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アーティスト:王舟 インタビュアー:yabori 撮影:Takahiro Higuchi

ロゴ_邦楽への扉

アーティストがルーツとなる日本の音楽家を紹介する“洋楽への扉”ならぬ“邦楽への扉”という企画。ルーツとなる日本の音楽家に焦点を当て、音楽と人柄の両面から日本のポップミュージックの面白さを掘り下げていく。是非、インタビューしているアーティストの音楽とルーツになっている音楽とを聴き比べて欲しい。 BELONG編集長 yabori

―今回BELONGは“邦楽への扉”という内容を考えています。ルーツになった日本の音楽を教えてください。
王舟:日本に来たときはスピッツを聴いてましたけど、それがルーツかってなるとまた分かんないですね(笑)。音楽を作るようになってからよく聴いていた日本のアーティストは小沢健二です。

―では日本に来る前は何を聴かれてましたか?
中国の歌謡曲ですね。あとはおじいちゃんが持ってた上海のニューオーリンズ・ジャズをやってるバンドのCDがあって、それをよく聴いてたんですけど、ほとんど覚えてなかったです。日本に来てニューオーリンズ・ジャズを知って、友達がやってるのを経由して聴いたら小さい時に聴いてたような感じで。それに関しては前のアルバムに影響が出てるんじゃないかと思います。あと、周りにいるミュージシャンの音楽はよく聴いてますね。

―周りにいるミュージシャンと言えばどのようなバンドですか?
名古屋にいるGofishや東京のGELLERSというバンドですね。

【BELONG Magazine Vol.14は王舟のインタビューを掲載】
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Cover_Galileo-Galilei-Tempalay×Homeshake_ol(入稿用)

―GELLERSってトクマルシューゴさんがやってるバンドですよね。
そうです。それこそ一番聴いていた日本人のアーティストはトクマルさんですね。20代の半ばでトクマルさんのこと知って、その時は日本人の音楽をそんなに聴いてなくて。でも、トクマルさんの音楽はすごく聴きました。

―トクマルさんの音楽はどういうところが魅力的だと思いますか?
最近はちょっと違うんですけど、ファーストの『Night Piece』は音が1個加わると場面が変わる部分があってすごく機能的だなと思って。水面に水滴が落ちて波紋が広がるみたいな、そういう綺麗な感じがあって好きですね。

―音楽からそういうイメージを感じるという事でしょうか。
イメージというか音楽自体も言ってみたら音の振動なんで、そこに別の振動が加わると音が変わるっていう。そもそもそれは人間が思い付く前にすでにあった自然現象であって、そういうとこを難しく考えだすと細かいんですけど、それをなんとなく聴きながら味わうっていうのはみんな最初からできると思うんですよね。そういうのが不思議だし面白いんで、そういう風に音楽っていいなって。それがトクマルさんの音楽なんですよね。

―それではトクマルさんの人柄の魅力を教えてください。
意外と兄貴分な方です。優男なイメージはなくて男気がある方ですね。

―何かエピソードはありますか?
いつもアドバイスや困った時に話を聞いてくれますね。懐が深いというか面倒見も良くて。でもあんまり甘えすぎないようにしたいなって思いますね。

―音楽面でアドバイスをもらう事もあるんですか?
それがあんまり覚えてないんですよね。細かい音楽の話になると共有できる人が限られてくるんです。トクマルさんの方がもっと詳しいので悩みを相談したら、トクマルさんの考え方を言ってくれるので満足しちゃうみたいなとこありますね(笑)。

―そうなんですね(笑)。それでは日本のアーティストで憧れの人に会った時のエピソードはありますか?
それがトクマルさんですね。小さいライブハウスで会ったんですけど、当時トクマルさんがThe La’sってバンドのことをブログで書いてて、俺も好きだったんでその話をしました。その後トクマルさんのバンドメンバーの人達とバンドを組むようになって、だんだん距離が近くなっていきましたね。

―そうなんですね。では今、一番気になってる日本の音楽を教えてください。
好きなバンドは若手だとnever young beachですね。

―どういうところが好きですか?彼らにこないだインタビューしたんですけど、めっちゃ面白かったんですよね。
あんまり器用そうに見えないのが好きです。音楽はすごく器が大きい感じがしますね。どうでもいいことを歌ってても曲がいいっていう。そういう物作りの姿勢がいいなって思います。

―ネバヤンって好青年の印象があったんですけど、実際にインタビューしてみたらめちゃくちゃなこと言ってて(笑)。肩パンする遊びしてるとか(笑)。
俺もやんちゃな感じが好きですね。自然な感じでやってるので。

『PICTURE』
Now On Sale

【Live】
■王舟「PICTURE Release Tour(Alone)」
2016年2月11日(木・祝)愛知 西アサヒ
2016年2月13日(土)京都 喫茶ゆすらご
2016年2月14日(日)広島 浄泉寺
2016年2月18日(木)福岡 STEREO SIDE-B
2016年2月20日(土)北海道 kino cafe
2016年2月21日(日)宮城 BAR&EVENT HOLE Tiki-Poto

■王舟「PICTURE Release Tour(Big Band)」
2016年3月5日(土)大阪 Shangri-La
2016年3月13日(日)東京 LIQUIDROOM

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