最終更新: 2021年7月11日

Courtney Barnett(コートニー・バーネット)が新作アルバム『Things Take Time, Take Time』をリリースする。

アルバム発表に併せて、ファーストシングル「Rae Street」も先行リリースされた。

Courtney Barnettの新作アルバム『Things Take Time, Take Time』は前作より3年ぶりのリリースとなる。

Courtney Barnettとは

Courtney Barnett(コートニー・バーネット) 2021
撮影:Mia Mala McDonald
Courtney Barnett(コートニー・バーネット)はオーストラリア出身のシンガーソングライターである。

これまでに2枚のアルバム(1stアルバム『Sometimes I Sit And Think, And Sometimes I Just Sit』、2ndアルバム『Tell Me How You Really Feel』)をリリースしている。

オリジナル・アルバム以外にもカート・ヴァイルとコラボしたアルバム『Lotta Sea Lice』、MTVアンプラグドが企画したアルバム(『MTV Unplugged (Live in Melbourne)』)もリリースしている。

デビューアルバムリリース後はグラミー賞で“最優秀新人賞”にノミネートしただけでなく、ブリット・アワードで“最優秀インターナショナル女性ソロ・アーティスト賞”を受賞するなど、大きな評価を獲得している。

来日公演

Courtney Barnett(コートニー・バーネット)来日公演
Courtney Barnettは2015年に初来日公演を行い、翌年の2016年にはフジロックに初出演。

2枚目のアルバム『Tell Me How You Really Feel』をリリースした際には、2019年3月に東名阪の来日公演だけでなく、2回目のフジロックにも出演している。

Things Take Time, Take Time

Courtney Barnett(コートニー・バーネット)は2021年11月12日に3枚目となる新作アルバム『Things Take Time, Take Time(シングス・テイク・タイム、テイク・タイム)』をリリースする。

新作アルバム『Things Take Time, Take Time』は前作から3年ぶりの作品となり、作曲に2年以上の歳月を費やしたアルバムである。

本作のプロデューサーはWarpaintのドラマーでもあるステラ・モズガワが手掛けている。

Rae Street

『Things Take Time, Take Time』の発表に併せ、ファーストシングル「Rae Street」も公開された。

「Rae Street」の歌詞には下記のフレーズがあり、Courtney Barnettの本質を垣間見れる1曲となっている。

“「time is money; and money is no man’s friend」(時は金なりだけど、お金は友達じゃない)”

引用元:コートニー・バーネット、ニュー・アルバムを11/12に発売! 第一弾先行シングルとミュージック・ビデオを公開!(traffic)

Courtney Barnett – Rae Street (Official Video)

アルバム

3rdアルバム『Things Take Time, Take Time』

発売日: 2021/11/12
収録曲:
1. Rae Street
2. Sunfair Sundown
3. Here’s The Thing
4. Before You Gotta Go
5. Turning Green
6. Take It Day By Day
7. If I Don’t Hear From You Tonight
8. White A List Of Things To Look Forward To
9. Splendour
10. Oh The Night
フォーマット:CD
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2ndアルバム『Tell Me How You Really Feel』

発売日: 2018/1/1
収録曲:
1. Hopefulessness
2. City Looks Pretty
3. Charity
4. Need A Little Time
5. Nameless, Faceless
6. I’m Not Your Mother, I’m Not Your Bitch
7. Crippling Self Doubt And A General Lack Of Self Confidence
8. Help Your Self
9. Walkin’ On Eggshells
10. Sunday Roast
フォーマット:Mp3、CD、アナログ
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1stアルバム『Sometimes I Sit And Think, And Sometimes I Just Sit』

発売日: 2015/3/20
収録曲:
1. Elevator Operator
2. Pedestrian at Best
3. An Illustration of Loneliness (Sleepless in NY)
4. Small Poppies
5. Depreston
6. Aqua Profunda!
7. Dead Fox
8. Nobody Really Cares if You Don’t Go to the Party
9. Debbie Downer
10. Kim’s Caravan
11. Boxing Day Blues
フォーマット:Mp3、CD
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Courtney Barnettプロフィール

Courtney Barnett(コートニー・バーネット) 2021
撮影:Mia Mala McDonald

“オーストラリア出身のシンガーソンングライター。自身が設立したMilK! Recordsより発売したEP『How To Carve A Carrot Into A Rose』(2013年)は、ピッチフォークでベスト・ニュー・トラックを獲得するなど、左利きのギター・ヒロインから紡ぎ出されたリリカルな作品は世界的な注目を集め、デビュー・アルバム『サムタイムス・アイ・シット・アンド・シンク、サムタイムス・アイ・ジャスト・シット』を2015年3月にリリース。グラミー賞「最優秀新人賞」にノミネート、ブリット・アウォードにて「最優秀インターナショナル女性ソロ・アーティスト賞」を受賞する等、世界的大ブレイクを果たし、名実元にその年を代表する作品となった。2018年5月、全世界待望の2ndアルバム『テル・ミー・ハウ・ユー・リアリー・フィール』をリリース。2019年3月、2度目の単独来日公演を東名阪で開催。同年フジロックフェスティバル’19に出演。2020年2月、地元豪メルボルンでのライヴ盤『MTV アンプラグド(ライヴ・イン・メルボルン』を発売。2021年11月、3rdアルバム『シングス・テイク・タイム、テイク・タイム』を発売。”

引用元:Courtney Barnett(コートニー・バーネット)プロフィール(Traffic)

Courtney Barnettの評価

“「最上級のギター作品」- Stereogum
「ロック界において、史上最速で頭角を表したアーティスト」- MOJO
「恐ろしいくらいにクレバー」– Pitchfork
「ウィットに富み、辛辣で素晴らしい歌詞の世界観が、全てにおいて新しいレベルに到達した」- DIY
「もう間違いようがない素晴らしい作品」– Louder than War”

引用元:Courtney Barnettの評価(traffic)

Courtney Barnett代表曲(Youtube)

  • Courtney Barnett(コートニー・バーネット) – Everybody Here Hates You (Official Video)
  • Courtney Barnett(コートニー・バーネット) – NPR Music Tiny Desk Concert
  • Courtney Barnett(コートニー・バーネット) – Pedestrian At Best

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BELONG Media編集部
BELONG Media編集部
インディーロックを中心に日本や欧米、アジアの音楽を取り上げる音楽専門メディア。“ルーツロック”をテーマとした音楽雑誌“BELONG Magazine”を26冊発行。2021年2月、J-WAVEのSONAR MUSICにゲスト出演。最近はYouTubeで気になるアーティストを見つけるとすかさずチャンネル登録をしています。