最終更新: 2015年6月26日


The Viewがより独創性を増して帰ってきた!今年、バンド10周年を迎えるアルバム『ROPEWALK』が完成!2015年9月9日に日本先行リリースされる。プロデューサーはザ・ストロークスのアルバート・ハモンドJrとガス・オバーグ(ザ・ストロークス他)で、ジャスティン・ゲリッシュ(ヴァンパイア・ウィークエンド他)がミックスを手掛けている。アルバート・ハモンドJr&ガス・オバーグとのコラボレーションによって、新曲「Marriage」ではThe Viewの新しい面がひきだされた。引き締まったファンク・チューンでカイル・ファルコナーのソウルフルなヴォーカルを聴くことができる。「このレコードによってコンフォート・ゾーンの外側に行くことができたんだ。アルバートとガスにアルバムをプロデュースしてもらえたのは最高のことだった。結果にはとても興奮している。ぼくらのアルバムの中でも最も独創的な作品だ。創造的な可能性の為に僕らは本当にオープンになったんだ。そうした僕らのビジョンは報われた。はやくリリースしてライブでプレイすることが待ちきれない」とカイル・ファルコナーは語っている。今作での来日公演に期待したいところだ。

またThe Viewは自身のニュー・アルバム『ロープウォーク』で、なぜアルバート・ハモンドJrとガス・オバーグをプロデューサーに選んだかについてちょっとした話をしている。「なぜなら彼はザ・ストロークスのメンバーだからね!そして彼はそのことに飢えているようだった」とベースのキーレン・ウェブスターは語る。「彼のお父さんもソングライターだった」と60~70年代に活躍したアルバート・ハモンドSrについてシンガー / ギタリストのカイル・ファルコナーは付け加える。「しかも彼はザ・ストロークスのメンバーとして沢山のアルバムを作った。曲の裏も表も知っていると思ったんだ。だから彼が僕らと仕事をしたいと思ってくれたなんて本当に光栄なことだよ。多くのプロデューサーたちは実際の音を好む傾向にあるよね。それとは違って彼とガスは座って一曲一曲をじっくりと聴いていくんだ。こんな経験はしたことないよ」とカイルは語っている。

的確なプロデューサーやコラボレターを選択することによって得られる創造的可能性にオープンになれば、時として曲が本来の姿で鳴ることを知ることができる。「アルバートやガスと仕事をして彼らに僕らの曲を料理させるのは本当に怖かったんだ。けど、誰かを信頼しなくてはならない時には、君だってストロークスのギタリストとプロデューサーを信頼するでしょ?それは本当に素晴らしいと感じたよ」とカイルは認める。そう、『ロープウォーク』の素晴らしい結果こそがバンド自身を代弁している。The Viewは全てにおいて再び燃えているのだ。

【リリース情報】
『ROPEWALK』
OTCD-4612_cover
2015.9.9 ON SALE(日本先行発売)
■品番:OTCD-4612
■価格:¥2,300+税

【収録曲目】
1. Under The Rug / アンダー・ザ・ラグ
2. Marriage / マリッジ
3. Living / リヴィン
4. Talk About Two / トーク・アバウト・トゥー
5. Psychotic / サイコティック
6. Cracks / クラックス
7. Tenement Light / テネメント・ライト
8. House of Que’s / ハウス・オブ・キューズ
9. Penny / ペニー
10. Voodoo Doll / ヴードゥー・ドール
※他、日本盤ボーナス・トラックを追加収録

【プロフィール】
スコットランドのドライバラ出身。メンバーはカイル・ファルコナー(Vo/G/B)、キーレン・ウェブスター(Vo/B/G)、ピーター・ライリー(G)、スティーヴン・モリソン(Dr)の4人。パブなどでプレイするカバー・バンドを経て、18歳の時にThe Viewを結成した。2005年にライブ活動を開始し翌年には地元のダンディーのレーベルからEP『The View EP』をリリース。その後、バンドは地元でベイビー・シャンブルズがライブをおこなった際、ピート・ドハーティにデモ・テープを渡し、それが契機となり、ザ・ストロークスやザ・リバティーンンズを手掛けたことで知られる元ラフトレードのA&R、ジェイムス・エンダコットが立ち上げたソニー傘下の1965レコーズと契約した。2007年、プロデュースにオアシス他を手掛けたオーウェン・モリスを迎えたデビュー・アルバム『ハッツ・オフ・トゥ・ザ・バスカーズ』をリリース。アルバムは全英アルバムチャートで初登場1位を獲得し、プラチナム・セールスを記録。マーキュリー・ミュージック・プライズにもノミネートされた。またアルバムにも収録された「ウェイステッド・リトル・DJ’s」は同年のNME AWARDでベスト・トラック賞を受賞した。2009年、バンドはオーウェン・モリスとカイルの共同プロデュースによるセカンド・アルバム『フィッチ・ビッチ?』をリリース。アルバムは全英チャートで4位を記録。2011年にはサード・アルバム『ブレッド・アンド・サーカシズ』をリリース。プライマル・スクリーム他を手がけたことで知られる元キリング・ジョークのYouthプロデュースによる同作は全英チャートで14位を記録した。2012年、バンドはクッキング・ヴァイナイルに移籍し、マイク・クロッシー(アークティック・モンキーズ、レイザーライト他)のプロデュースによる4枚目のアルバム『チーキィ・フォー・ア・リーズン』をリリース。アルバムは全英チャートで9位を記録した。

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