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まぐれを待つよりかは自分で自分なりの成功を掴みに行く努力をし続けたいっていう、そういう態度を取っていきたいと思いますね。

アーティスト:小林祐介(Vo.、Gt.) インタビュアー:yabori 撮影:Masahiro Arita

-それと最後の曲、「僕らはなんだったんだろう」の歌詞についてですが、最後がとても印象的でした。余韻が残るような終わり方をしていますね。歌詞の言葉選びはかなり考えられたのかなって思ったんですが、どうですか。
そうですね。でも今回は言葉選びを考えたところももちろんあるんですけど、一筆書きをしているところもあって。いつもだったら散々考えて元の所に戻ってきたりとかするんですけど。今回はその瞬間美しいと思ったらそれでOKだったりとか、いい意味で適当になりましたね。よく考えた美しさとよく考えない美しさってどっちが美しいんだろうってなったら、どっちも美しいじゃないですか。そこの違いが創り方としてあるっていうだけなんですけど。いい言い方をすると、もともと美しいことが思いつけてるわけだから考えなくてもかけるっていう言い方もできるし。だからそういうつもりで創りましたね。

-今回のアーティスト写真はイラストになるんですよね。漫画家の上條淳士さんに描いてもらったようで。
僕は上條淳士さんの大ファンで。今年3月くらいにいろんな縁があったり、お互いがお互いの存在を知ったりで繋がって。トークイベントを大阪でやった日に初めてお会いしてそこからの付き合いなんですけど、僕らの良さみたいなのを感じてくれて。僕がもの上條さんの大ファンだったから、めちゃくちゃ嬉しいですね。

-すごいきっかけですね。イラストって初めてじゃないですか?
初めてですね。しかもその絵がまた素晴らしいんですよね。1枚の絵として価値がありますね。

-素晴らしい出会いですね。
ホントに良い出逢いですね。イラストじゃないとできない表現ってあるじゃないですか、虚構だったりとか。上條さんの絵っていうのは間というか、時間の流れが変わるような不思議なクルーネスがあって、それがTHE NOVEMBERSの沈黙みたいなところと合ってると思うんですよね。今回、裏テーマにパラレルワールドっていうのがあって。自分達の中の別の並行世界というか、別の可能性や別の未来、今とは違う世界っていう。そういうものの表現として、イラストって別の世界の物事じゃないですか。イラストの中にもパラレルワールドっていうものがモチーフに出ていたりするんで、見たらハッとするようなことがあったりしますね。だからさっきの美しさの話に戻ると、僕が意味や何がリアルかに執着し始めたのは震災以降なんですけど、もし震災がこなかったらっていう設定や、変わらず美しさだけに執着したものを作っていたのかなとか。「tu m’」っていう曲をパラレルバージョンって入れてみたりしました。今回の作品の歌詞って僕がどうこうっていうのが全然出てこないんですよね。一人称が極端に少なかったりとか。そういうものがモチーフとしていろんなところに表現できたらいいなと思って。今回のCDジャケットもパラレルワールドっていうものが表現されてるんですよね。

-パラレルワールドっていうものがイラストやジャケット、歌詞にも表現されてるってことですね。それがわかったら、リスナーは聴くのが面白くなりますね。
そうですね。一個のテーマやモチーフが楽曲だけじゃなくて、物としてジャケットやプロモーションの仕方とかアーティスト写真っていう風にいろんなものに繋がってる活動がしたいなと思ってて。独立してからはただやるっていうよりはなんでやるかっていうことやこれが何を意味しているかっていうことを毎回すごく大事にしてますね。

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Vol.10-表紙

-独立してからってことですけど、MERZのメンバーでのレーベル運営はいかがですか?少数精鋭でやっているので、とても大変ではないかと思います。アルバム1枚とシングル1枚をリリースしてみて、今いかがですか?
ちょうど1年経つんですけど、自分達がマイペースにやっていく分には、何の不自由もなくという感じですね。あとはいろんな仕組みとか感謝することが増えたりとか、人が助けてくれたりとか。そういう風に独立して良かったなって思うところがたくさんありつつ、限界っていうのも同時に感じてて。だから独立した今のタイミングだからこそできる贅沢や楽しみ方っていうのを好き勝手やれるいい時期なのかなと思ってて。でもTHE NOVEMBERS自体のことを考えると、もっと沢山の人に自分達の事を知ってもらいたいっていう目標があるので。単純に言うと武道館でライブをやったりとか、スタジアムでやれたら素敵だろうなって考えていて。だから独立したって言うのはひとつのきっかけに過ぎなくて、最終的にはより広めていくために、自分達は自分達のやるべきことを全うするけど、それを世の中に広めてくれるプロとか、僕たちの思想みたいなものを通訳して広げてくれるエネルギーというか、そういうものとか人と出逢えたらいいなと思いますね。お互いの目的が一致するような誰かと出逢えたらパートナーとして手を組んで一緒にチームを大きくしていけたらいいなっていうのは常日頃から考えていますね。

-それってMERZのメンバー募集をしてるって事でしょうか?
メンバーを集めたいっていう意味でもいいし、例えば僕らはマネジメントもレーベルも自分達でやってるんですけど、マネジメント会社の人とまた手を組んだりだとか、僕らのやり方を理解してもっと遠くに届けようっていう人が居るんだったら会ってみたいっていう。元々僕たちって自分達でやりたいからやるっていうより、もっと広めていきたいしもっと好き勝手素敵なことがやりたいっていうことの選択肢のひとつが独立だったんだけなんで。改めてTHE NOVEMBERSの音楽をもっと広めていきたいです。

-なるほど。一方で限界が見えてきたっていうのは、どういうところでしょうか?
単純に拘束時間の問題だったり、周りに支払える対価ですね。お金っていう言い方もできるし、労働力っていう言い方もできるんですけど、もっと大きなことがやりたいってなった時に、お金や時間と労力が必要だったりとかするんですよ。そうなるとリスクが大きいことにはチャレンジできないことが出てくるんですよね。そういう意味で言うと前の事務所(UK.PROJECT)にいた時はすごく守ってもらえてた部分のひとつだなっていうのも再確認したし。だから1年やってみて、自分達がマイペースにやっていく分にもなんら問題はないんだなって思えたので、それがひとつ収穫だったんですよね。こうやってマイペースに続けることもできるし、リスクを背負ってチャレンジをしながらでもなりたいものになるのか選択するっていう分岐点にいますね。僕らは変化していくことやより広めていくことを選んで行こうよっていうムードがありますね。

-マイペースにやっていくぶんには問題ないけど、これ以上広めていこうとすると壁が見えてきたりってことですよね。
そうですね。だから今のマイペースな感じのまま広げていくっていうのはつまり、何処かの誰かがたまたまTHE NOVEMBERSにいいことをしてくれたりとか、たまたま世の中の流れと自分たちのやってることが奇跡的にマッチして、世の中ごと的に自然発生するっていう、まぐれ待ちみたいな感じになっちゃうんです。僕は自分の作っていることや、やってることにはすごく自信があるし、楽しいなと思うんですけど、それが世の中的にどうかっていうことに関しては一致しないんじゃないかと思うんで。そういうまぐれを待つよりかは自分で自分なりの成功を掴みに行く努力をし続けたいっていう、そういう態度を取っていきたいと思いますね。

-自分達から仕掛けていきたいってことですね。
そう、仕掛けていきたいし、届けに行きたいというか。

-そのために戦略を練っている感じでしょうか?
戦略っていう言い方もいいんですけど、僕たちが綺麗だなと思って作ったものっていうのはどんな時にどんな届け方をしたらより綺麗なんだろうって考えるじゃないですか。THE NOVEMBERSがステージに居ない時に僕らがどう意識されるかってなったら、CDを聴いてもらうか情報が流れてくるかのどっちかじゃないですか。僕らは音に込める事はできるけど、情報が流れていくっていうところは、コントロールできるところと勝手に流れてしまう両方があるから。せめて音楽を奏でていない時にも自分達の思想を大事にしたいことがより伝わるような届け方とか、そういうことが出来たらいいなと思ってて。それがまさに戦略と呼ばれるものだともちろん思うんですけど。だから売れるためのどうこうって言うよりかは自分達の大事にしてること、思想に基づいたやり方を考えていかなとなっていうところですかね。

-いろんなことをすごく考えられてますよね。
考えなくちゃいられないような環境に居るんですよね(笑)。何も考えないでやっていけるのは誰かが管理してくれるっていうことじゃないですか。でも僕らの場合って、自分で自分のことを律しないといけないので。

-独立したら誰も注意してくれる人がいないんですよね。
そうですね、信号の意味とか解らないまま道歩いてるみたいな状況になっちゃうというか。

-今まで常識を知らなかったなって思う事も出てくるかもしれないですよね。僕らも雑誌の常識を知らないで作ってるんで、業界的には非常識だと思われてる節もあるかもしれないですね。
ありますよね。逆に言うとそういうノイズって思われるセンスってあるじゃないですか。なんじゃこいつっていう存在がまさにそうだと思うんですよ。どんな風にクラス替えしたってクラスに一人くらいは絶対変な奴がいると。でもそういう奴がノイズとして何かを発明したりとか、人の可能性を高めたりとか。だからバグやノイズが思いがけないコロンブスの卵として、可能性とか未来を広げていくと思うんですよ。

-それってベルベッツ(The Velvet Underground)じゃないですか(笑)。
まさにそうですね(笑)。その時評価されなくてもそれがきっかけでアーティストが生まれたりとか。当時500枚しか売れなかったのに、それを持った全員がバンドを始めたっていう逸話がありますよね。嘘だと思うけど(笑)。そういうもんなんですよね、ノイズってきっと。

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-THE NOVEMBERSがこういう活動して、誰かが「自分達もできるかもしれない、独立しよう」って思う人が絶対出てくると思いますよ。
それで気持ち良くやってもらえたらすごく嬉しいですね。実際、日本人って就活する学生みたいな気分でバンドやってる人多いみたいだから。そんなに真面目に考えなくていいのにって思うことがあるんですよね。かっこいい曲作ってかっこよくやって、気分良かったらそれでいいんじゃないのっていう話で。何年頑張ってもどこにも所属できないから辞めるってなったときに、そもそも所属することを前提に音楽始めたんじゃないのにと思うんですよね。だからマイペースにやってもやっていけるんだって事は僕らも実践できてるわけだから、レーベルや事務所に所属することがスタートっていう思い込みを、音楽業界的なノイズとしてMERZは壊していけたらいいなと思うんですよね。所属はあくまで手段の一つにすぎないので。

-僕らもMERZでの活動を後進のバンドに伝えていきたいと思っているんですよ。そういうのを伝える人ってなかなかいないと思って。
そうそう。例えばFor Tracy Hydeっていうバンドはやりたいことを全うしていると思うんですよね。それを全うすること自体が目的のひとつになっているところが美しいなって。

-それが新しい価値観だと思うんですよね。
CDが売れなくなるからミュージシャンとして未来が・・・。ってなるけど、CDなんて入れ物のひとつにすぎないのに、なんでそんなことをうつ病になるくらい考えないといけないのかっていう話があって。

-そうですね。CDじゃなくても今はカセットやアナログのリリースも多いですもんね。
音楽はデータでもいいわけだし。だからCDっていうものが普遍的なものじゃなくてただの入れ物にすぎなかったっていうことに、ようやくみんな目が覚めたっていう段階じゃないですか。だからそんな病的になる前に、音楽を楽しめる自分が素晴らしいと思うとか、そういうものに足を引っ張られていた時間が勿体なかったなとか、そういうのに気付き始めてみんな、個人個人で自分に見合うアクションを起こしていけたらいいんですけどね、きっと。

-そうですね。海外はタワーレコードすらないらしいんですよね。海外と日本では状況が全然違うようですし。
日本の音楽業界ってアメリカの10年遅れ、イギリスの5年遅れ、って言いますよね。だからこれまで通りのやり方だとダメになっていくことは必至だと思うんですけど、でも業界がなくなろうが、音楽を気分よくできてる人はいるわけだから、こうじゃなくちゃ音楽を楽しめないっていう思い込みをどんどん潰していきたいですよね。

-自分達もそういう活動をしているミュージシャンを伝えていきたいですね。
そうなんですよね、音楽が鳴ってるだけより、音楽が鳴ってる場所を伝える人達とか、音楽が鳴ってる場所を創る人たちとか、自分が得意なことを音楽を中心にみんなが持ち寄るのがコミュニティじゃないですか。そういうのがどんどんいろんな場所やいろんな時に同時多発的に起こっていくのがこれからの日本なのかなって思うんですよね。

-そうですね。新しい流れはたくさん出て来てますもんね。前回の特集で『YOUTHWAVE』っていう内容でやったんですが、色んなバンドがいましたね。
読みましたよ。良い特集でしたね。あの後、特集で載ってたFor Tracy Hydeのメンバー(夏botさん)がライブ後に楽屋に来てくれて、CDを頂いたんですよ。すごく面白い子で、昔の向井秀徳さんに通じる部分があると思うんですよね。執着するポイントが良い意味で、世間とはずれてて。センスが良いんだけど、世間一般とは無縁の所をいっているのが、かっこいいんですよね。

-そうですね。彼らの歌詞はアニメからの引用もあるようですし。
そうですよね。おたく気質というのも向井さんに通じる所があるように思いますね。

-小林さんが教えてくれたから実現したんですよ。改めてありがとうございます。
良かったです、彼らからは刺激をもらってます。

-最後に次号の特集は『ロックへの扉』という内容を予定しています。そこで小林さんに3つの質問をしたいと思います。まず初めて聴いたロックは何でしょうか?
小林:聴こえてきてたロックって言うと父親が流してたプログレやハードロックなんで、それらを最初は得体の知れない怖いものっていう捉え方をしてたんですよね。能動的にこういうのがロックっていうんだと思ったのは、おそらくBLANKEY JET CITY(以下ブランキー)ですね。L’Arc〜en〜Ciel、LUNA SEA、DIR EN GREYは小学生から聴いてたけど、あれも結局、綺麗な人がいるっていう事や、美しいなって思うところから魅力に感じていった側面が強かったので。ブランキーを聴いたのは小学校高学年で、たしか「小さな恋のメロディ」が番組で使われてて、それを聴いてちょっと不良の様なものを連想して。それでブランキーとTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル)を同時にお兄ちゃんに教えてもらって。そこからブランキーをどんどん聴いてくようになったので、ロックを意識したのはそこからですね。

-ミッシェルよりブランキー派ですか?
断然ブランキーですね。ミッシェルは高校生になってからどんどん好きになっていって、解散ライブも行きましたね。僕とケンゴはそのときは知り合いじゃなかったけど、(解散ライブに)行ってたんですよね。今思うと、大学の時に知り合った音楽仲間がいるんですけど、僕やケンゴ含め服もホームレス風のストロークスみたいだったグループがあって(笑)。みんな服装とかこだわってるんだけど金がなさ過ぎてボロボロで、リアルに食べるものが無いっていう意味でガリガリだったっていう。そいつらがみんな、大学で出会う前にみんな同じ日にミッシェルのライブに行ってたっていう話があって。友達になってから「あの時のミッシェルが」って言ったら「俺も行った」ってみんな言ってて。いい思い出ですね。洋楽に関しては高校2、3年でした。

-ちなみに初めて聴いた洋楽って何ですか?
夢中になったのはThe Smithsですね。僕の高校の友達が自分のライブをやった時のMDを聴かせてくれたんですよ。その子のバンドの入場SEがThe Smithsの「This Charming Man」で「これなに?めちゃめちゃカッコいいね」って話になって。その時にThe SmithsとThe CureとThe La’sを教えてもらったのかな。

前回のインタビューのルーツで聞いたものばかりじゃないですか。
本当にそこが原体験なんですよ。The CureもThe SmithsもL’Arc〜en〜Cielのkenさんが雑誌で好きだって言ってたから名前を知ってたんです。それで間違いないってなって聴いたらなるほどkenさんが好きなはずだってなって。それから間もなくThe La’sの「There She Goes」に出逢って完全に持っていかれましたね。こんな世界があったなんてっていう。

-「This Charming Man」ってことはアルバムで言うと?
1st(『The Smiths』)ですね。でも何を血迷ったか、初めて買ったThe Smithsのアルバムは「This Charming Man」のいろんなバージョンが10曲くらい入ってる編集盤をなぜか買ってしまって(笑)。アメリカ版とかイギリス版とか、ちょっとバージョンが違うんですよ、イントロ変わってたり。こればっか聴いてもなって思いつつなぜか買ってて(笑)。

-それ面白いですね(笑)。バンド始めたのも高校の時ですか?
高校の時に文化祭があって、その時に僕は不本意ながらベースだったんですけど、ギターのリーダーみたいな子が集めたメンバーで黒夢とかSADS(サッズ)をやるってなって参加したんですよね。その後どうしてもギターが弾きたかったんで、上手いベーシスト入れちゃったらツインギターになれるかもと思って高松君を誘ったんですよ。彼が入って、ギターのリーダーに「これで僕もギターやりたいんだけど」って言ったら「ギターはひとりで十分だからボーカルやるかクビ」って言われて(笑)。それで歌ったことないのにしぶしぶボーカルやるようになって。それがなかったら僕ボーカルとかやってなかったんですよ。途中でそのリーダーが受験に専念したいってバンド離脱して、僕と高松君とドラムが残って3ピースでやるようになったのがTHE NOVEMBERSの前身なんですよね。吉木とケンゴは大学時代の友達なんで、知り合ったのは上京してからなんで。高校時代の高松君と大学時代の吉木とケンゴが合体して今の形になるっていう。

-そこから今に至る訳ですが、THE NOVEMBERSは傍から見てて、順風満帆にキャリアを積んでいるように見えるんですよね。実際はどうだったですか?
昔の僕らははっきりいってボーっとしてて、気付いたらデビューしてたっていう典型的な緩いバンドで。音楽や美しいものは大好きだったけど、それで絶対食っていくんだっていう気合いや武道館でやってやるぜっていうアツい想いとか、っていうものがほとんどなかったですね。かっこいいバンドやかっこいい音楽とかやれたらいいなとか、どっかでCD出せたら嬉しいよねっていう具合で。やってるうちにいろんな人が好きになってくれて、レーベルも見に来てくれるようになってデビューするってなってのはすごい嬉しかったんです。在学中にデビューしてしまった手前、周りが進路を悩む時期にも、どうしようかなってなってて。デビュー決まっちゃったしなって。だからスタートだけは順風満帆なんですよね。順風満帆なんだけど、その後ぼんやりしていた自分のしっぺ返しみたいなものが随所に出始めるっていう(笑)。

-それで鍛えられたってことですもんね。
カッコいい言い方をすれば、そうなりますね。僕らは僕らなりにぼんやりしたまま守ってもらってて上手くいっていた時期から、自分達で考えていい方に転がしていかないと絶対にこれはダメだなっていう危機感を感じていた時期とかもあって。いろんな人のお陰でここまで来れたけど、こうやって転がそうとしてきたのは自分達の意志だっていう風に、今だったら言えるようになりましたね。

-分かりました。では最後の質問ですが、これから開けてみたい音楽の扉はありますか?
より人の心がどうにかなってしまうくらいの過激なもの・・・。得体の知れない怖いものでも、眩暈のするほど美しいものでもいいんですけど、人の心がどうにかなってしまうくらいの衝撃というか、そういうものに遭ってみたいですね。

-悲劇的なものも含め、ってことですか?
そうですね、どこまでもスリリングというか。眩暈がするくらい美しい何かですかね。音楽的ジャンルでいうと本当に何でもいいんですよ、やったことないものに対する興味とかは常にあるんで。あえて扉を開けてどこに行きたいかってなったら、自分が足を踏み入れたら最後くらいの、眩暈がするような世界とか人の心を滅茶苦茶にしてしまえるような、何かとか。そういうものにすごく憧れがありますね。

THE NOVEMBERSのインタビュー前半はこちら

『Rhapsody in beauty』

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