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the HIATUSがビルボードライブに出演した。彼らはライブハウスで演奏するロックバンドというイメージが強かっただけに、今回の発表には驚かされた。ビルボードライブは名だたるジャズミュージシャンを始め、ブラックミュージック色の強いアーティストが出演する会場である。それにもかかわらず、彼らは一体どんなライブをやるのだろうか。

以前、彼らのライブをZEPPで見た事がある。その時はロックチューンを中心に披露し、お客さんも飛び跳ねてモッシュやダイブが自然と起こっていたのだが、今回ばかりはそうはいかない。そもそもビルボードはライブハウスというよりもジャズクラブであり、全席固定で座ってライブを見るのだ。今日の場合だとソールド公演というのもあり、ステージ上の伊澤の弾くピアノのすぐ後ろに席があるというライブハウスでは考えられない近さで見られるという特別感もあった。

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結論から言えば今回の公演はライブハウスとは異なるアレンジで演奏された。イントロを聴く限りではどの曲を演奏しているのか分からなかったのだが、それこそ彼らの狙いだったようだ。特に「Thirt」は伊澤のピアノソロから始まり、細美の歌に入るまでは何の曲か分からなかった。この曲を始め、披露された曲の大半はアコースティックの編成で演奏する時のような必要最低限のアレンジであったが、細美のメロディーが際立つように計算されていた。

この日は細美も饒舌でいつも以上にMCの時間を設けているように感じた。自分が見たのは一日二公演中の二つ目だったのだが、一回目の時にハプニング的に行われたセッションを、今回も再現してくれた。そのセッションは伊澤のピアノとmasasucksによるギターの掛け合いから始まった後、ウエノのベースが引っ張っていく構成となり、そこに柏倉がドラムを乗せていった。そうしていくうちにまたギターが前面に出てくる頃にはThe Doorsの「Roadhouse Blues」をもっとスイートにしたようなブルースロックナンバーになった。メンバーも予想だにしない突然の出来事であったと思うのだが、即興でブルースナンバーが出て来たのは、メンバーのルーツにある音楽と歴史あるビルボードならでは演奏だったのではないだろうか。これこそ本日のライブのハイライトであり、ここでしか見れないであろう特別な一夜になった。(文章:yabori/撮影:Tsukasa Miyoshi (Showcase))

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【公演情報】
the HIATUS
ビルボードライブ大阪:2016/10/10(月祝)
1stステージ開場17:30 開演18:30 / 2ndステージ開場20:30 開演21:30
公演詳細はこちら
INFO: http://www.billboard-live.com

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