、根本にあるものは変わってはいない。特に「Give, Get, Take」では1stから貫いてきたマキシモパーク節はそのままに、いやそれ以上に洗練されたものとなっていた。どうしてこれほどまでにリアクションが薄いものかと考えていた時、久しぶりに彼らのPVでボーカルの顔を見たら、心なしか大泉洋に似ていた。昔はもっとかっこ良かったような・・・(笑)。

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Real Estate – Atlas(Yada Mayumi)
国内外でも評価が高かったアルバムAtlasからの1曲「Crime」。決して派手ではないけど、聴き手に寄り添うようなあたたかくシンプルなギターサウンド、柔らかい声は秋冬にストーブの側で目を閉じながら聴いていたい1曲。彼らの良さが凝縮されてる。”僕が禿げても一緒にいてくれるかい”なんて情けない歌詞もきゅんとくる!曲調と反して?ふざけた、よくポップパンクバンドがやるような、変なディレクターが出てきていろんなパターンで作ってみた的なストーリーになってるPVが笑える。

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椎名林檎 – 日出処(桃井かおる子)
そもそも最新作『日出処』をべスト10枚に入れなかったのは、私は彼女が大好きで、彼女を他者と比較するような野暮なことをしたくなかったからだ。そして今回満を持して紹介するのが、『日出処』の中でも特に気に入ってるこの『静かなる逆襲』。一年の終わり頃になって個人的に色々あり過ぎて、精神を病んでたこの私。そんな私に、「まっとうな人生目指して うそを云わないで 正常な神経保っていようとしてんだ此方人等」と歌う彼女の声は、何時にも増して神の声の如く感じられた。オカルト林檎ファンみたいに思われても仕方のないようなことを言ってはいるが、この言葉に、この歌声に、何よりこの曲を歌う彼女の存在に救われたと思っているからこう言うしかないのだ。さて、その林檎さんが憧れている女性は桃井かおりなんだそう。ちなみに私は桃井かおる子。

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Antemasque – Antemasque(Kyupi)
ヘッドフォンをセットしてスイッチをオンした瞬間、あーこれが聴きたかったんだ!!!と一瞬で彼等の虜に。そりゃーそうだろう。セドリックとオマーと聞けばロックファンなら誰でも分かるはずだ。そうあのアフロの二人が遂にロックシーンに帰ってきた。報道では(理由は定かでないが)喧嘩別れからThe Mars Voltaが解散?休止?となりすごく寂しい気分になっていただけに、こうしてカムバックしてくれただけでも嬉しいのに、アルバムに漂う雰囲気はまるでAt The Drive-inの”Relationship Of Command”である。Antemasque、彼等の原点に立ち返った最高のデビューアルバムの誕生だ。

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