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僕らは不器用な12歳の少年だったから、明らかに曲を殺していたね。でも、The Strokesの『Is This It』が僕らにとって決定的なものになった。僕はジュリアン・カサブランカスのメロディーが好きなんだよ。

アーティスト:ドミニク・マクギネス(Vo,G) インタビュアー:yabori 翻訳:Mayumi Yada、木下トモ 撮影:MASAHIRO ARITA

-BELONGには、“Roots Rock Media”というコンセプトがあります。それにちなんでThe Bohicasのルーツに当たるアルバムを3枚教えてください。またその作品にどのような影響を受けましたか?

Queens of the Stone Age – Songs For The Deaf
僕が知ってるアルバムの中で、もっとも充実したサウンドが詰まっているものだ。作品はもちろん素晴らしいし、僕が好きなアルバムは全部そうだけど、隙がないアイデンティティーがその中にある。初めから、頼りない乗り物に座って絶望的な地形をスピード出して突っ走る感じ。最初の曲(「You Think I Ain’t Worth a Dollar, But I Feel Like a Millionaire」)が一番のお気に入りだよ。歌詞も、音楽も、何もかも全て。グリットとグルーヴが同じだけあるのがいい。

The Strokes – Is This It
僕とドラムのブレンダンは、これが発売された後すぐに出会ったんだ。僕たちは学校のランチの時間を、できるだけ自分たちのパートを覚える時間に使っていたんだ。僕らは不器用な12歳の少年だったから、明らかに曲を殺していたね。でも、このアルバムが僕らにとって決定的なものになった。僕はジュリアン・カサブランカスのメロディーが好きなんだよ。特に最高に格好いいロックナンバーにのって歌われる時のメロディーが。このアルバムの中で好きな曲は、「New York City Cops」。ニューヨークを訪れたことはないけど、この曲を聴くと僕が考えるニューヨークのとってもクールな景色が彩られていくんだ。あと、この曲がレコーディングされた時の情景とか。

The Beatles – With The Beatles
ビートルズは全部好きだよ。でも、このアルバムは僕に、ロックバンドが汗にまみれながら自分たちのクリエイティビティを切り開き始めているところを見せてくれた。それはまだ表には出てないし、皆は典型的な初期ビートルズのロックソングって言うだろう。だけど僕からすると、「It Won’t Be Long」のソングライティングには、クラブのお抱えバンド以上の重要な何かへと進化するバンドの始まりが見えるんだ。ビートルズは自分たちを否定し、ジャンルを飛び越える事でリスナーを驚かせてきた。それは僕たちがレコードの中に抱く何かではなくて、彼らのソングライティングを掻き立てた音楽の幅広いジャンルにわたる嗜好だったのかもしれない。僕らが受けた影響も単なるロックンロールとして集約されるんじゃなくて、それがアルバムに現れているといいなと思う。

【BELONG Magazine Vol.12はThe Bohicasが表紙でインタビューを掲載】
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