イギリス・マンチェスター出身の4人組ポップ・ロックバンド、The 1975が新曲「If You’re Too Shy (Let Me Know)」をリリース!

「If You’re Too Shy (Let Me Know)」は、5/22に発売予定の最新アルバム『Notes on a Conditional Form』より7曲目となるシングルで、ゲストとしてFKA Twigsが参加している。

今回は歌詞の和訳とともに、The 1975の新曲「If You’re Too Shy (Let Me Know)」が、どのような内容なのか考察したので、曲への理解をより深めていただければと思う。

「If You’re Too Shy (Let Me Know)」とは

If You’re Too Shy (Let Me Know) (Edit)

The 1975(ザ・ナインティーンセヴンティファイヴ)の最新アルバム『Notes on a Conditional Form(邦題:仮定形に関する注釈)』は22曲入りの大作。

今回発表された「If You’re Too Shy (Let Me Know)」は7曲目となるシングル。

イギリスの女性SSW、FKA Twigsをバックボーカルに迎え、ボーカルのマシュー・ヒーリーとドラムのジョージ・ダニエルによってプロデュースされた。

和訳

The 1975の新曲「If You’re Too Shy (Let Me Know)」の歌詞について。

ビタースイートにダークなエッセンスが織り交ぜられた、現代ならではのオンライン・ロマンスについて歌われた内容である。

The 1975 – If You’re Too Shy (Let Me Know)
リリース:2020/4/24

彼女のことをオンラインでずっと見ているんだ
あまり見つめないようにしてる
特に彼女が辛い時期のことについて語っている時はね
みんなが夢見るような女の子
何のことかわかるだろ
見つめられると緊張してしまう彼女の眼差しには何かがあるんだ
そしてつい意図してないことを言ってしまうんだ

I see her online
All the time
I’m trying not to stare down there
While she talks about her tough time
Girl of your dreams
You know what I mean
There’s something ‘bout her stare that makes you nervous
And you say things that you don’t mean

ホテルを見つけたんだ
そして双子を呼びつけた
今は朝7時で、もちろんホテルには入れてもらえなかった
だから家路についたんだ
彼女をスクリーンで見なくちゃいけないから
(そして彼女に電話をかけたらこう言ったんだ)

Well, I found a hotel, I called up the twins
It’s seven in the morning, so they won’t let me in
I need to get back, I’ve gotta see the girl on the screen
(And then I phoned her and she said)

彼女は言った
“私は服を脱いだあなたの方が好きかも知れないわ
別にからかっている訳じゃないわ、ベイビー
とにかくやってみないと“
彼女は言った
“私は服を脱いだあなたの方が好きかも知れないわ
考えるのはもうやめて、とにかく見てみたいの
もしあなたがシャイならちゃんと教えて“

“Maybe I would like you better if you took off your clothes
I’m not playing with you, baby, I think that you should give it a go”
She said, “Maybe I would like you better if you took off your clothes
I wanna see and stop thinking, if you’re too shy, then let me
Too shy, then let me know”

君に電話をかける時、毎回僕は何も着ていない
そして何か変だなと感じるようになってきたんだ
たまにはちゃんと考えてみる方が良いんだろうな
でも今回は飲み明かそうと思う
でも彼女のことをオンラインで見てしまうし、電話するべきじゃないと分かってる
僕はいつもハッピーエンドを望んでるんだ
そして彼女の眼差しには気にしないフリをしてさ
特に彼女がしんどい時はね

I’ve been wearing nothing every time I call you
And I’m starting to feel weird about it
Sometimes, it’s better if you think about
This time, I think I’m gonna drink through it
But I see her online, and I don’t think that I should be calling
All the time, I just wanted a happy ending
And I pretend I don’t care about her stare
While she’s giving me a tough time

まるでゴミ箱のように汚いモーテルを見つけたんだ
多分あそこで以前殺人があったからか、僕たちは入れなかった
だから家路についたんだ
彼女をスクリーンで見なくちゃいけないから

Well, I found a motel, it looked like the bins
I think there’d been a murder, so we couldn’t get in
I need to get back, I’ve gotta see the girl on the screen

彼女は言った
“私は服を脱いだあなたの方が好きかも知れないわ
別にからかっている訳じゃないわ、ベイビー
とにかくやってみないと“
彼女は言った
“私は服を脱いだあなたの方が好きかも知れないわ
考えるのはもうやめて、とにかく見てみたいの
もしあなたがシャイならちゃんと教えて“

“Maybe I would like you better if you took off your clothes
I’m not playing with you, baby, I think that you should give it a go”
She said, “Maybe I would like you better if you took off your clothes
I wanna see and stop thinking, if you’re too shy, then let me
Too shy, then let me know (You’re too shy, then let me)
Well, if you’re too shy, then let me know (Too shy, then let me)
If you’re too shy, then let me go” (Oh, yeah)

彼女をオンラインで見ているんだ
ずっとね

I see her online
All the time

彼女は言った
“私は服を脱いだあなたの方が好きかも知れないわ
別にからかっている訳じゃないわ、ベイビー
とにかくやってみないと“
彼女は言った
“私は服を脱いだあなたの方が好きかも知れないわ
考えるのはもうやめて、とにかく見てみたいの
もしあなたがシャイならちゃんと教えて“

Well, she said, “Maybe I would like you better if you took off your clothes
I’m not playing with you, baby, I think that you should give it a go”
She said, “Maybe I would like you better if you took off your clothes
I wanna see and stop thinking, if you’re too shy, then let me
Too shy, then let me know”

引用元:GeniusのThe 1975「If You’re Too Shy」の歌詞より

The 1975のエモーショナルさ

The 1975「If You’re Too Shy (Let Me Know)」
The 1975(ザ・ナインティーンセヴンティファイヴ)の新曲「If You’re Too Shy (Let Me Know)」は、インターネットを通じていろんな人と出会うことができる時代ならでの内容となっている。

一人の内気な男性が恋する女の子のことをネット上で追いかけるオンライン・ロマンスだ。

“私は服を脱いだあなたの方が好きかも知れないわ”というサビの一節からも少しクレイジーというか、ミステリアスな女の子の描写が目立つ。

さらに男の子側からも電話をかけられる状態にあることから、出会い系のような形で出会った、もしくはビデオ通話やインターネットで撮影した自分の映像を配信する通称”キャムガール”への恋について歌われているとも推測できる。

“でも今回は飲み明かそうと思う”という歌詞からは読み取れる、酒に頼って現実逃避したいという心情。

それは、どこかドラッグ中毒を経験したマシューの当時の弱りきったメンタルを綴ったのかも知れない。

基本的に「If You’re Too Shy (Let Me Know)」の歌詞の概要はオンライン・ロマンスなのだが、読めば読むほど2人の心の陰影が浮かび上がってくると同時に、オンラインが当たり前となった現代社会の不健全さに嫌気がさしているのではないかと感じることもできる。

The 1975のエモーショナルさというのは、ダーク・ロマンスな歌詞とそれに相反する強烈なポップソングが直結しているからなのではないだろうか。(2020年5月7日更新)

アルバムリリース

4thアルバム『Notes on a Conditional Form』

仮定形に関する注釈
仮定形に関する注釈

posted with amachazl at 2020.04.13
THE 1975
Universal Music (2020-05-22)
売り上げランキング: 2,712

邦題:『仮定形に関する注釈』
収録曲:
01. The 1975
02. People
03. The End (Music For Cars)
04. Frail State of Mind
05. Streaming
06. The Birthday Party
07. Yeah I Know
08. Then Because She Goes
09. Jesus Christ 2005 God Bless America
10. Roadkill
11. Me & You Together Song
12. I Think There’s Something You Should Know
13. Nothing Revealed / Everything Denied
14. Tonight (I Wish I Was Your Boy)
15. Shiny Collarbone
16. If You’re Too Shy (Let Me Know)
17. Playing On My Mind
18. Having No Head
19. What Should I Say
20. Bagsy Not in Net
21. Don’t Worry
22. Guys

3rdアルバム『A Brief Inquiry into Online Relationships』

A Brief Inquiry Into Online Relationships [Analog]
The 1975
Dirty Hit Records (2018-11-30)
売り上げランキング: 287,670

邦題:『ネット上の人間関係についての簡単な調査』
収録曲:
01. The 1975
02. Give Yourself A Try
03. TOOTIMETOOTIMETOOTIME
04. How To Draw / Petrichor
05. Love It If We Made It
06. Be My Mistake
07. Sincerity Is Scary
08. I Like America & America Likes Me
09. The Man Who Married A Robot / Love Theme
10. Inside Your Mind
11. It’s Not Living (If It’s Not With You)
12. Surrounded By Heads And Bodies
13. Mine
14. I Couldn’t Be More In Love
15. I Always Wanna Die (Sometimes)

2ndアルバム『I Like It When You Sleep, for You Are So Beautiful Yet So Unaware of It』

I like it when you sleep, for you are so beautiful yet so unaware of it [2LP] [12 inch Analog]
The 1975
ユニバーサルミュージック合同会社 (2016-02-26)
売り上げランキング: 23,579

邦題:『君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。』
収録曲:
01. The 1975
02. Love Me
03. UGH!
04. A Change Of Heart
05. She’s American
06. If I Believe You
07. Please Be
08. Naked
09. Lostmyhead
10. The Ballad Of Me And My Brain
11. Somebody Else
12. Loving Someone
13. I like it
14. when you sleep, for you are so beautiful yet so unaware of it
15. The Sound
16. This Must Be My Dream
17. Paris

1stアルバム『The 1975』

THE 1975-デラックス・エディション
The 1975
ユニバーサル ミュージック (2014-01-22)
売り上げランキング: 94,958

収録曲:
01. The 1975
02. The City
03. M.O.N.E.Y.
04. Chocolate
05. Sex
06. Talk!
07. An Encounter
08. Heart Out
09. Settle Down
10. Robbers
11. Girls
12. 12
13. She Way Out
14. Menswear
15. Pressure
16. Is There Somebody Who Can Watch You

スパソニ詳細

SUPERSONIC
東京開催:
2020年9月19日(土)千葉県 ZOZOマリンスタジアム / 幕張シーサイドパーク
2020年9月20日(日)千葉県 ZOZOマリンスタジアム / 幕張シーサイドパーク
2020年9月21日(月・祝)千葉県 ZOZOマリンスタジアム / 幕張シーサイドパーク

大阪開催:
2020年9月19日(土)大阪府 舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)
2020年9月20日(日)大阪府 舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)
HP:https://supersonic2020.com/

プロフィール

The 1975

“英・マンチェスター出身のオルタナティヴ・ロック・バンド。読み方は、ザ・ナインティーン・セブンティファイヴ。メンバーは、同じ高校に通っていたマシュー・ヒーリー(vo.)率いる4人だ。一度聴いたら頭から離れない大ヒット・シングル「チョコレート」でイギリスにて大ブレイクを果たす。“The 1975“というユニークなバンド名は、とあるビートニックの小説(古本)の前の所有者が最後のページに書いたと推測される遺書から由来している。ミュージック・ビデオや自身のホームページ、ジャケット写真やアーティスト写真など、徹底しているその「モノクローム」の世界観はもちろん、ミューズやザ・ローリング・ストーンズのライヴのオープニング・アクトに抜擢され、セルフ・タイトルのデビュー・アルバム(2013年)が全英初登場1位を獲得。本国イギリス内で確固たる地位を確立した。その後リリースした2作目『君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。』(原題:I like it when you sleep, for you are so beautiful yet so unaware of it)(2016年)では”80’s“がキーワードとなり、“ネオン・ピンク”の世界が展開された。同作品は、全米・全英アルバム・チャート共に1位を堂々獲得。3作目『ネット上の人間関係についての簡単な調査』(原題:A Brief Inquiry into Online Relationships)(2018年)では、3作連続となる全英アルバム・チャートで1位を獲得。そしてまもなくリリースとなる4作目『仮定形に関する注釈』(原題: Notes On A Conditional Form)は、3rdアルバムとの2部構成のうちの“後編”にあたる立ち位置となっている。ロックシーンの中心的な存在となり、このSUPERSONICで遂にヘッドライナーまで上り詰めた彼らの最新ライヴは絶対に見逃せない。”

引用元:SUPERSONIC

Youtube

The 1975 – The 1975

The 1975 – People
リリース:2019年8月22日

The 1975 – Frail State of Mind
リリース:2019年10月24日

The 1975 – Me & You Together Song
リリース:2020年1月16日

The 1975 – The Birthday Party
リリース:2020年2月19日

The 1975 – Jesus Christ 2005 God Bless America
リリース:2020年4月3日

ライター:Rio Miyamoto(Red Apple)

兵庫県出身のサイケデリック・ロックバンド、Daisy JaineのVo./Gt.。アメリカ・ボストンに留学経験があり、BELONGでは翻訳を担当。サイケデリック、オルタナ、60s、ロカビリーやR&Bと幅広く聴きます。趣味はファッション、写真、映画観賞。
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Twitter:@rio_daisyjaine