東京とヨーロッパで活動するオリエンタル・ドリーム・サイケバンドKUUNATIC(クーナティック)が、デビューEPをリリースし、2月24日にリリースパーティーを行う。彼女らは2017年の10月にはすでにイギリスでツアーを敢行し、国内だけでなく、海外でも活動している。しかもベネズエラやフィンランド出身の元メンバーがいたり、月を崇めていたり、何かと謎が多い。そんなKUUNATICとは一体何者なのか?

アーティスト:(key/Vo)、ユウコ(Dr/Vo.) インタビュアー:桃井かおる子

-まずはメンバー紹介をお願いします。
フミエ(key/Vo)、ユウコ(Dr/Vo.)、ショウコ(Bass/Vo.)です。

-皆さんはどのようにして出会って、なぜバンドを結成することになったのですか?
フミエ:私とユウコは元メンバーのアンジーを会して知り合いました。とりあえずジャムセッションしてみようということになってみんなでスタジオに入ったら、ピンとくるものがあって。その数週間後に一緒に曲を作り始めました。ショウコは2人とも前から友達で、去年のイギリスツアーの数ヶ月前にバンドに参加してもらいました。

-KUUNATICというバンドの名前には、どのような意味が込められているのでしょうか?
”KUU”というフィンランド語で月という意味の言葉と、英語の”LUNATIC”を掛け合わせて造った名前です。初めはフィンランド人のサンニという子がギターを弾いていて、彼女の母国語からアイディアを得ました。普段から3人とも月を崇めています。

-今回こうしてKUUNATICにインタビューすることになったのは、皆さんが私達に音源を送って下さったのがきっかけなのですが、なぜご連絡下さったのでしょうか?
以前知り合いのバンドのリリース記事、イベント記事が掲載されているのを見て、レビューも添えられていたので、ぜひ私たちのEPのことも書いていただきたいと思いご連絡しました。

-BELONGのことはいつ頃からご存知でしょうか?そもそも、何がきっかけで私達のことを知ったのですか?
2015年にVinyl Peopleの特集を組んだ号を目にして、そこからBELONGさんのことをフォローしてました。私たちもレコードジャンキーなもので・・・あの号をみつけた時は嬉しかったです。Charaさんが可愛かったです。

-どうしてメイクやコスチュームを統一して演奏するのでしょうか?
演奏の上で、よりシンクロするためです。

-日本で活動されていますが、ヨーロッパツアーにも行ったそうですね。どうして海外でツアーをしようと思ったのでしょうか?
“KUURANDIA”をヨーロッパのレーベルからリリースする話があったんですが、いろいろあって。タイミングですかね。メンバーそれぞれ海外に友人が多いし、あまり距離を感じずに活動しているような気はします。

-今作は最初の「Distant Song」から始まって、どの曲もハードロックの側面を持ちながら北欧やアジアの音楽の要素を取り込んだ内容になっていると思います。今作には何かコンセプトのようなものがあって、そのもとで制作が進められていったのでしょうか?
1stなので、初期衝動的な感じが強いですね。思いつきのアイデアを詰め込んで、それぞれ経験の少ない楽器を担当しながらもどうにか演奏できるような形に持って行きました。やりたいことにスキルがついていかなくて。だから結構アクロバットな展開になってるんですけど、ハードロックなんかの様式も入ってますね(笑)。みんな好きな音楽がすごくバラバラなんですが、それでもあの音楽のここがかっこいい、って共通して思う部分はあって。それを切り取って繋いだからこういう音になったんだと思います。

-このような音楽を作ろうと思ったのには、何か具体的なきっかけなどがあったからでしょうか?
ユウコ:元メンバーのアンジーはベネズエラ出身なんですね。フミエはイギリスに住んでいたし、わたしは日本の狂ったアンダーグラウンドシーンに強く影響を受けていて。異文化交流みたいな目的を持って始めました。和楽器の音と、ラテンやカリビアンの音を融合させた理由はそれですね。あと、女同士で合唱がしたかったんです。雨乞いとか、河原で貝剥く時に、みんなで歌ってるようなイメージですね。

-様々な国や地域の音楽の要素を取り入れているからこそ、歌詞も英語にされているのでしょうか?
そうですね。一部日本語やスペイン語も入ってます。耳障りの好みで英語を選んでるというのもありますが、音と言語で世界を巡りたいですね。新しい曲にはスワヒリ語も登場しています。

-歌詞の内容がスピリチュアルなニュアンスなのも、音楽の内容と何か関係があるのですか?
歌詞は大体非現実的な体験やイメージから生まれていて、幻想的な世界を歌っています。曲作りの段階で物語も生まれて、それを歌詞にしたりもしています。

-EPのハイライトでもある「Kuulanding」、この曲がどのようなイメージで作られたのかを伺いたいのですが、まずはこのタイトルにはどのような意味が込められているのでしょうか?
“Kuu=月”が、“landing=降り立つ”っていう意味です。日本からベネズエラのマラカイボ湖っていうほぼ毎日雷が鳴ってる場所に瞬間移動するんですよ。最後はアルマゲドン的なイメージです。kuu人が地球を襲来するんです。

-歌のパートが沖縄民謡みたいだったり和楽器の音を取り入れたり、アジア色の強い曲にされたのはどうしてですか?
オリエンタルとラテンのコントラストを強くしたかったので、それぞれ象徴的な音作りを目指しました。

-今作は最初から最後まで曲の切れ目をあまり感じさせない、組曲を聴いているような印象を受けました。曲と曲のつなぎ目やその流れに関して、何か工夫されたことなどはありますか?
時系列順になってます。出来た曲から順に・・最終的に聞いてみても、この順番がしっくり来たので。特に曲間は意識していなかったですが、最後にハンドクラップでフェードアウトしたのは幕引き的なイメージを作りたかったからですね。

-今作は君島 結さんのTSUBAME STUDIOでレコーディングされたそうですが、君島さんとはどのようにして出会って、なぜ今回作品作りに協力して頂くことになったのですか?
アンジーが幾何学模様というバンドの初期作品に参加してて、君島さんのことを知ってたんです。実際みんなで会ってみたら、意気投合して。君島さんも私たちのデモを聴いて、すごく興味を持ってくれました。「Kuulanding」のラテンパートでロートタムを使ってるんですが、それは君島さんのアイデアですね。君島さん、他にも変わった楽器をたくさん持ってるんですよ。一緒に作れていい刺激になりました。

-改めましてデビューEP『KUURANDIA』には、どのような意味が込められているのでしょうか?
KUU人が襲来してアルマゲドンが起こって、KUURANDIAっていう国ができた、ということです。

-今作をどのような人に聴いてほしいと思いますか?
トライバル、サイケ、プログレ、カルト的なものがお好きな人や、旅好きな人などに。

【Event】
“KUURANDIA” EP Release Party

2018年2月24日(土)@東京・落合Soup
Open/Start 18:30 Entrance 2,000yen +1D

KUUNATIC/GREEN MILK FROM THE PLANET ORANGE/秘部痺れ -Hibushibire/EL SONOCOS/Monobrow
DJ: Saki (BANG THE NOISE)/Kei Sekikawa

https://www.facebook.com/events/160320014591042/

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