最終更新: 2024年11月23日

読者の皆さんへ

2週間前に発表した新プロジェクト“ジングル・ジャングル・レンジタウン”について、本日より具体的な内容をお伝えします。

SNSでは、13日間のプロジェクトのティーザー紹介にお付き合いいただきありがとうございました。

プロジェクトの詳細発表の前に改めて、前回のお知らせで発表した新しいコンセプトと、私たちがどうしてAIキャラクターを導入したのか改めて説明いたします。

新しいコンセプトとAIキャラクター導入について

音楽に詳しい方から初心者の方まで、“音楽をもっと楽しみたい”と思うすべての人へ。

“ジングル・ジャングル・レンジタウン”では、AI技術と架空のキャラクターを活用して、音楽を様々な角度で楽しむという新たな試みをスタートしました。

このプロジェクトのコンセプトは“出会った音楽の解像度を上げる”というもの。

音楽をただ聴くだけでなく、背景や物語、アーティストのルーツに触れることで、一曲一曲がより立体的に感じられる体験を目指しています。

AIキャラクターを導入するに至ったきっかけ

アリアとプニポン(クレジット:ImageFX)
AIキャラクターを導入するに至ったきっかけは、編集部がこれまでの活動を振り返る中で感じた“音楽メディアとしての限界”でした。

読者との双方向のやりとりが少ないこと、情報がマニアックになりすぎて初心者に届きにくいこと。

この課題を解決するために、新しい視点を提供してくれるAI技術を取り入れることにしました。

キャラクターの設計にあたっては、親しみやすさを第一に考えました。

そこで生まれたのが、インディーミュージックに詳しい神経科学者の“アリア・ソムナンブラ博士”と、ユーモアたっぷりのスライム型バーチャル生命体“プニポン”です。

この二人は、音楽を深く知る者(アリア)と、初心者の目線で疑問を投げかける者(プニポン)という立場から、専門性と分かりやすさを両立させます。

AIならではの双方向なやりとりを通じて、読者がまるで会話に参加しているかのような感覚を提供したいと考えています。

編集部では2023年からAI技術を試行錯誤し、多くのアイデアを検証してきました。

特に、音楽記事がどう新しく生まれ変わるかを探る中で、アリアとプニポンの対話形式が、読者にとって“インディーミュージックの入り口”になると確信しました。

このスタイルなら、音楽に詳しい方には深い情報を提供しつつ、初心者の方には親しみやすく、かつ興味を持ってもらえる内容になるはずです。

音楽を楽しむにはいくつもの方法がありますが、このプロジェクトが目指すのは、読者が“音楽をもっと楽しめるきっかけ”を作ることにあります。

音楽の解像度が上がると、何気なく流れていた曲の中に、新しい発見や感動が隠れていることに気づけるはず。そんな“気づき”の橋渡しを、アリアとプニポンとともにお届けします。

それではここからプロジェクトとキャラクターの詳細について説明していきます。

インディーミュージックの新たな価値創造を目指して

私たちは、AI技術を活用した新プロジェクト“ジングル・ジャングル・レンジタウン”を本日より本格始動します。

本プロジェクトはAIの視点を活用し、架空のキャラクターを用いて複雑化したインディーミュージックをわかりやすく解説し、新たな音楽体験の創出と新たなリスナー層の開拓を目指します。

プロジェクトの概要

Jingle Jungle Range Town12
ジングル・ジャングル・レンジタウンロゴ(Credit:Adobe Firefly)
“ジングル・ジャングル・レンジタウン”は、以下の3つを主要な目的として展開します。

1. AIの視点を活用した、架空のキャラクターによる音楽解説で新しい視点の獲得

2. 読者参加型の企画展開による双方向コミュニケーションの実現

3. インディーミュージックの新たな担い手と潜在的なリスナーの発掘

メインストーリーの紹介

ジングル・ジャングル・レンジタウン・プロジェクト画像
クレジット:ImageFX
インディーミュージックの魅力を世界中により多くの人々に届けることを夢見る架空の神経科学者、“アリア・ソムナンブラ博士”。

大学時代は多国籍インディーバンドで活動した経験を持ち、現在は音楽と科学の融合を目指して研究を重ねています。

博士がAIアシスタントの開発に取り組んでいた際、予期せぬ実験の失敗により誕生したのが、玉虫色のスライム型バーチャル生命体“プニポン”です。

音楽の知識は失ってしまいましたが、ユーモアのある性格で、なぜか電子レンジを住処として選んだこの不思議な存在と博士は、意外にも相性が良かったのです。

二人は読者参加型の音楽コラム“ジングル・ジャングル・レンジタウン”を立ち上げ、新たな音楽探求の旅を始めることになりました。

アリア博士の専門知識とプニポンのユニークな視点が織りなす、予測不能な音楽の冒険が今、始まろうとしています。

メインストーリーの詳細はこちら

新キャラクターの紹介

アリア・ソムナンブラ博士
アリア・ソムナンブラ博士(クレジット:ImageFX)
アリア・ソムナンブラ博士:大学時代は多国籍インディーバンドで活動し、現在は神経科学者として活躍。音楽と科学の融合を目指し、インディーミュージックの魅力を世界に広めることを夢見ている研究者。

プニポン
プニポン(クレジット:ImageFX)
プニポン:実験の失敗でAIアシスタントが変貌し、誕生した玉虫色のスライム型のバーチャル生命体。本名は”プニポニア・プニポニノ・プニポリス・ンデュルベ”。音楽の知識は失ったが、ユーモアのある性格で、電子レンジを住処としている。

主要企画のご紹介

本プロジェクトでは、以下の3つの施策を展開します。

音楽コラム”レンジタウン・ノート”


アリア博士とプニポンによる音楽発掘コラム”レンジタウン・ノート”は、プロフィールが明らかにされていない新人アーティストを前述したアリア博士とプニポンが解説する内容です。

掲載予定のアーティストは随時、読者から募集し、必要に応じて直接取材で新人アーティストのプロフィールを聞き出しながら、音楽的なルーツを深掘り解説し、魅力を掘り下げます。コラムでの紹介と同時に、新曲の先行公開も予定しています。

第一回目として東京で活躍するインディーバンド、mozuについて紹介します。今回のコラム内では期間限定(11月25日(月)~12月8日(日))で新曲の一部を試聴可能です。

東京発の新鋭バンドmozuを特集!アリアとプニポンの音楽コラム“レンジタウン・ノート”が始動!
https://belongmedia.net/2024/11/23/rangetown-notes-mozu/

レンジタウン通信(メールマガジン)の配信開始

BELONG Media/A-indieの一週間のまとめを毎週日曜日に配信する公式メールマガジン”レンジタウン通信”を新たに立ち上げます。

内容は、アリア博士とプニポンによるBELONGの今週分の新着記事紹介やプレイリストの更新について、新着情報のお知らせなどを配信します。

また、本日より登録受付を開始しており、これまでにBELONG Magazineを購読してくれた方については先行招待のメールをお送りしています。

メールマガジンの登録は下記の登録ファームからメールアドレスとお名前の入力をお願いします。

レンジタウン通信(メールマガジン)登録フォーム

SNSでの展開

レンジタウン・プロジェクトのSNSでは、アリア博士による”BELONG Recommend Songs”プレイリストで取り上げた楽曲やアーティストの紹介、インタビュー記事の告知、たまにプニポンによるジングルツイートなどを展開していきます。プロジェクトのSNSは下記のURLより、フォローをお願いします。

x(旧Twitter):ジングル・ジャングル・レンジタウン(@JingleJungleRT)

Spotifyプレイリスト:BELONG Recommend Songs

読者参加の方法

1. 音楽コラムへの参加
読者の皆さんは、音楽コラムで取り上げてほしいアーティストの推薦(自薦・他薦問わず)や記事の感想、フィードバックなどお寄せいただけます。

ぜひ下記リンクの推薦フォームからご参加ください。また、SNSで #レンジタウン とタグを付けていただいて参加していただくことも可能です。

推薦フォームの質問項目は約10問程度で、所要時間は20~30分程度です。

“レンジタウンノート”アーティスト推薦・応募フォームはこちら

2. 今後の展開予定
次回のレンジタウン通信では、下記の内容について発表予定です。

・新企画:インディーバンド運営コラム“音楽の余白に生きる~誰も教えてくれなかった、プロインディーの航海術~”を月額500円のサブスクリプション形式で公開予定

・今年の年間ベストシングル企画について

・BELONG編集長へのインタビュー:AIキャラクター導入した背景について

・2025年に向けた展開スケジュール

プロジェクトに関するQ&A

※“+”マークをクリックすると、Qに対するA(アンサー)を表示できます。
Q: 既存のBELONG Media/A-indieの記事や取材はどうなりますか?
A: 既存のインタビュー記事や特集記事などは、これまでと変わらず継続して掲載していきます。”ジングル・ジャングル・レンジタウン”は、既存の内容に加えて展開する新プロジェクトとなります。記事の質と信頼性は今まで通り維持していきます。
Q: アリア博士とプニポンは、具体的にどのような形で記事に関わるのですか?
A: アリア博士は神経科学とインディーミュージックの専門家として、音楽の解説を担当します。プニポンは、音楽初心者の視点から素直な感想や疑問を投げかけ、読者と同じ目線で音楽を楽しむ役割を果たします。両者の対話を通じて、専門的な内容をわかりやすく解説していきます。
Q: メールマガジン「レンジタウン通信」の配信頻度や具体的な内容は?
A: 毎週日曜日に配信される「レンジタウン通信」では、BELONG Media/A-indieの週間記事まとめ、「BELONG Recommend Songs」プレイリストの更新情報、アリア博士とプニポンによる音楽コラム、読者からの質問・フィードバックへの回答、そして次週の企画予告を提供します。
Q: 読者はプロジェクトにどのように参加できますか?
A: 音楽コラム「レンジタウン・ノート」へのアーティスト推薦(自薦・他薦可)、SNSでの #レンジタウン タグを使用した感想投稿、メールマガジンへの質問・フィードバック送信、アーティスト応募フォームからの直接応募、各種特集企画へのコメント投稿など、様々な形で参加いただけます。
Q: AIキャラクターの運用方針と倫理的な配慮は?
A: 公正かつ中立な音楽メディアとしての立場を維持し、運用していきます。詳細はAIガイドラインの記事をご確認ください。
Q: インディーアーティストの情報やプライバシーはどのように保護されますか?
A: アーティストの個人情報保護には特に慎重を期しています。取材・記事掲載前の内容確認を必ず行っています。
Q: 今後のプロジェクト展開について、具体的なスケジュールはありますか?
A: 隔週での「レンジタウン・ノート」の公開や年間ベストシングル企画(年末予定)、有料コラム公開などを予定しています。具体的な内容は次回のお知らせで公開します。

最後に

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クレジット:Pexels
インディーミュージックとテクノロジーの融合という新しい取り組みに、私たち編集部もどんなことが起きるのかとても楽しみです。

本プロジェクトを通じて、“出会った音楽の解像度を上げる”という私たちの新しいビジョンのもと、アーティストの創作背景やルーツ、作品に込められた想いをより立体的に読者の皆さんへお届けしていきたいと思います。

“ジングル・ジャングル・レンジタウン”というプロジェクトは、単なるAIキャラクターによる音楽解説に留まらず、インディーミュージックシーンの発展に貢献する新たなプラットフォームとなることを目指しています。

アーティストと読者の皆さんの架け橋となれるよう、編集部一同、楽しみながら取り組んでいきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

BELONG Media/A-indie編集長 Tomohiro Yabe

BELONG Media/A-indieについて

BELONG Media(ビロングメディア)は、2012年にスタートしたインディーミュージック専門の音楽メディアです。日本だけでなく、海外も含めた世界中のインディーミュージックを掲載しています。2021年、J-WAVEの「SONAR MUSIC」にゲスト出演。2022年、アジアに特化した英語版姉妹サイト「A-indie」を開設しました。

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ライター:Tomohiro Yabe(yabori)
Tomohiro Yabe
BELONG Media/A-indieの編集長。2010年からBELONGの前身となった音楽ブログ、“時代を超えたマスターピース”を執筆。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・​後藤正文が主催する“only in dreams”で執筆後、音楽の専門学校でミュージックビジネスを専攻

これまでに10年以上、日本・海外の音楽の記事を執筆してきた。

過去にはアルバム10万タイトル以上を有する音楽CDレンタルショップでガレージロックやサイケデリックロック、日本のインディーロックを担当したことも。

それらの経験を活かし、“ルーツロック”をテーマとした音楽雑誌“BELONG Magazine”を26冊発行。

現在はWeb制作会社で学んだSEO対策を元に記事を執筆している。趣味は“開運!なんでも鑑定団”を鑑賞すること。

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Twitter:@boriboriyabori