最終更新: 2023年7月26日

関西から新たに東京へ拠点を移し、活動しているミラーボール・ポップバンド、Daisy Jaine(デイジー・ジェイン)がフジロックのルーキーステージに出演し、新曲「Mirage」をリリースする。

彼らはこれまでに2枚のEPをリリースしており、「Mirage」はバンドメンバーを変更して初めての新曲となる。

Daisy Jaineとは

Daisy Jaine
Daisy Jaine(デイジー・ジェイン)は2017年にRio(Vo./Gt.)とYokoyama(Ba.)の2人を中心に結成したロックバンド。

同年に1st EP『Under the Sun』をリリースし、BELONGでもリリース時にTemplesやHAPPYらと共振する新人ロックバンドと紹介した。

2019年から本格的にライブ活動を開始し、2020年にはJuon(Dr.)が加入し、3人編成になった。

ライブではサポートメンバーのKameがシンセサイザーを担当している。

また、2023年7月には関西から東京に拠点を移し、新たに3人体制(Rio、Masara、Juon)の3人組で活動を続けている。

完璧主義を乗り越えた新曲「Mirage」

関西から東京へ拠点を移し活動している3人組ミラーボール・ポップバンド、Daisy Jaine(デイジー・ジェイン)が新曲「Mirage」をデジタルリリースした。

Daisy JaineはFUJI ROCK FESTIVAL’23のROOKIE A GO-GOへの出演が決定しており、フェスでのパフォーマンスも期待される。

新曲「Mirage」は、完璧主義というしがらみを不完全な自分を認めることで乗り越えようとしたフロントマン、Rioの経験を元にして書かれた楽曲である。

今回の作品には、JohnnivanのShogo Takatsuがシンセサイザーとしてレコーディングに参加した。

エンジニアにはSuchmosやドレスコーズなどを手掛け、前作の2nd EP『Banksia』でミックスとマスタリングを担当した藤井亮佑が起用された。

リリースに合わせて「Mirage」のMVも公開された。

MVの監督として、YUKI KIM、衣装提供にはLuby Sparksへの衣装提供も行っている渋谷のSTAGEが協力している。

アートワークは過去作全てのアートワークを担当してきたRioの妹であるNeNeが担当。

新しいアーティスト写真は、羊文学などを撮影しているYUKI KAWASHIMAによって撮影されたものである。

Rioからのコメント

“誰もが、理想と現実のギャップから生まれる不安や葛藤といった“幻想(Mirage)”の中で迷うことがあるかと思います。

完璧主義というしがらみを、不完全な自分を認めることで乗り越えようとした自身の経験を元にして書いた楽曲です。

トライバルなリズムから宇宙へと飛躍する斬新なアプローチを楽しんでいただきたいです。

Rio (Vo./Gt.)”

Daisy Jaine – Mirage (Official Video)

Banksia

Banksia

Daisy Jaine(デイジー・ジェイン)が2021年11月17日、2枚目のEP『Banksia(バンクシア)』をリリースする。

新作EP『Banksia』は前作『Under The Sun』から約4年ぶりとなり、本作はDaisy Jaineのフロントマン、Rioの自宅スタジオであるMoonage Studio(ムーンエイジ・スタジオ)にてレコーディングが行われた。

ミックスとマスタリングはSuchmosの「STAY TUNE」やドレスコーズ、木村カエラの作品を手掛けた藤井亮佑が担当している。

『Banksia』のジャケットは前作『Under the Sun』も手掛けたRioの妹であり、デザイナーのNeNeが担当している。(2021年7月28日追記)

Banksiaシングル

Daisy Jaineの新作EP『Banksia』より、同名曲である第一段シングル「Banksia」が2021年7月28日にリリースされた。

それに伴い、フロントマンであるRioのコメントが届いている。(2021年7月28日追記)

“Banksia(バンクシア)は山火事で燃えることにより種を拡散する植物で、この“逆境を生かして成長する”という特性と、コロナ禍という逆境における我々の現状がリンクしている、というアイディアから制作しました。

Daisy Jaineでは初となるミニマルなビートにファンキーなベース、多様な効果音など、複雑に絡み合ったサイケデリックな音の調和を堪能して欲しいです。

Rio (Vo/Gt)”

Daisy Jaine – Banksia

She’s a Glow in the Night

Daisy Jaineの新作EP『Banksia』より第二弾シングル「She’s a Glow in the Night」を2021年8月25日にリリースする。

ミックス・マスタリング前回同様、藤井亮佑が担当し、アートワークはNeNeが担当している。

「She’s a Glow in the Night」リリースに伴い、Youtubeで音源が公開されており、スタジオ・ライブ動画は9月8日に公開される。

またフロントマンのRioから「She’s a Glow in the Night」についてのコメントが届いている。

“長年連れ添った末に天国へと旅立った愛猫への歌です。

亡くなった喪失感を乗り越えて、背中を押してくれる存在へと自分の中で昇華するまでの過程を綴ると共に、思い出を回帰する内容となっています。

“死や別れ”といった重いテーマを前向きに描いた作品なので、ペットに限らず誰もが人生で別れに直面すると思いますが、この曲が別れの先に待ち受ける未来を探すための微かな光になれば幸いです。 Rio (Vo/Gt)”

Daisy Jaine – She’s a Glow in the Night

New Scenery

Daisy Jaineの新作EP『Banksia』より第三弾シングル「New Scenery」を2021年9月22日にリリースする。

「New Scenery」リリースに伴い、Youtubeで音源が公開されている。

ミックス・マスタリング前回同様、藤井亮佑が担当し、アートワークはNeNeが担当している。

これまでにリリースされた3曲の新曲はいずれもRioの自宅スタジオであるMoonage Studioでレコーディングされたものである。

新曲発表に伴い、11月17日にリリースされる新作EP『Banksia』のレコ発イベントも決定した。

イベントは2022年1月2月4日に下北沢BASEMENTBARで開催され、詳細は後日発表される。

またフロントマンのRioから「New Scenery」についてのコメントが届いている。

““新たな情景”こと「New Scenery」は、人生の迷いや葛藤がテーマの楽曲です。

Daisy Jaineとしては初となるダークテイストなロックチューンで、葛藤している心の有り様を荒々しいサウンドとリンクさせました。

曲の展開と共に壮大な景色が目の前に広がり、自分が気付かぬうちにどれだけ高く登ってきたのかを再認識するような内容となっています。

Rio (Vo/Gt)”

Daisy Jaine – New Scenery

Ever Be

Daisy Jaineの新作EP『Banksia』より第四弾シングル「Ever Be」を2021年10月20日にリリースした。

「Ever Be」は新作EPのオープニングトラックになっており、フロントマンのRioのコメントにもある通り、Daisy Jaineの新たなスタートを印象づける1曲となっている。

“「Ever Be」はEPとライブのオープニングトラックとして制作した楽曲です。
音楽に限らず人それぞれ異なるステージで輝く瞬間があると思いますが、ステージ上で自由に輝いて欲しいという思いを込めました。
『スター・ウォーズ』や『ジュラシック・パーク』のテーマ曲といったシンフォニックな映画音楽から影響を受けた壮大なイントロや、シンセを基調としたエレクトロからバンドアンサンブルへと移行するダイナミックな曲展開を楽しんで欲しいです。

Rio (Vo/Gt)”

Daisy Jaine – Ever Be

Dawn of Tomorrow

Daisy Jaineが第五弾シングル「Dawn of Tomorrow」とともに、新作EP『Banksia』を2021年11月17日にリリースした。

また、『Banksia』リリースに伴い、Daisy JaineのメンバーであるRio(Vo./Gt.)、Yokoyama(Ba.)、Juon(Dr.)の3人からコメントが届いている。

“2nd EP『Banksia』はコロナ禍で感じた孤独や絶望を始め、喪失感や人生の転機といった混沌とした感情の中から見いだした光を体現した作品です。

この時期だからこそ生まれた作品ですが、普遍性も兼ね備えています。

人それぞれ自由な視点で、自分の曲のように楽しんでいただけたら幸いです。

Rio (Vo/Gt)

ついに完成致しました!お楽しみいただければ幸いです。

Yokoyama (Ba)

サイケデリックロックシーン新時代の幕開け。よろしくお願いします。

Juon (Dr)”

また、2022年2月4日(金)に開催される『Banksia』のレコ発イベントには、Living Rita(Czecho No Republicの武井優心、タカハシマイのユニット)とNo Busesの出演も決定した!

Daisy Jaine – Dawn of Tomorrow

ライブ映像

Daisy Jaine(デイジー・ジェイン)はフロントマンであるRioの兵庫県にある自宅スタジオ“Moonage Studio”からライブ映像を公開した。

今回のライブ映像では彼らが2017年にリリースした1st EP『Under the Sun』から3曲(「Into the Light」、「Desert Meets Forest」、「Under the Sun」)演奏している。

また、今回のライブ音源のミックスはフロントマンのRioが担当しており、マスタリングはSuchmos「Stay Tune」を手掛けてきたエンジニア、藤井亮佑がマスタリングを担当している。

Daisy Jaine – Live at Moonage Studio

Banksiaライブ映像

Daisy Jaineの新作EP『Banksia』より、先行公開された第一段シングル「Banksia」のライブ映像も公開された。

ライブ映像はアーティスト写真の撮影も担当した佐藤裕晃が担当している。(2021年7月28日追記)

Daisy Jaine – Banksia(Live at Moonage Studio)

リリース

2nd EP『Banksia』

Banksia
発売日:2021年11月17日
収録曲:
1.Ever Be
2.New Scenery
3.Banksia
4.She’s a Glow in the Night
5.Dawn of Tomorrow
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1st EP『Under The Sun』

Under The Sun(DFRC055)
収録曲:
01.Under The Sun
02.Desert Meets Forest
03.Cloud Song
04.Into The Light
05.Deep Inside Of The Blue
Amazonで見る

ライブ情報

FUJI ROCK FESTIVAL’23
ROOKIE A GO-GO出演予定

プロフィール

Daisy Jaine
2017年に兵庫県で結成。Rio(Vocals/Guitar)、Masara(Bass)、Juon(Drums)によるミラーボール・ポップバンド。18歳から23歳までアメリカのボストンで過ごしたRioは現地の音楽やアートそしてカルチャーに触れ、日本人離れした壮大なサウンドと詩情溢れる英詞へと昇華。60年代のサイケデリック・ミュージックを彷彿させるエヴァーグリーンなメロディーと、70年代のソウル特有の豪華なグルーヴを踏襲し、時代とジャンルを超えて未来に引き継がれる音楽、“グッド・ミュージック”を追求している。2017年10月に全国流通盤1st EP『Under the Sun』をDead Funny Recordsよりリリース。神戸で毎年開催される音楽フェス『COMING KOBE21』のオーディションでグランプリを獲得し、フェスへの出演を果たす。Suchmosやドレスコーズなどのアーティストを手掛けてきたエンジニア、藤井亮佑を迎えて制作された2nd EP『Banksia』を2021年11月にリリースした。2023年にはFUJI ROCK FESTIVALのROOKIE A GO-GOへ出演。

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    BELONG Media編集部
    インディーロックを中心に日本や欧米、アジアの音楽を取り上げる音楽専門メディア。“ルーツロック”をテーマとした音楽雑誌“BELONG Magazine”を26冊発行。2021年2月、J-WAVEのSONAR MUSICにゲスト出演。最近はYouTubeで気になるアーティストを見つけるとすかさずチャンネル登録をしています。

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