最終更新: 2022年1月23日

The Vinesのクレイグ・ニコルズとEmpire Of The Sunのニック・リトルモアのプロジェクト、White Shadowsが始動した。クレイグの声とメロディーのファンであったニックは一緒にレコーディングを行うことを長年にわたって望んでいたが、初めて会った日から数日で2人はレコーディングを開始し、新作『SECRET OF LIFE』をリリースする事となった。待望のアルバムはアルバムはイギリスの伝説的なポストパンクのプロデューサー、ニック・ローネイ(PiLやギャング・オブ・フォー、ヤー・ヤー・ヤーズら)によってレコーディングされており、ウォーペイント、ジャグワー・マのメンバーも参加するなど、豪華な内容となっている。

先行曲として公開されている「Give Up Give Out Give In」は彼らが発表する初めての楽曲で、ニックと彼の弟でオーストラリアのバンド、Peking DukやParachute Youthとも交流のあるサム(Sam)の共同プロデュース。同曲のオリジナルは2006年のThe Vinesのシングル「Don’t Listen To The Radio」のBサイドとしてレコーディングされたものだ。原曲と比較すると、どこかWashed Outを思わせるチル・ウェーブ風の楽曲は何度聴いても飽きのこない魅力があり、お互いのコラボレーションの相性の良さを物語っているようである。

【リリース】
『SECRET OF LIFE』
2015.4.15 ON SALE

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【プロフィール】
クレイグ・ニコルズはオーストラリアのシドニー出身のロックバンド、ザ・ヴァインズのフロントマンだ。ザ・ヴァインズは1994年にクレイグを中心に結成。2002年にファースト・アルバム『Highly Evolved』をリリースし大絶賛を獲得。バンドはRolling StoneやNMEなどの表紙を飾り、アルバムは全英5位、全豪3位、全米11位と大成功をおさめた。2004年にはセカンド・アルバム『Winning Days』をリリース。このアルバムも大成功をおさめるが、クレイグが病気を患っていることが判明。その後も病気と向き合いながら『Vision Valley』(2006年)『Melodia』(2008年)『Future Primitive』(2011年)とアルバムをリリース。2014年には6枚目のアルバム『Wicked Nature』をリリースした。同じくオーストラリアのシドニー出身のニック・リトルモアはエンパイア・オブ・ザ・サン / プナウのメンバーとして知られる。エンパイア・オブ・ザ・サンは2008年にアルバム『Walking On A Dream』でデビュー。同アルバムは世界で100万枚以上のセールスを記録し、ARIAアワード(オーストラリアのグラミー賞)では「アルバム・オブ・ジ・イヤー」を含む8部門を受賞。ブリット・アワードでは「ベスト・インターナショナルナル・アルバム」を含む2部門にノミネートされ、EDMシーンのパイオニア的作品として大きな評価を獲得した。また、2013年にはセカンド・アルバム『Ice On The Dune』をリリース。こちらも全米チャートの20位にランクインするなど大ヒットを記録した。一方、プナウは1999年アルバム『Sambanova』でデビュー。当アルバムはARIAアワードで「最優秀ダンス・アルバム」を受賞など大ヒットを記録。プナウはその後もアルバムのリリースを続け、エルトン・ジョンとコラボレートした2012年のリミックス・アルバム『Good Morning To The Night』は全英1位を獲得した。ホワイト・シャドウズはクレイグ・ニコルズとニック・リトルモアのプロジェクトで、ニックが長年にわたってクレイグの声とメロディーのファンであったことが契機となり始動した。クレイグとって初めてのザ・ヴァンズ以外のプロジェクトとなる。

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【Live Event】BELONG Magazine Presents “Make It Scene Vol.1”

2015.05.23 (sat)@LIVE SPACE CONPASS (心斎橋コンパス)
Live:DENIMS/The Foglands/NOWEARMAN and more!
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