最終更新: 2019年5月18日

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TENDOUJI – Skippy(まりりん)
みんな大好きTENDOUJIが6月発売の2ndE.P.から「Skippy」のMVを公開した。みんな大好きというのにはちゃんと理由があって、彼らはどんなジャンルにも対応しちゃうのだ。オールディーズが好きな人も、00年代UKロックが好きな人も、邦ロックが好きな人も「TENDOUJI好き!」ってなる。ジャンルの壁を超えるということでDragon Ashのようだと言われるし、友達同士で「TENDOUJIで誰が推しメン?」って話ができるところからインディーバンド界のSMAPとも言われる(実話)。若くないし、かっこよくないし、演奏もうまくない、でも好きになっちゃう。そんなものが気にならないくらい曲と人柄がめちゃくちゃ良い。彼らの「GRUPEEEE」はYkikiBeat「Forever」と並んでDJイベントに欠かせない曲となっている。嘘でしょと思うなら1度ライブを見てほしい。バカみたいな本数やってるから絶対予定が合う日があるはずだ。どこか懐かしく思わず踊っちゃうインディーミュージックは老若男女問わず愛される。その魅力に取り憑かれたら、あなたともこの話がしたい。「TENDOUJIで誰が推しメン?」

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リア・ドウ – My Days(yabori)
ファイナルファンタジーVIIIのエンディング曲の「Eyes On Me」って曲を覚えていますか?僕はゲームをやりこんでいたつもりですが、すっかり忘れていました。今回紹介する北京生まれの19歳、リア・ドウはあの「Eyes On Me」を歌っていたフェイ・ウォンの娘だそうで、父親はロック・バンド黒豹でも活躍してきたヴォーカリスト=ドウ・ウェイという、サラブレットぶり。どれくらいサラブレっているかというと、森進一と森昌子の子供、Taka(ONE OK ROCK)みたいなもんだろうか。しかしその出自に負けず劣らず彼女は曲だけでなく、ボーカルも良い。何より北京出身にも関わらず、海外アーティストのように聴こえるし、「My Days」という曲はどこかブリストルサウンドを思わせるクールさがある。日本ではD.A.N.やyahyelなどのクールなサウンドを聴かせるバンドが現れたが、中国でもリア・ドウという逸材が出てきたのだ。これからは中国を始めアジア圏からも欧米でも活躍しそうなアーティストが出て来る時代になるんじゃないだろうか。余談ですが、彼女は日本に留学経験があり、その時に好きになったミュージシャンがゆらゆら帝国だそう。そら間違った音楽は作らんわな~。

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WEIRDO – ARMANIO (木ノ下トモ)
謎につつまれたWEIRDOというアーティスト。ベルリンに拠点を置くとか、UKのプロデューサーとか色々説はあるようですが、はっきりしたところはよく分からない・・・。でも確実に言えることは、かっこいい!これまでに「BUTTER」と「ARMANIO」の2曲がSoundCloud上にあげられているんですが、どちらも良くて紹介するのに迷ってしまいます。「ARMANIO」は、力強くて踊れる感じの曲なんですが、細かい音が繊細できれい。そしてキャッチーだからもっと聴きたいなって思います。プロデューサーをやってる方って、大体、めっちゃ歌えるやん!みたいな人多いですよね。そもそも音楽の才能なかったらプロデュースなんてできませんもんね。気に入ったら、「BUTTER」の方もぜひ!こちらはこちらでキュートで、個人的にはこっちの方が好きかも。

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