K-PopやK-HipHopが熱気を帯びている韓国で、今、インディーシーンが熱い。日本デビューが話題を呼んだHYUKOHを始め、ボーダーレスな音楽を提供するアーティストが出てきている。中でもひと際光るOOHYO(ウヒョ)は、韓国生まれ、アメリカ育ち、現在は留学先のロンドンを拠点に活動するシンガーソングライター。2014年リリースのデビューEP『Girl Sense』が海外の音楽サイトで取り上げられ、話題に。また、韓国内でもトップアイドル達がSNSで猛プッシュ、一緒に仕事をしたいとこぞって熱い視線を向けているという。

最新シングルの「Pizza」を聴いたとき、彼女がアジア系のアーティストだとは思わなかった。特有のお国柄を感じさせない洗練されたシンセポップは、ドリーミーで心地良い。柔らかで愛らしい歌声が、彼女のキュートな世界観によく似合う。カップリング曲は、LUCKY TAPESのフロントマンであり、ソロ名義で楽曲提供やリミックスも手掛けるKai Takahashiがリミックスを担当。国境を超え若手同士が触発し合う様を見て、新しい時代の風を感じた。また、1stフルアルバム『Adventure』では、韓国の人気ラッパーThe Quiettをフィーチャーし、リスナーを驚かせた。ジャンルや形式にとらわれない音楽を追求している姿も魅力だ。彼女の作る音楽は、欧米のそれと並んでも違和感がない。中には韓国語で歌われているものもあるが、耳につくことはない。そのことが、彼女の楽曲のクオリティの高さを証明している。

面白いことに、彼女は色んな場所を転々として一所に留まったことがないそうだ。カリフォルニア、アリゾナ、ニュージャージーから、韓国へと戻り、またロンドンへと旅立っている。様々な文化や場所に飛び込んできた経験が、自由でユニークな作風を生んでいるのかもしれない。また、彼女の影響を受けたアーティストは、Phoenix、Mamas Gun、Manceau、Elton Johnなど。欧米の音楽から強い影響を受け、国を超えて活動する彼女がボーダーレスな音楽を作るのは、当然のことだろう。世界をまたにかけて活躍する日も、そう遠くはないかもしれない。(木下トモ)

【Magazine】

BELONG Vol.20
発刊日:7月1日(日)発刊

【特集:YOUTHWAVE ASIA】
ボーダレスな音楽を志向する新世代特集“YOUTHWAVE”の番外編として、韓国のHYUKOHを筆頭にアジアの次世代アーティストを紹介。

表紙:HYUKOH
I Mean Us/The White Tulips
Lin Ying/MISO/Neon Bunny/OOHYO/Leah Dou

表紙:シャムキャッツ(3号連続企画第3弾 メンバー全員インタビュー)
DATS(2号連続掲載)/Cigarettes After Sex

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【募集】

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詳しくはこちら http://bit.ly/2sIXS3y

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