『IWZBN』っていう分かりにくいタイトルとか、見にくいジャケットとか、時代もグチャグチャになったような印象とか、例えば今の若い女子にはちょっと難解なことを言っていると思うんです。でも、そういうの作らないと面白くないと思うんですよね。

アーティスト:儀間(Vo./Gt.)、金城(Gt./Vo.) インタビュアー:桃井かおる子

―愛はズボーンっていう名前を検索すると、みなさんのHPに一発でヒットしますね。他に関連するものが出てこなくて。
儀間:バンド名を誰かに説明するとき、いつも苦労するんです(笑)。英語表記だと思われるんで。
金城:気分が乗ってる時はいいんです、自分が紹介したい気分の時は(笑)。「愛は漢字で、接続詞の『は』に…」って、何言うてんねやろってなる(笑)。

―なぜ愛はズボーンという名前にされたんですか?
儀間:僕、最初一人で音楽やってて、その頃に名前を付けてたのが『愛はズボーン』で。

―ひとりで考えたんですか?
儀間:考えたというより、もう降りてきた感じですね。その頃金城君達は前身バンドやってて、僕はそのファンだったんですよ。

―そうなんですね。HPのプロフィールを拝見したんですけど…
金城:これ、わけわからんですよね(笑)。めちゃくちゃ考えましたからね、ふたりで銭湯でケラケラ笑いながら作ったんですよ(笑)。
儀間:「最近コガネムシにハマってるから、ドクターMUSHI.KOGANEとかは?」とか言うて(笑)。
金城:ドクターMUSHI.KOGANE、めっちゃ悪い奴ですからね(笑)。
儀間:デビッドズボーンマンとか(笑)。

―私、本当にいらっしゃるアーティストさんだと信じて、検索したのに全然ヒットしなくて、混乱しちゃって(笑)。
儀間:デビッドズボーンマンは架空のフォークロックシンガーです、僕らの胸の中では常に生きてるんですけどね。代表曲は『空に聞けよ』。
金城:そうなん?それが代表曲やと思ってんねや。俺は『翼の代償』が一番好きかな。

―そういう曲があるんですか?
儀間:僕らの胸の中には(笑)。

―どこかで聴けるわけではない?
金城:それ作ったらおもしろいですね。

―全部架空なんですね!これだけのことをふたりで考えて、凄いですね。
金城:暇やったんですよ、めっっちゃ暇やったんですよ。
儀間:バンドやりだして、まだライブもしてない時にこんなことばっかり考えてました。
金城:ライブする前にこういうのを作って、HPやPVも作って、っていうのをやってました。

―音よりも前に?
金城:そうですね。僕が勝手に全部作ったんですけど。前のバンドが解散してすぐやったんで、1曲作りたいなと思って打ち込みで作ったものに映像を付けて、『愛はズボーン』の名前でYoutubeにアップして。まだ誰も見てないかなと思って(笑)。

―本格的な活動の前に、名刺の様なものを作ったってことなんですかね?
金城:そうですね。
儀間:ライブする前に、トレーラー映像やそういう設定を全部作っちゃいました。前身バンドのファンとかは「新しいバンドが出てきた」っていう感じだったと思います。

-バンドが動き出したのが3年4年前くらい?
儀間:4年目に突入したところなんで、ライブし出したのは3年くらい前ですね。

―まだ結成してまだ時間が浅いイメージがありましたが、結構時間が経ってて、関係もしっかりしてるんですね。
金城:儀間君以外は前のバンドからなんで5年くらい一緒にやってますね。前身バンドの最後の半年くらいは(儀間君と)めっちゃ喋って遊んでたし、結構付き合い的には長いですね。元々高校も一緒なんです。

―そうなんですね。プロフィールの話に戻るんですけど、【BABY悪魔ちゃん】や【MAJIME症候群】、これにかかった精神状態ってどういう状態なんですか?
金城:ちょっと整理していいですか。これ、めっちゃ懐かしいです(笑)。これ忘れるくらい音楽活動に夢中になってたんで。今思い出すと…質問に答えられてないかもしれないですけど、この設定を考えていた時って、業界の事も何にも全然知らなくてめっちゃ自信満々だったんですよ、ふたりとも。「これ面白いやろ」って思うことを恥ずかしげもなくやれてたというか。今こういうことやろうってなってもグダグダになると思う。今見たらすごいですね、これ。めちゃくちゃ自信満々じゃないと作れないですね(笑)。

―これ何年くらい前に作ったんですか?
金城:結成した時なんで3年くらい前ですね。訳わからん名言みたいなのもあるでしょ?全員病気かかっててみたいな、なんかすごいっすね、これ。

―病気にかかってるし、「半架空ロックバンドを名乗ることを決めた」って何?っていう(笑)。
金城:僕がGorillazにめっちゃハマってる時で。3枚目のアルバムを出した頃です。グラミー賞取った時にマドンナとコラボしたアニメが作られてましたけど、ああいう現実と夢がぐちゃぐちゃになってるようなのが自分の中でめっちゃ盛り上がってたんです。

―本人は表舞台には出ないけど、本人たちに見立てたキャラクターを出して、っていう。
金城:漫画とか映画とかふたりとも好きなんで、キャラ設定して遊ぶのも好きやったのと、Gorillazにハマってたのと。だから完全にこれに影響を受けて、バンドやってるけど設定があるっておもしろい、みたいな。これは通した方がいいのか?
儀間:これはこのままでいいんじゃないのか?
金城:ちゃんとできてますよね、設定が(笑)。

―これは、これからどうしていくんですか?
金城:正直に言うと、考えてなかったですね。ここまで見てない人達の前でライブしてるっていう認識だったんで。でも、意外と見てくれてますよね。

―だって、愛はズボーンって検索したらこれが出てくるから(笑)。
金城:そうですよね(笑)。でも、そういう、音楽だけじゃない部分もちゃんとやりたいんですよ。深く掘り下げていくといろんな要素がでてくるバンドにしたいというか。広くバンド名を広めるのも大事なんですけど、愛はズボーンについてコアに調べていって色んな要素がいっぱい出てきたら…自分はそういうバンドが好きなですよ。Gorillazも調べへんかったらヒット曲だけ聴いて終わりだったと思うけど、調べていったらめっちゃ情報が出てきたんですよ。そういう風に、夢中にさせるようにしたいですね。

―それを狙うために、このプロフィールの登場人物を使うのはどうですか?
金城:それいいですね。デビッドズボーンマンの曲をこっそりどこかにアップするとか(笑)。宣伝しないけど作ってるっていうのは、今の音楽シーンに対して面白いですね。知りたい人は調べてねっていう。

―愛はズボーンってこういう人達なんだっていうのが伝わると面白いですよね。アルバムについてお聞きします。タイトル『IWZBN』はどういう意味が込められているんでしょうか。
金城:僕が付けたんですけど、愛はズボーンの略語です。愛はズボーンって、英語表記だと「I was born」なんですけど、どうしてもwasの「s」を「Z」にしたかったんです。ズボーンの頭文字「Z」だっていう意味と、響きと、パッと見の印象が新しい感じがしたのと。一瞬読み方がわからんでも、ロゴは見たことあるようなブランドってあるじゃないですか。そういうのが好きだし、僕の中では現代風な感じがしたんですよね。英語なんですけど日本語で読めるようにして、そういうネオ感を付けたかったんですよ。せっかく今の世の中でバンドやるんやから、今の若い人の感覚で見られるようにしたいというか。上の世代の人を無視するじゃないけど、誰かがやってきたものや既にあるものはやりたくないし。

―同世代のリスナーが感じていることをより形にしたいっていう?
金城:それよりもう一歩向こうにいきたいですね。今の人達もまだ気付いてないかっこいいことをやりたいです。
儀間:常に先には行っておきたいですね。
金城:そういう感覚って、今はまだかっこいいってなってないから難解だと思うんですけど、そこをエンターテイメントでカバーするというか。『IWZBN』っていう分かりにくいタイトルとか、見にくいジャケットとか、時代もグチャグチャになったような印象とか、例えば今の若い女子にはちょっと難解なことを言っていると思うんです。でも、そういうの作らないと面白くないと思うんですよね。今流行ってるものやセンスが嫌いなわけじゃないけど、自分が表現するときはそうじゃないものをやりたいです。「こういうセンスって、2015年代の愛はズボーンがやり始めたよね」って言われたいですね。

―カニエ・ウエストやMGMTも似たようなことを言ってますよね。「今の人が求めてることよりもその先をやらないと意味がない」って。
金城:そうなんですね、MGMTもカニエ・ウエストも好きです。あとアンディーウォーホールとかも似たようなことを言ってて。
儀間:商業的な部分を芸術にした初めての人ですよね。
金城:見にくい色やったり本当は気持ち悪くて見たくないものを、できるだけポップにして女子大生を騙してかわいいって言わせる、みたいな(笑)。だから『愛はズボーンかわいい』って言ってる女子大生とかいてはったら、よし!ありがとうございます!って(笑)。
儀間:だから、音楽的には難解でも、歌詞は「まさかのイマジネーション」だけとか。

―同じ言葉やメロディーを繰り返してるのが多いですよね。ふとした時にフレーズが頭の中でループするんですよ(笑)。
儀間:それはちょっとMAJIME症候群入ってますね。
全員:(笑)
金城:BABY悪魔ちゃん入ったな。
儀間:MAJIME症候群は音感染ですからね、でもそれは全然悪いことじゃないです。

―(笑)。じゃぁ、私が今かかっているこのループ状態を狙って曲をかいてる部分もありますか?
金城:ありますね。前のバンドの最後頃、The Chemical BrothersとかDaft Punkにはまってて。そういうのをやりたいっていうのはあったと思います。

―『ひっぱられる』のギターはASIAN KUNG-FU GENERATIONの『Re:Re:』と似ていたり、『まさかのイマジネーション』はThe White Stripesの『Seven Nation Army』とよく似ていますが、こうした引用は意図的にしているものなのでしょうか?
金城:『Seven Nation Army』、大当たりです(笑)。バレた〜!(笑)

―ループを狙っておふざけの効いた歌詞乗せているにもかかわらず、ベースの音はしっかりしていて。そのギャップはどうして生まれるんでしょう?
金城:大学生くらいの人達と話してると、洋楽と邦楽を分けて考えてる人もまだ多いんですよね。自分にとっては全部ごちゃまぜで音楽やったんですけど。そういう人達にOasisのCD貸しても難しいじゃないですか。

―洋楽という観念で捉えられてしまうから、そこでひとつシャッターが出来てますもんね。
金城:どうやったらそういう人達がそのサウンドに馴染めるかなって考えるようになって、リフのカッコよさとか、ビートが変わるカッコよさとか、そういうのにこだわって4人で曲を作ってます。そこに英詞をのせてしまうと難しい人達っていう扱いになってしまう、それは嫌なんで、そこをポップさでカバーすると言うか。ライブで風船を蒔いたりして。だからたまにコミックバンドとして紹介されることもあるんですけど、それは仕方がないと思うんです、それでカバーしてるんですよね。それでお客さんをたくさん集めて、いつの間にかお客さんが僕らのやってるような音―サビが無くてカラオケでは絶対に歌われへん様な曲に馴染んでいったらいいな、と。いつか変わっていくような気がするんですよ。高校生の時からこういう気持ちやったんで、みんなの普通が自分の普通に近付くような音楽活動ができたらいいなって思いますね。対バンした人達に「リフがかっこいいよね」とか「音楽がちゃんとしてるよね」って言ってもらえることが増えたので救われてます。

―愛はズボーンの曲を音楽としてしっかりと聴いてくれるリスナーさんを増やすためにどうしていくか、考えはありますか?
儀間:ライブで伝わるのが一番いいんで、音楽的なカッコよさをライブで全部表現していきたいですね。それをしながら、UstreamとかTwitter上とかでアホなことをやったり、でもライブに来てくれる人は俺らのカッコいい所も知ってくれてる、みたいに手広くやっていきたいです。
金城:それが苦手やったんですよね。告知も、ダサくないやり方でやりたい。センスのいい、自分達の選んだ方法で告知して、お客さんを目の前までもってくることができたら、そのお客さんを離さないためにちゃんとライブも磨いて。それをどっちもバランスよくやりたいですね。それが今の課題です。

―ちゃんと伝えなきゃっていう想いが強い余り?
儀間:そうですね、引き算が苦手ですね、考え方がもう足し算ばっかりしちゃう。最初のプロフィールもそうだけど(笑)。
金城:せっかくバイタリティーもあるし、発想やアイデアが出てくるメンバーなんで、それを上手くバランスを取れるようになりたいです。引き算も良いんですけど、究極に減らしすぎると…たぶん僕ら技術とかはちゃちで、それをいっぱい集めてやってる感じがあるから。
儀間:スケール感だけはデカいよな(笑)
金城:雑貨屋とかコンビニの陳列が好きなんですよ。それをバンドのテーマにしてて。一個買って帰ったらしょうもないけど、お店でワーっと並んでるとそのしょうもない一個がすごく欲しくなるのってマジックじゃないですか。例えば、ヴィレッジヴァンガードとか。僕らのバンドのコンセプトに近いですね、あのお店は。いっぱい並んでる中のひとつだから良いんです、だから愛はズボーンも減らしすぎるとしょうもなくなるんです。だから音楽だけやったらダメやし。

―そういう考えをお持ちだということが分かって新鮮でした。『ひっぱられる』の歌詞の中で、「おれ達は端っこ 真ん中なんていない」と歌っていますね。これは現在の音楽シーンにおける自分達の立ち位置を意味しているのかと思ったのですが、自分達は今どういう立ち位置だと思いますか?
金城:なりたいものはあるし、そうなってるつもりでやってるんですけど。
儀間:規格外というか、グループに入ってないというか。
金城:いい風に言えば、どことでも一緒にやれるバンドになってると思います。歌モノのギターロックのバンドと一緒でもやれるし、まだやったことないですけど頑張ったらクラブシーンでも、パンクの中に入れられても、どこと一緒にやっても喜んでもらえるバンドになってると思います。

-例えばどういうバンドですか?
金城:儀間くんも一緒に答えようや。
金城・儀間:せーの、The Flaming Lips!
一同:(笑)。
金城:The Flaming Lipsって、ハードコアに挟まれてもいけるし、シンガーの出るフェスでもいけるじゃないですか。
儀間:自分達が確立されてるから。
金城:The Flaming Lipsだけ離れた島というか、王国が出来てるというか。何処かに所属しているというよりは自分達が王様になってて、自分達のジャンルがあって、みたいな。あれは良いですね。俺ら別に嫌がってどこにも所属しない訳じゃないし、そこに対する反骨精神でやってるわけでもないんですけど。でも自分達は、誰かの所に所属してどこかのジャンルに飛び込むっていうのは違うって思いますね。

―さっき言ってた、常に一歩先を、っていう?
儀間:The Flaming Lipsの新しいアルバムも先を行き過ぎてわからなくて。インタビューで「これは未来から来たアルバムだ」って言ってて、聴いたら本当に未来から来てるんですよね。追いつくことあるんかな、って。

―いろんなシーンに馴染むことで、聴き手のシャッターも開けられるし、聴きやすくなりますよね。
儀間:最終的に、俺らワンマンがめっちゃ似合うと思うんです。いっぱいコマを持ってるからいろんな面を出せるし、『IWZBN』に入ってない側面の曲もたくさんあるから。
金城:わざとこの曲順にしたんで。儀間くんのコアな部分なんかは、ここにはまだほとんど出せてなくて。だからまだまだやれることはいっぱいあるんです。持ってるものがあるんですけど、まだお客さんが全然ついて来れてない状態なので。一時それ前面に押し出して、お客さんを置き去りにしてしまったこともあったから。そういう失敗もあってのこの作品なので、満を持してという感じはありますね。あの時期にリリース話になってたらもっと分かりにくい作品になってたでしょうね。

―このアルバムをどんな人に聴いてほしいですか?
儀間:どうしょうもないクズなやつに聞いて欲しい(笑)。
金城:どうなって欲しいん、それ(笑)。
儀間:中学生や高校生のどうしようもないクズいるじゃないですか、僕がそうだったんですけど。これを聴いて道を間違えて欲しいです。
金城:なるほどね、俺ら銀杏BOYZ聴いて道を間違えたもんな。
儀間:道を間違えたっていう言い方も世間から見てですけど、僕から見たら正解やから。だからすごいどうしようもないクズな中高生に聴いてもらいたいですね。
金城:それ1番いいな(笑)。これから、アートや音楽の製作に携わる人に聴いて欲しい。愛はズボーンの音楽で、今から出てくるそういう人たちに影響与えたいです。中学生、高校生、大学生のこれから出てくる人たちに「すげぇ」って言わせたいです。で、そういう人たちが出てくる時には自分たちは次のステップに行っとかなあかんっていう状況にしたいです。
儀間:前も話してたんやけど、このアルバムをどういうシチュエーションで聴くのが正しいと思う?
金城:それ、分からんねん。朝ちゃう?
儀間:俺、思ってん。超常現象が起こった時やねん。UFO現れたら「わ、UFOや。愛はズボーン聴こう」
金城:なんでなん!そんなどころちゃうやん、UFO見るやん、そうなったら!(笑)
儀間:くるりやったら電車の中とか、悲しい帰り道だったらサニーデーサービスとか、あるじゃないですか似合うシチュエーションって。俺たちのアルバムは超常現象が起きた時やねん。「なんかちょっと肩に重荷感じてるわ…愛はズボーン聴こう」
金城:なれへんて、それ!(笑)

―でもそれわかります!私スプーン曲げ出来るんですよ。スプーン曲げした瞬間の感覚に近いものが…
金城:ちょっと待って、スプーン曲げする瞬間の気持ちって何なんですか(笑)。

―スプーンがスプーンじゃなくなるような、常識から外れた一瞬の感覚に注ぐ集中力に、このループ感が通じるものがあって。
金城:あー、そしたら、普通の生活と違うところにおる時に聴けるかもしれないですね。話してて思ったけど、俺、夜中に酔っ払って帰る時にDaft Punkを聴くんです。だから周りがちょっとどうでも良くなって「今日1日楽しかったなー」っていう時に聴くのが丁度いいんじゃないですかね。

―世界がぐにゃ〜っとしてるような感じは漂ってますよね。
儀間:そういうの大好きです。

―PVもそうですしアー写もそうですけど、ぐにゃ~っとした感じが出てますもんね。関西のインディーズが盛り上がってますけど、いずれ拠点を東京に移したいという想いはありますか?
金城:あります、東京めっちゃ住んでみたいです。カルチャーが集まるんやな、やっぱりって思いますね。パスポートなしで、めっちゃ都会がいっぱいある街に行けるっていいじゃないですか。刺激めっちゃありそうで。

―東京だと、どんなバンドと対バンしてますか?
金城:集団パラリラとか。彼らがプププランドと仲良くて。大阪遠征の時に「愛はズボーン誘ってくれ」っていろんな所で言ってくれてたみたいなんですよ。それでプププランドと集団パラリラが東京で共同企画するときに、呼んでくれたんです。東京で知り合ったバンドはまだ少なくて、これから増やしていきたいです。

―先ほども少しお話がありましたが、洋楽、邦楽の分け隔てが出来てしまっている中で、愛はズボーンは何ができると思いますか?
金城:無理やり人を変えようとするのに、2年くらい無駄な時間を使ったなと思うんです。メンバーに対してもそうなんですけど、もっとこういう音楽を聴いてほしいとか、もっとこうなって欲しいとか。だけど、イライラしてても仕方ないなと思ったら、お客さん達に対しても一緒かなと思って。そしたら自分が変わって、機嫌よくやってる姿を見せるのが一番近道かなと。だから愛はズボーンができることってそれかなって思います、遠回りしてるように見えるけど、実は一番沢山の人に影響を与えているバンドっていう風になったらいいですね。何年か後にそれを言ってくれる人が現れてくれたら嬉しいです。一時期めっちゃ4つ打ち流行ってた時、その反対派と肯定派がいて。俺らも4つ打ちの曲やってるけどそのどっち派でもなくて。「4つ打ちの曲やってるって思われるの嫌やな」って思ってた時もあったけど、流行りを意識して作ったわけでもないし、それを意識してセットリストから外すのも違うし、だからやりたいようにやろうと思って。

―そういう部分を意識すると、ジャンルの隔たりが余計に生まれるのかなって思います。だから愛はズボーンの活動で、流行りや隔たりの意識が薄れたらいいですよね。
金城:まずは聴いてもらわないといけないですね。初めの設定の意味が分からない人は僕らに聞いてください(笑)。

『IWZBN』

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