thatta(yabori)
HAPPYやThe fin.が口を揃えて凄いと言うバンドがいる。それこそが東京を拠点に活動するthattaである。彼らは2006年に結成した後、幾多のメンバーチェンジを乗り越え、(正式には発表されていないが)7人編成の大所帯バンドへと変貌していた。現在の編成でのリリースはまだないものの、最新のライブ映像では彼らの持ち味であるグルーヴは相変わらず、以前よりもTame Impalaを思わせるスペイシーなサイケデリックさが前面に出ていながらも、ファンクやソウルに傾倒したサウンドとなっている。インタビューで語っている通り、日本人離れした日本人らしいバンドになった彼らは、もはや日本を通り越して海外で評価される方が早いのかもしれない。

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Craft Spells(chappy)
Craft SpellsはUSインディ界では名門とも言われるWild NothingやMac DeMarcoと同じCaptured Tracksのバンドで、2011年に1stの『Idle Labor』、去年には2ndとなる『Nausea』をリリース。今作ではピアノの練習を積み重ね細野晴臣、高橋幸宏の作品などから影響を受けた音だと言う。2曲目の「komorebi」はその通り哀愁漂う日本風景が浮かぶ音で、1stで感じたCraft Spellsのドリーミーなポップさは残りつつも、微睡むような優しい音も絡まり彼らのソフトな変化を感じた。より日本でも着目してほしいバンドです!

kashmir(Yada Mayumi)
デンマーク出身。94年にデビューし、本国では音楽賞で主要6部門受賞したり、ダブルプラチナを獲得したりデンマークでは超有名な国民的4人組バンド。繊細で高くて震えるような声とその哀愁満ちた曲調から、初めて日本盤がリリースされた4作目ではメディアで小さめに”レディオヘッドへの北欧からの回答”みたいなコピーつきで紹介されてたのをよく覚えてる。ただレディオヘッドほど陰鬱ではなく、美しいメロディに静かに湧き上がるような高揚感、その曲の壮大なスケールはやはり北欧ならではの特色と思える。またPVがどれもショートムービーのように内容が濃く、音楽と相まって涙なしには観られないものも。知らなきゃ絶対損!そして日本人好みのはず!

麓 健一(桃井かおる子)
およそ3年前に『コロニー』というアルバムを発表して以降、目立った活動のない麓さん。だけど超局地的な人気は衰えを知らず、先程彼が所属しているレーベルのHPを確認した所、昨年末に都内で開かれたワンマンライブはソールドアウト。そんな不思議な魅力を持った彼の楽曲は、ほんわかしているようでグサグサくる、優しいようで皮肉めいた・・・まあ、何とも言えない音楽なんですよ。分かりやすく例えるなら、大概の作品が何とも言えない結末を迎える、イタリアやフランスの映画みたいな。煮え切れないからまた聴いてしまう、それが麓さんの音楽なんですね。とりあえず試しに聴いて下さい、何とも言えない気持ちになりますから。一ファンとして最後に一言言いたい。麓さん、お元気ですか?そろそろ新譜出して下さい、いやホントに。

【Archive:Artist of the month】BELONG編集部が注目する新人アーティストVol.1~4

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