テキスト:矢部友宏(yabori)
アークティック・モンキーズの登場以降、下火となっていたUKロックシーンがここに来て、大きなうねりを起こそうとしている。

昨年はウルフ・アリスがアークティック・モンキーズの『トランクイリティ・ベース・ホテル&カジノ』やノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ『フー・ビルト・ザ・ムーン?』を破り、マーキュリー・プライズを受賞するという偉業を果たした。セカンドアルバムが全米・全英一位に輝いたThe 1975が短いスパンの間に2枚ものアルバムをリリースするなど、そろそろUKロックが息を吹き返すのではないかと期待されている。

と音楽メディアはいつだって期待させるものであるし、実際こういうことは何回も言われてきたが、イマイチ実感が湧かないのが実のところだと思う。当サイトでもかつてはその現状について“サンダラ・カルマ越しに見る、UKロックバンドの人材不足問題”なる記事を書いてきた。

圧倒的にガールズバンドの時代

しかしであるここに来て、実に勢いのあるバンドがロンドンからどんどん出て来るではないか!下記のラインナップを見てもお分かりのことだと思うが、やはりガールズバンドの時代である。ここ最近話題をさらったスーパーオーガニズムやペール・ウェーヴスもフロントマンが女性であることからもそれは間違いない。ガールズバンドの時代ながらも自分たちの音楽を模索し続ける男性ロックバンドを含め、今までBELONGが掲載してきたUKロックバンド5組を紹介していく。

原始的であるが王道のロックバンド、ウルフ・アリス

女子プロレスラーが登場する型破りなMVを公開したパンクバンド、ドリームワイフ。

ロンドンのリアルをシニカルに表現する、ゴート・ガール

近寄るな危険、ファット・ホワイト・ファミリー

自称:シュールレアリスト/セミ・アナーキスト、キャベッジ