IMG_6271

サマーソニックは今までの中で一番好きなフェスになったんじゃないかな

アーティスト:Matt(Vo,Gt)、Jim(Ba)、Mike(Dr) インタビュアー:ohamu 撮影:MASAHIRO ARITA

-サマーソニックでのライブはいかがでしたか?日本の大手レコード店で、あなたたちのEPは”カッコよすぎて本当はまだ誰にも教えたくない”というPOPとともに大きくうちだされていたこともあり、当日は大変盛り上がったのではないかと思います。
Mike:今までの中で一番好きなフェスになったんじゃないかな。初めてに関わらず色んな人が一緒に歌ってくれて、それに圧倒されたな。
Jim:ショックを受けたほどだよ。
Matt:日本にはずっと来たくて楽しみにしていたんだけど、何を期待したら良いのか分からなくて。実際行ってみたら、普通の男3人が沢山の人を集められて本当に非現実的で夢を見ているようだったよ。とにかく信じられなかったな。

-ライブではダイナソーのバルーンが飛び交っていたと聞きました(笑)。バルーンの演出というのは前々から考えていたアイディアなんですか?
Jim:実は一回イギリスで大きなショーをやった時に同じように恐竜のバルーンを使ったんだけど、今回日本は初めてということで自分たちを見たことや聞いたこと無い人たちに思い出を残したかったからバルーンを使ったんだ。
Matt:恐竜のバルーンたちが叩かれたりするのを見るのが面白いからというのもあるね(笑)。

-日本に来るために、日本語を勉強しているところとおっしゃっていましたが実際に日本語を使う機会はありましたか?
Matt:日本語は少ししか勉強していないんだけど、日本語という言語自体とても好きで。いつかちゃんと喋れるようになりたいんだよね。今はまだ初心者レベルかな?ちょっと話してみてもいいかな?

-是非、お願いします!
Matt:ボクハニホンガスキデス、ナノデボクハニホンゴヲベンキョウシテキマシタ。OK?

-とても上手でした!ありがとうございます!日本に来てから、メンバーの皆さんでどこか観光や食事に行かれましたか?
Mike:そばとかお好み焼きを食べる機会があったよ。実際イギリスでも日本食というのは結構食べるので、本場を食べれたことが嬉しかった。
Matt:観光といえば渋谷のスクランブル交差点とか東京や大阪をちょっと観光することが出来たんだけど、今回ちょっと忙しすぎてあんまり見ることが出来なかったんだよね。それがちょっと残念だったな。でも日本食が一番好きだから嬉しかったよ。

-行けなかったけど行きたい場所とかありますか?
Matt:行けるとしたら代々木公園とか新宿御苑とか。
Jim:あと富士山も登ってみたいよね!
Matt:レーベルに一週間泊まりたいからホテルとってくれって言ったんだけど流石に無理だったよ(笑)。
Mike:あと築地にも興味があるから行ってみたいね。

-EPは透明のケースに、CDにもバンドのロゴだけが入ったとてもシンプルなもので珍しく思いました。純粋に作品に対する自信を感じましたが、どうしてこのようなデザインになったのですか?
Matt:日本で初めての作品だからシンプルに見せるという形で発表したんだけど、手作りっぽい感じがとても気に入っているんだ。で、あとは経費削減かな(笑)。

IMG_6242

何かを意識して演奏しているのではなくて、自分の感じていることを全て出すことが一番重要かな

-『Nature Nurture』を聴かせてもらいました。ジャケットはMattがうつ伏せになっているのでしょうか。またどうしてこのようなジャケットになったのでしょうか。
Matt:このジャケットを気に入っている理由としては高いところから落ちているような動きのある写真で、それで気に入っているんだよね。正直に話すと、ジャケットの写真撮影をしていた時、凄く長時間撮影をしたんだけどなかなか気に入るのが無かったんだよね。カメラの前だと緊張しちゃうから気を緩めるためにお酒を飲んでいたんだけど本当に酔っぱらっちゃって寝転がっていたら写真に撮られて、これで良いんじゃないかなって。

-タイトルの『ネイチャー・ナーチャー』にはどのような意味が込められていますか?
Matt:“ネイチャー・ナーチャー(Nature Nurture)”ってイギリスで凄く有名な言葉なんだけど、ネイチャー=自然のまま素のままでいった方が良いのか、ヌーチャー=外部から教育や影響を受けた方が良いのか、どちらが良いのか正しいのかっていう議論を表すような言葉でさ。曲作りの時に良い時期と悪い時期っていうのがあって、それが当時の自分の状況をぴったり表していると思って付けたんだ。

-『ネイチャー・ナーチャー』はとても音が良いアルバムですね。レコーディングで工夫した事があれば教えてください。
Matt:今回の作品はパワフルで重たい音を出していきたくて、特にドラムの音にこだわったんだけど。元々重たい音というのが好きで、身の詰まっている固い音が欲しかったから、そこに心がけたんだ。

-Mattの作った曲をお二人が演奏する時にどんな工夫をされていますか?
Jim:何かを意識して演奏しているのではなくて、自分の感じていることを全て出すことが一番重要かな。今まで辛い時期や過去の出来事がライブのモチベーションやパフォーマンスに表れるから、とにかく今やその時、その時を楽しむことが大切だと思っているよ。お客さんがこうして自分たちの曲を聴いて楽しんでくれるエネルギーが今までの自分がしてきた事に価値があったんだなって報われる気持ちになるんだよね。
Mike:(Mattが作った)ドラムパートは自分の理想とピタっとはまる仕上がりなんだよね。そういう意味で自分たちが作ったような曲に聞こえる音だと思うね。

-曲名や曲調、アルバムの全体から夏っぽさを感じましたが、リリースの時期と収録曲のもつ雰囲気を意識されているのでしょうか?
Matt:あんまり意識したり考えたことは無かったんだけど、もしかしたらポジティヴなサウンドやアップテンポな曲調が多いからそういう風になったのかもしれないね。元々ダークで冬っぽい曲が少ないから、アップテンポなビートが影響しているんじゃないかな。もしかしたら「Summer Gurl」っていう曲があるからそのせいもあるんじゃないかなって。

-「Derail」のPVは映画仕立てでとても面白いですね!サイコみたいな雰囲気もあり、オチに驚かされました。このPVをつくった背景について教えてください。
Matt:その時ちょうどツアーをしていて忙しかったんだけど、自分たちの写真やビデオのアウトプットを見せるものに関わるのが好きで、その時に色んなディレクターから声をかけてもらうことが出来たんだ。元々、タランティーノ監督の作品が好きでMVの監督自体がそういうビデオを作っていたんでぴったりなんじゃないかなって思って頼んだよ。

-なるほど。ストーリー自体は誰のアイディアだったんですか?
Matt:バンドのアイディアでもあり監督のアイディアでもあったね、相談しながら作ったよ。

-Dinosaur Pile-Upのルーツにあたるアルバムを3枚教えてください。またそれぞれのアルバムに対してどこに影響を受けたのか教えてください。
Matt:本当は10枚挙げたいんだけど、3枚挙げるとしたらWeezerの「The Blue Album」とNIRVANAの「Nevermind」、Foo Fightersの1st「Foo Fighters」だね。曲作りに関してはメロディーとサウンドという2つの面があるから、具体的にひとつに絞るのは難しいな。だけど、特に小さい頃からビートルズやキンクスとかビーチボーイズ、ABBAを聴いていたから、そういうのはヴォーカルやメロディーに影響を受けていると思う。他のサウンドの面では最初に挙げた3つのアルバムと90年代にレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとかスマッシング・パンプキンズを聴いていたから、そういうのも影響を受けているって思うよ。

【Dinosaur Pile-Upのインタビューを掲載】
BELONG Magazine Vol.10(Door To The Rock~ロックへの扉~)
Vol.10-表紙

1件のコメント

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中