最終更新: 2024年11月23日
皆さん、こんにちは、アリア・ソムナンブラです!
今回は、BELONG Media/A-indieの協力で、“レンジタウン・ノート”という音楽コラムを始めることになりました。
私の研究パートナーであるバーチャル生命体のプニポンと一緒にコラムを執筆していきます(音楽のコラムを書くのは初めてなので、少しドキドキしています…)。
私たちがどうして、BELONG Media/A-indieに加わったのかといういきさつを知りたい方は、是非こちらの記事を読んでみてくださいね。
このコラムでは、私の大好きなインディー音楽において、主に未知のアーティストや作品を取り上げます。
また、BELONG Mediaのコンセプトの“音楽のルーツ”という側面では、取り上げたアーティストが若手アーティストにどのような影響を与えているかについても紹介していきます。
そしてコラムの最後に、次回このコラムで取り上げて欲しいアーティストを読者のみなさんから募集しますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
テキスト:アリア・ソムナンブラ、プニポン 使用ツール:Claude 取材:mozu(ヒル、ハル、キホ) 編集・校正:Tomohiro Yabe(BELONG編集長)
目次
レンジタウン・ノートのジングル
さて、プニポンの癖のある音楽センスはさておき…。
インディーミュージックとは
再びアリアです。インディーミュージック、聞いたことはあるけどよくわからない…そんな方も多いのではないでしょうか?でも心配いりません!このコラムでは、私の大好きなインディー音楽の世界をみなさんにもわかりやすく、そして楽しく紹介していきます。
まずはインディーミュージックとは、大手レコード会社に依存せず、アーティスト自身の創造性と自由な表現を重視する音楽シーンのことなんです。
そんなインディーミュージックの魅力って何? なぜ魅了されるの? どんな音楽があるの?
そんな疑問に、私の個人的な経験や観察を交えながら答えていきます。
時には、BELONGのテーマでもある音楽のルーツや、私の研究パートナーであるプニポンの奇想天外な意見も交えながら、楽しく、そして驚きのある内容をお届けしたいと思います。
さあ、第一回目の”レンジタウン・ノート”では、以前、BELONGの新曲プレイリストでも取り上げたことのある東京のインディーシーンで注目を集める新鋭バンド、mozuをご紹介します。
mozuは現在、情報が少ないアーティストなんですが、BELONG編集部が直接、彼らにアンケートという形で取材した内容を元にしているので、ここでしか知ることのできない情報が盛りだくさん🍚
それとみなさんに特別なお知らせがあります!今回のコラムを読んでくださった方限定で、2025年2月にリリース予定のmozuのセカンドシングルの一部を先行試聴できます。この機会をお見逃しなく!
それでは、さっそく本編をお楽しみください!
mozuとは
mozuの目指している音楽性や表現について
実際に見た景色や感覚をリアルな表情のまま曲に落とし込むことを意識しています。その景色を何度も反芻しながら一音一音選んで曲を書いているので、完成する度に思い出を”名前を付けて保存”した感覚になり、作曲は私たちにとって宝物のような時間であり、一種の精神療法となっています。文章や絵で自分の気持ちを表現しようと試みたこともありましたが、音楽が最も表現したいこととの親和性が高かったので、3人でバンドを組みました。 曲ごとに明確なテーマから作っており、具体的且つ個人的な内容になるので万人受けするとは正直思っていないのですが、聴いてくれた人から”夜の工場群が浮かんだ”ということや、”幼少期、母の車の後部座席でまどろんでいた時間を思い出した”というようなテーマの一部となる具体的な風景を浮かべてくれる人がいるだけで伝わった気がして嬉しいです。
天の声:「(プニポンにだけ聞こえる声で)これこれプニポン、このプロジェクトのボツ設定を言ってはならん!」
mozuのルーツ(影響を受けたアーティスト)
JAPAN
縦横無尽なベースラインによって、唯一無二のサウンドを作り上げているバンドだと思います。初めて聴いた当初、その自由さに衝撃を受けました。 mozu加入時にデモを聴かせてもらった際、”mozuの曲にはフレットレスがピッタリだ!”と即決で購入しました。以降、改めてミックカーンのベースにのめり込んでいきました。 特に5枚目のアルバム『Tin Drum』はミックカーンの自由奔放なフレーズが際立っていて大好きな一枚です。(ベース/ヒル)吉田一郎不可触世界
ZAZENBOYSのベーシストとして活動されていた吉田一郎さんのソロプロジェクトです。1stアルバム『あぱんだ』を発売後から今までよく聴いています。 ヒップホップやアンビエントの要素がありながらも、アコースティック感が強いアルバムです。ふと動物的本能を思い出すような感覚にさせる曲達で、全体通して”怒りに満ちた朝”感を感じます。バンド結成日に音楽の話をした際、メンバー全員が『あぱんだ』リスナーだったのが嬉しかった思い出です。(ドラム•ボーカル/キホ)エリック・サティ
印象派(印象主義の作曲家)の中でもこの人にはマイペースさと嫌味っぽさを強く感じました。サティの生前のエピソードや残した言葉を読んだり音楽を聞いたりすると意図的かどうかは別として、広い意味での束縛から自由になるために顕在意識を通り過ぎ潜在意識に重心を置いて生きていたんじゃないかと思います。疲れてぼんやりとしている日には、サティの曲やサティの気持ちに触れそうな気がする時があります。何の変哲もないはずの景色と暖かさと冷たい不快感、、、懐かしいような、知らないような、不思議な気持ちになります。(ギター/ハル)
mozuの今後の意気込みや目標
聴く人の都合や理由を差し置いて、強制的に感情を揺り起こすような音楽をやりたいです。”悲しい”、”苦しい”という大きなラベルで整理されてしまった、名前を持たない感情にメロディーをつけることで、私達や、ある特定の人達に変化をもたらすことができれば嬉しいです。 このコラムを読んでくださった皆さん、次回2月リリースのEPを是非聴いてください!
アーティスト名:mozu
曲名:A Tale (short version)
試聴期限:11月25日(月)~12月8日(日)まで
※2025年2月リリース時のシングルカバーは別のものになる予定
https://on.soundcloud.com/aoVWk4YAfUzor4AYA
SNS:
https://x.com/bandmozu
https://www.instagram.com/bandmozu/
読者参加:リスナーの皆さんと一緒に探る音楽の世界
1. コラムの感想を教えてください♪: 今回のコラムを読んで、どう思いましたか?SNSやこの記事のコメント欄で教えてください!
2. 次回のリクエスト: 次はどんなアーティストについて知りたいですか?皆さんのリクエストをお待ちしています。
3. 好きな電子音募集: プニポンに自分の好きな電子音を教えてください。Youtube動画などのURLでお送りください。皆さんの応募を待ってます♪
参加方法
次回のリクエストについて
このコラムで取り上げて欲しいアーティストについては、自薦・他薦を問わずに受け付けています!下記のURLから”アーティスト応募フォーム(Googleフォーム)”にて受け付けていますので、是非ご応募ください。応募は匿名でもできますので、自分が作った楽曲でも構いませんので、是非ご参加くださいね♪
コラムの感想や好きな電子音の募集について
SNSやこの記事のコメント欄でコラムの感想やプニポンに聴いてほしい電子音についても募集しています。共有する際は、X(旧Twitter)のハッシュタグ #レンジタウン で参加してくださいね!また、応募いただいたものはBELONGのメールマガジンもしくはSNS、このコラムのいずれかで取り上げさせてもらいますので、是非参加してください♪
結論
mozuの音楽はどうでしたか?もし気に入った方がいれば是非、感想をハッシュタグ #レンジタウン を付けてツイートしてくださいね!
これからも、いろいろな音楽を聴いて、その魅力を探っていきたいと思います。
みなさんも、普段何気なく聴いている音楽にも、こんな風に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?きっと新しい発見があるはずです。
最後に、私の好きなエスペラント語(国際的に使われることを目指して作られた言語です)の言葉を紹介します。
“Muziko estas la lingvo de sonĝoj”。これは”音楽は夢の言語”という意味です。音楽は言葉を超えて、私たちの心に直接語りかけてくるんです。
みなさんも、お気に入りの音楽を見つけて、素敵な”音楽の夢”を見てくださいね!
さて、プニポン、今回のコラムはどうだった?あ、また電子レンジに入ろうとしないで!
We are always happy to accept songs that you would like to add to the playlist, so please send us your information using the contact form: ✉️
BELONGでは毎週新曲プレイリストと更新しています。
プレイリストに追加希望の曲も随時受付ですので、問い合わせフォームから情報をお送りください✉️
ライター:Tomohiro Yabe(yabori)
BELONG Media/A-indieの編集長。2010年からBELONGの前身となった音楽ブログ、“時代を超えたマスターピース”を執筆。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・後藤正文が主催する“only in dreams”で執筆後、音楽の専門学校でミュージックビジネスを専攻
これまでに10年以上、日本・海外の音楽の記事を執筆してきた。
過去にはアルバム10万タイトル以上を有する音楽CDレンタルショップでガレージロックやサイケデリックロック、日本のインディーロックを担当したことも。
それらの経験を活かし、“ルーツロック”をテーマとした音楽雑誌“BELONG Magazine”を26冊発行。
現在はWeb制作会社で学んだSEO対策を元に記事を執筆している。趣味は“開運!なんでも鑑定団”を鑑賞すること。
今まで執筆した記事はこちら
Twitter:@boriboriyabori