十二支ジャケット

2020年、ネズミ年。そもそも”干支”というものはアジア圏の文化ですが、アルバムジャケットでネズミとなると何が思い浮かびますか?

年末ということで、十二支をモチーフにしたジャケットを12枚ピックアップ。

よく見かける名盤もあれば、ちょっとマニアックな作品も。

この記事は2015年に公開しましたが、5年後の2020年に新たに十二支を追加してバージョンアップしました!

今回は前回も参加したohamuにネズミ年にちなんで新たに4枚追加してもらい、

アナログをこよなく愛する“ちく”が新たに参加し、2020年版の十二支をピックアップ。

自分の干支を見つけてみたり、今後の年賀状のネタにしてみてはいかがでしょうか?(企画・文:BELONG編集部 2020年1月6日更新)

Triumvirat – Spartacus

ドイツのELP(Emerson, Lake & Palmer)と呼ばれたTriumvirat(トリアンヴィラート)。

鍵盤プログレの魅力が詰まった3rdのアルバムは、電球に入った(引っ掛かった?)ネズミが目印。(ohamu)

Humble Pie - Street Rats
Humble Pie – Street Rats

『Street Rats』は英国のロックバンドであるHumble Pie(ハンブル・パイ)が1975年に出した8作目のアルバム。

チャック・ベリーの「Rock and Roll Music」とビートルズの楽曲が(3曲も!)カヴァーとして収録。

レンガ造りの建物を背にしている4匹のネズミは、イギリスの街でたむろするメンバーを彷彿とさせる。(ohamu)

The Briefs - Platinum Rats
The Briefs – Platinum Rats

アメリカのパンクバンド、The Briefs(ザ・ブリーフ)の疾走感のあるポップパンクが詰まった14年ぶりの最新アルバム。

ライブで盛り上がりそうな楽曲が多く、アルバムに収録されている「She’s The Rat」という曲がきっとこのジャケットのネズミを指しているのだろう!(ohamu)

The Mouse Outfit - Escape Music
The Mouse Outfit – Escape Music

レントゲンで撮影したような機械構造のネズミをジャケットにしているのは、マンチェスターのヒップホップバンド、The Mouse Outfit(マウス・アウトフィット)。

地元の若手アーティストの協力で制作され、バンドの知名度を上げたのがこのデビューアルバム『Escape Music』である。(ohamu)

ASIAN KUNG-FU GENERATION - マジックディスク
ASIAN KUNG-FU GENERATION – マジックディスク

動物探しとなると頼りがちになってしまう中村祐介さんの描くジャケット。

まさかネズミは無いだろうと思ったが、アジカン6枚目のアルバム「マジックディスク」にて捕獲!

このジャケットは1周するように絵が繋がる仕様となっており、ちょうどネズミがいる箇所がメインのビジュアルとして切り抜かれている。(ohamu)

Skin Alley - Two Quid Deal
Skin Alley – Two Quid Deal

UKのジャズ・ロック・バンドSkin Alley(スキン・アレイ)の3rdアルバム『Two Quid Deal?』。

サザン・ソウルで有名なスタックス・レコードと契約し、粘りのあるファンキーなサウンドと某キャラクター風のアートワークでアメリカを意識した作品。(ちく)

Pink Floyd – Atom Heart Mother

言わずと知れた大名盤のジャケット、Pink Floyd(ピンク・フロイド)の『Atom Heart Mother(原子心母)』。

牛ジャケ候補はいくつかあったものの、鉄板であるこの振り向き美人のウシにはどうしても勝てる気がしない!(ohamu)

Bull Angus - Bull Angus
Bull Angus – Bull Angus

牧場の納屋発、ツインギターのアメリカン・ハード・ロックバンド、Bull Angus(ブル・アンガス)の1stアルバム。

ジャケットを含めB級ロック好きにはたまらない一枚。(ちく)

Speed Glue & Shinki – Speed Glue & Shinki

凛々しいトラがこちらを向いているこのジャケは、中国、アメリカ、フィリピン、イギリス等の血が混ざる多国籍バンド。

70年代当時、日本のブルースロックの夜明けにスピード・グルー&シンキは欠かせず。(ohamu)

T.Rex - Great Hits
T.Rex – Great Hits

グラムロックで一世風靡したT.Rex(T・レックス)のマーク・ボラン存命時にリリースされた公式ベスト。

恐竜ではなく、おそらく作り物の寅にまたがったボランがいかした一枚。(ちく)

Nathan Maxwell – White Rabbit

Flogging Molly(フロッギング・モリー)のベーシスト、ネイサン・マックスウェルのソロアルバム。

『ホワイト・ラビット』と名付けられたこのアルバムからはレゲエやサーフミュージックを堪能することが出来る。(ohamu)

Fields - Fields
Fields – Fields

捕食されちゃっているけど、うさぎジャケといえばこれ!

キーボード主体のUKプログレッシブ・ロック・バンド、Fields(フィールズ)の唯一作。(ちく)

Asia – Asia

プログレの大御所が集結したAsia(エイジア)の大ヒットデビューアルバム(邦題は『詠時感〜時へのロマン(原題:Asia)』)。

”竜”という架空の生物は、このくらいの躍動感と水しぶきが似合う!まさにゲームで言うラスボス並みの風格。(ohamu)

Hugh Hopper - Monster Band
Hugh Hopper – Monster Band

元祖カンタベリー・ミュージックのThe Wilde Flowersから派生した二つのバンドのうち、

Soft Machineにベーシストとして加入したHugh Hopper(ヒュー・ホッパー)の3rdアルバム『Monster Band』。

漫画調のドラゴンが可愛いアルバム。(ちく)

Primal Scream – Riot City Blues
Primal Scream – Riot City Blues

首にヘビを巻いた少年が描かれた黄金色の「Riot City Blues(ライオット・シティ・ブルース)」。

ストレートなカントリーやロックンロール色を前面に出したPrimal Scream(プライマル・スクリーム)8枚目のアルバムである。(ohamu)

Hydra - Hydra
Hydra – Hydra

イギリスのデザイナー集団、ヒプノシスジャケではあるが、アメリカのハード・ロック・バンド。

サザン・ロックの名門カプリコーン・レコードからのリリースされた。

英国の影響を受けながらもご機嫌なブギーをかます作品。(ちく)

Pretty Girls Make Graves - The New Romanc
Pretty Girls Make Graves – The New Romanc

ポストパンク、ニューウェーブリバイバルの波がきまくってきていた時に現れた5人組バンド、Pretty Girls Make Graves(プリティ・ガールズ・メイク・グレイブス)。

キレッキレのギターに、気だるくて不機嫌そうな女の子のボーカルがとにかくかっこいい「All Medicated Geniuses」に一聴惚れしたのを今でもよく覚えてる。

そういやどうしてるかなと思ったら2007年に解散してた・・・。(Yada Mayumi)

The Smiths – Pretty Girls Make Graves

Warhorse - Warhorse
Warhorse – Warhorse

UKのハード・ロック・バンド、Deep Purpleをクビになったベーシスト、ニック・シンパー。そのニック主体で結成されたバンド、Warhorse(ウォーホース)。

三大UKジャケットデザイナーのマーカス・キーフによるアートワークでも有名。

シングルカットされた「St. Louis」はThe Easybeatsのカヴァー。(ちく)

The Ordinary Boys – Over the Counter Culture

午に続いてまさかのモリッシー繋がり(バンド名はモリッシーの曲から)!

こちらはパンク、スカを現代風にアレンジしたバンド、The Ordinary Boys(ジ・オーディナリー・ボーイズ)。

やんちゃでかわいい男子たちが爽やかに社会批判を叫んでるってイメージだった。ボーカルのサム・プレストン、やたらモテてたなぁ〜。(Yada Mayumi)

Wings - Mary Had A Little Lamb
Wings – Mary Had A Little Lamb

元ビートルズのポール・マッカートニーと彼の妻リンダ・マッカートニーを中心に結成されたバンド、Wings(ウイングス)。

童謡『メリーさんのひつじ』をポールのメロディーにのせた、ほのぼの作品のシングルジャケ。

娘のメアリーのことを歌っているという愛の溢れる一曲。(ちく)

Talking Heads – Naked

Talking Heads(トーキングヘッズ)のラストアルバム『Naked』。

他の作品と比べて若干聴きやすくはあるものの、そこまで尖った曲がなかったりボーカルも抑えめだったり、と評価が割れる作品。

実は4曲、元The Smithのジョニー・マー先生がギタープレイしてるんだぜ!(Yada Mayumi)

Orang Utan - Orang Utan
Orang Utan – Orang Utan

イギリスのバンドなのに米国のみで発売するというよくわからないバンド、Orang Utan(オランウータン)。

しかしハードにヘヴィなサウンドで、B級ロックファンには熱い支持を得ている。(ちく)

Death Cab for Cutie – Transatlanticism

Death Cab for Cutie(デス・キャブ・フォー・キューティー)の言わずと知れた大名盤。

派手さはないものの、とにかくアルバムとしての出来が素晴らしく聴き始めたら通しで聴かざるを得ない魅力あり。

人との繋がりや心の距離なんかを静かに落ち着いて考えさせられるような人生に欠かせないアルバム。(Yada Mayumi)

Budgie - Never Turn Your Back on a Friend
Budgie – Never Turn Your Back on a Friend

UKはウェールズのハードロックバンド、Budgie(バッジー)。

Metallicaもカヴァーした「Breadfan」を携えた名盤。日本でも人間椅子のカヴァーでお馴染み。

YESの作品で有名なロジャー・ディーンの美しい色彩のアートワークは、どの作品でもジャケ買必須。(ちく)

Blur – Parklife

Blur(ブラー)史上最も有名なアルバム『Parklife』。

今さら説明は不要な気がするが、サウンドにも歌詞にもイギリスらしさがこれでもかというほど凝縮された1枚。(Yada Mayumi)

Stray Dog - While You're Down There
Stray Dog – While You’re Down There

Emerson, Lake & Palmerに気に入られUKデビューした、米国のハード・ロック・バンド、Stray Dog(ストレイ・ドッグ)。

これは彼らの2ndアルバム『While You’re Down There』。

商業的に失敗し、ジャケットの犬のように消えて無くなってしまったという悲しいエピソードも・・・。(ちく)

Okkervil River – Black Sheep Boy

羊と猪だかなんだか大人の童話といった雰囲気のジャケットに詰まっているのは、文学的な歌詞をまとった優しく沁み渡るフォークソングの数々。

数年前の新世代のフォークブームとはあくまでも一線を画した、真摯にトラディッショナルなフォークソングに向き合って生まれた作品。(Yada Mayumi)

Kin Ping Meh - No. 2
Kin Ping Meh – No. 2

イノシシじゃなくて豚じゃないか!と突っ込まれても仕方ないが、豚はイノシシ科なのでセーフ。

ドイツのプログレッシブ・ロック・バンド、Kin Ping Meh(キン・ピン・メイ)の2ndアルバム『No. 2』。

イノシシジャケは本当にいいのがない・・・(泣)。(ちく)

十二支ジャケット一覧(2015年版)

十二支ジャケット一覧(2020年版)