最終更新: 2020年2月21日

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Weezer – Thank God For Girls(yabori)
なんてこった!Weezerの新曲がヒップホップになってるじゃないか!!今まではパワーポップやエモといったジャンルで語られる事の多かった彼らであるが、今回は一味違う。この曲の前に公開された新曲「Do You Wanna Get High?」は、グランジとパワーポップの中間で、まさに王道をいくような曲であっただけにこの変化には心底驚いた。“泣き虫ロック”と言われていたのも今は昔、リヴァースもMVではインチキ神父と化し、アンチヒーローを演じている。Weezerは大進化を遂げたのだ。このバンド、マジで半端ない。これらの曲が収録されたWeezerの新作アルバムが楽しみ過ぎる。

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YOU SAID SOMETHING – as you are(Chappy)
ここ最近に聴く邦楽インディーミュージックは関西や関東が中心な事が多く、まだまだ知らないだけでそこかしこに良いバンドが居るんだろうなと思っていた矢先に、北海道にて活動する男女混合インディーバンドYOU SAID SOMETHINGを知った。すでにインディーシーンでは注目を集めているようで、2年ぶりとなる新作『as you are』が12/9にリリースされる。過去の楽曲と先駆けて公開されたアルバムのリード曲「as you are」を聴き比べると、バンド編成などを経てさらなる進化を遂げた様が伺える。一瞬、海外のインディーミュージックかと思ったほど彼等ならではの多彩なエッセンスが詰めこまれいて、煌びやかなポップとノスタルジックさ漂うメロディの融合が何とも不思議な感覚にさせられてしまう。

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DIIV - Mire(Grant‘s Song) (木ノ下トモ)
ザカリー・コール・スミス率いるニューヨークのドリーム・ポップ・バンドDIIVが、来年リリース予定のアルバム『Is The Is Are』から新曲「Mire(Grant’s Song)」を公開。このアルバムからはすでに、きらめく浮遊感が心地良い「Dopamine」と押し寄せるギターサウンドが耳に残る「Bent(Roi ’s Song)」の2曲がSoundCloud上で公開されています。3曲目に公開されたこの曲。うねりのような音の重なりの中で、混ざるように、反発するように、鳴り響く歪んだギターが印象的。音の渦の中で、ささやくように歌うヴォーカルとその影のようなコーラス。間に入るシャウトがドリーミーなハードさを際立たせる。気持ちいいディスコードのバランスがかっこいい1曲です。

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Kid Astray – No Easy Way Out(まりりん)
FLAKE RECORDSのダワさんのプッシュで知ったノルウェーのシンセポップバンド、KID ASTRAY。11月18日に1st Full Album『HOME BEFORE THE DARK』が日本でも発売された。北欧のシンセバンドと言えばTHE ROYAL CONCEPTだが、それをさらにポップでダンサブルにしたような。彼らのHPのデザインがめちゃくちゃ可愛くて、シンプルでセンスのいいジャケットやMVにも女の子心をくすぐられる。グッズもきっとかわいいから来日してほしいな。最近インテリアなどに来ている北欧ブーム、雑貨だけでなく音楽にも来るかもしれない。人数が多くて女性メンバーがいるというのは日本の若手バンドでも増えてきている傾向なので、洋楽に興味のない人でも聴きやすいと思う。

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サカナクション – 新宝島(桃井かおる子)
人気漫画の実写映画『バクマン』の主題歌として既にお茶の間で人気を博している(であろう)このナンバー。発売から少々経っているので、「えっ、今さら?」と思う方も中にはいると思う。しかし、私も今さらながら、このMVがある意味スゴイことをしていることにようやく気づいたのである。何がスゴイかって?それを読者の皆さんにお伝えする前に一言言いたい。私は彼らの術中にすっかりはまっていたらしく、それが非常に悔しい。皆さん、この映像をよく観察して下さい。スーツを着て登場したメンバーが程良くリズムを刻んで、彼らが階段を下りるとそこには昭和クサいチアリーディング部がお待ちかね。この感じ、どこかで見覚えありませんか?…そう、まさにこれは昔懐かし『ドリフ大爆笑』のエンディングではないか!ほぼ完全にドリフをパクっているのに、なぜかそれを感じさせることがない。パクっているどころか、もはや自分達のモノにしてしまっている。「この感じ、どこかで見たんだけだな…。」とずっと思っていたのだが、恐らく彼らはそれを狙っていたのか、どうやらその術中にはまっていたようである。ドリフ好きの私ですら、気がつくのにこんなにも時間を要してしまうとは。恐るべし、サカナクション。さあ、今すぐYouTubeをチェック!

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