Gotch
Neil Youngは昔から政治についても発言してたりとか、いまだにいろんな実験をしようとアルバムを作ってたりとかそういう姿勢も好きだしね。だからミュ-ジシャンとしての生き方がカッコいいと思うな。尊敬してる。

インタビュー:後藤正文 インタビュアー:yabori

-後藤さんのル-ツに当たるレコ-ドについて教えてください。
ソロアルバムっぽいレコードを持ってきました。持ってきたのはNeil Youngの『After The Gold Rush』と、BECKの『Mellow Gold』とWilcoの『Being There』です。どれもアコ-スティックっぽいアルバムで、フォ-キ-ですね。

-Wilcoはどういうところがル-ツでしょうか?
Wilcoは浪人時代に「Outtasite」っていう曲をBEAT UKという番組で観て、それで大好きになったんです。

-きっかけはテレビなんですね。
そう、テレビでPVを観て。すごいいいなと思って買ってきたら自分が思ってたよりもカントリ-で。これは2枚組で、1枚目はロックバンドっぽい演奏で2枚目は本当アコ-スティックな感じのCD2枚組のアルバムだったんですけど、こういうのが自分の好みなんだっていうのを当時ちゃんと拾ってたからこそ今があると思ってて。BECKとかも意外と大きいんだなっていう。Wilcoなんて全然日本に来なかったから観ることもできなかったし。初めて来たのがMagic Rock OutっていうFoo Fightersがトリのイベントで。それも夜中だったから行けなかったし、バイトもあったし。だけど今何度か来てくれるようになって、ずっと好きでよかったなと思うし、今では自分の理想の音に近い。

-グラミ-も獲りましたしね。
グラミ-獲っちゃったってのが来づらい原因でもある。でも大好きですね。ブリットポップ以外で自分のル-ツっていう。アメリカだとこういうのが出てくる。もちろんFoo Fightersみたいなヘビ-なやつも好きなんだけど、Televisionみたいなパンクも。これがWilcoとの出会いのアルバム。

-続いて、BECKの『Mellow Gold』ですね。
これは洋楽にハマるにあたって友達に最初に借りた3枚のうちの1枚。これはもうほんと1曲目の「Loser」に尽きるというか。これけっこう難しいんだけどね。この後『Odelay』ってアルバムが出て、そっちの方が分かりやすい。『Mutations』ってアルバムとどっち持ってこようか迷ったんだけど、これもすごく好きで。自分のスタジオがCold Brainって名前なんだけど、『Mutations』に入っている「Cold Brains」からとってるんだよね。そのスタジオでこの新作を作ったんだけど。だから『Mutations』も好きなんだけど、出会いはこれだったからこっちを持ってきた。

-じゃあ洋楽聴いたのはほぼ最初がBECKという感じだったんですね。
それより前にメロコアとかは聴いてたんだ。Bad Religionとか、GREEN DAYの初期とか、NOFXとか。でもオルタナに目覚めたのはWilcoとかBECKとかが、最初に聴いてカッコいいと思ったから。

-最後の一枚はNeil Youngの『After The Gold Rush』ですね。
これは大学の先輩に聴かせてもらってめちゃめちゃいいと思って。「Only Love Can Break Your Heart」っていう曲が大好きで。今この曲をレコ-ドで聴くと音ちょっと割れしてたりして面白いんだよ。そういうところも含めて好きかな。後半ちょっとよく分かんない曲とかもあるんだけど、最初の何曲かのメロディ-の良さがすごい好きなんだよね。Neil Youngは全部大好きというわけじゃないんだけれど「Walk On」とかすごいツボな曲があって。なんで全曲ああいうテイストでやらないんだろうって思う(笑)。この人は昔から政治についても発言してたりとか、いまだにいろんな実験をしようとアルバムを作ってたりとかそういう姿勢も好きだしね。だからミュ-ジシャンとしての生き方がカッコいいと思うな。尊敬してる。

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