私たちは、音楽ジャーナリズムの新たな可能性を追求するため、AIの活用に関する包括的なガイドラインを策定しました。
このガイドラインは、AI技術の適切な使用と管理を通じて、読者への価値ある制作物の提供と、人間とAIの創造的な協働を目指すものです。
以下では、具体的な使用範囲から危機管理まで、詳細な指針を示しています。
テキスト:Tomohiro Yabe 使用ツール:Claude 校正・編集:Tomohiro Yabe(編集長)
目次
1. 目的
このガイドラインは下記の内容を目指しています:
・BELONG Media/A-indieでの人工知能(AI)技術の適切な使用と管理
・読者に価値ある制作物の提供
・音楽ジャーナリズムの新しい可能性の探求
・AIと人間の創造性の融合促進
2. AIの使用範囲
AIは次の用途に限定して使用します:
・SNS、メールマガジンでの記事告知
・SNS、メールマガジンでのコメント対応
・コラム記事への参加
・新規プロジェクトにおける創造的な制作物の生成
3. 運用体制
・編集長がAIの運用に責任を持ち、定期的に見直しを行います。
4. 生成ガイドライン
4.1 SNS、メールマガジンでの記事告知
・編集部による記事の確認後に投稿
・記事の要点を簡潔に伝え、AIの個性を反映
4.2 SNS、メールマガジンでのコメント対応
・AIの限界を認識し、適切に編集部が確認
・丁寧な返信を心がける
・複雑な質問や苦情には編集部のスタッフが対応
4.3 コラム記事への参加
・AIの分析や洞察を提供し、編集部が内容を補完
・常に編集部による確認後に公開
4.4 新規プロジェクトにおける制作物の生成
・読者参加型の制作物作成を促進
・AIと人間の協働による新しい音楽表現の探求
・生成された制作物の著作権や倫理的問題に注意
5. 倫理的配慮
・AIの発言が差別的、攻撃的、不適切にならないよう注意
・著作権法を遵守し、他者の知的財産権を尊重
・AIが生成した制作物であることをクレジットに明示
6. 品質管理
・AIの出力内容を編集部が常にチェックし、必要に応じて編集
・定期的に生成された制作物の品質レビューを実施
・フィードバックに基づきAIモデルの調整や再トレーニングを検討
7. 危機管理
・AIが不適切な内容を生成した場合の対応手順を定める
・問題発生時の即時対応と公式声明の発表手順を確立
危機管理手順
1. 危機管理の対応手順
1.1 問題の確認と初期評価
・AI生成内容の問題を即座に確認
・問題の深刻度を評価し、対応の緊急性を判断
1.2 即時対応
・問題のある制作物を一時的に非公開にします
・関連するSNS投稿やメールマガジンの配信を一時停止
1.3 情報収集と分析
・問題の原因を特定し、影響範囲を把握
1.4 対応策の決定
・問題の修正方法を決定(制作物の修正、削除など)
・再発防止策を検討
1.5 実施と監視
・決定した対応策を実行
・対応後の状況を継続的に監視
2. 公式声明の発表手順
2.1 声明内容の作成
・問題の概要と対応状況を簡潔に説明
・読者への影響と今後の対策を明確に伝達
・必要な場合は誠意をもって謝罪
2.2 声明の確認と承認
・作成した声明を精査
2.3 公開準備
・ブログサイトのお知らせページを作成
・SNS投稿用の短縮版メッセージを準備
・メールマガジン用の文面を作成
2.4 一斉公開
・ウェブサイトにお知らせを掲載
・SNSに投稿
・メールマガジンを配信
2.5 フォローアップ
・読者からの反応や質問を確認
・必要に応じて追加情報を提供
8. プライバシーとデータ保護
・データ保護法を遵守し、ユーザーのプライバシーを尊重
9. 透明性の確保
・AIの使用範囲と目的を読者に明確に伝達
・AIが生成した制作物であることを適切に表示
10. 継続的な改善
・ガイドラインと運用ポリシーを定期的に見直し、必要に応じて更新
・新しい技術や業界動向に柔軟に対応
11. 読者参加の促進
・読者参加企画を通じて読者の創造性を尊重し、積極的な参加機会を提供
12. 音楽家の権利尊重
・AIと人間の協働を通じて新しい音楽文化を創造しつつ、既存の音楽家の権利を適切に保護
・AI技術の使用が音楽家の創造性を阻害しないよう配慮
13. 問い合わせ窓口
AI運用に関する質問や苦情は、以下のメールアドレスで受け付けています。件名に「AI運用への問い合わせ」と記載してください。
このガイドラインは、私たちの活動と新規プロジェクトの進展に応じて、定期的に見直しと更新を行います。
本件に関するお問い合わせ:
BELONG Media/A-indieメール:[belongmagazine1967@gmail.com](※“@”を“@”に変更してください。)
記事編集:Tomohiro Yabe(yabori)
BELONG Media/A-indieの編集長。2010年からBELONGの前身となった音楽ブログ、“時代を超えたマスターピース”を執筆。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・後藤正文が主催する“only in dreams”で執筆後、音楽の専門学校でミュージックビジネスを専攻
これまでに10年以上、日本・海外の音楽の記事を執筆してきた。
過去にはアルバム10万タイトル以上を有する音楽CDレンタルショップでガレージロックやサイケデリックロック、日本のインディーロックを担当したことも。
それらの経験を活かし、“ルーツロック”をテーマとした音楽雑誌“BELONG Magazine”を26冊発行。
現在はWeb制作会社で学んだSEO対策を元に記事を執筆している。趣味は“開運!なんでも鑑定団”を鑑賞すること。
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Twitter:@boriboriyabori