最終更新: 2016年3月2日

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Oscar – Sometimes(yabori)
日本盤がいつ出るか首を長くして待っていました!ヴィンテージのミッキーマウスがトレードマークのシンガーソングライター、Oscarことオスカー・シェラーが6月にデビューアルバム『Cut and Paste』が発売される。そして今回、そのアルバムに収録されている「Sometimes」のMVが公開された!80年代アメリカのホームドラムのオープニング曲でかかってそうなキャッチーかつヘロヘロなメロディーが良い。そういえば懐かしのフルハウスが「フラーハウス」と名前を変えて続編が放送されるそうだが、この曲が劇中でかかっても違和感なさそう。そしてホームドラマに出てもいけそうなOscarのキャラクターもまた良い。

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The Somedays – Yellow( Is The Feedback Sound) (木ノ下トモ)
大阪を拠点に活動する男女混合インディーロックバンドThe SomedaysがSoundCloudにて新曲「Yellow( Is The Feedback Sound)」を公開しました。彼らの代表曲ともいえる「Remember me」のドリーミー感とは少し違って、鋭く始まる電子音がはっとするほどかっこいいこの曲。約5ヵ月ぶりの新曲は、彼らが今年どんな音を見せてくれるのか楽しみにしたくなる1曲です。気持ちのいい浮遊感。曲を支える歪んだギターの音がエモーショナルに響いてきます。そして、やっぱり絶妙な二人の声。私、とにかく好きなんですよね、男性と女性のバランスがいいボーカルって。そして、カラフルな電子音はきらびやかすぎず、心地よくて自然に耳になじんでいく。もっとたくさんの曲を聴かせてほしいなあと思うバンドです!

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Sunflower Bean – Wall Watcher(桃井かおる子)
ニューヨークはブルックリンからやって来た今年注目株の新人3ピースバンド、サンフラワービーン。ぶっちゃけ最近、ほぼ毎日聴いてます。ボーカルのジュリアの歌声とバンドの音が、個人的にはマジでドンピシャです!ちなみにジュリアはサンローランのモデルもやっていて、クールな見た目とはギャップのあるフワフワとした歌声がたまらんです。ジュリア以外の男メンバー(G.ニック/Dr.ジェイコブ)も、おしゃれなのか何なのかよくわからない風貌がなんだかウケる(笑)。…あぁ、そういうことか。このバンドは、「イケてる」と「ダサい」の中間地点のようなポジションにいるのが強みなのかもしれない。THE SMITHを思い出させるようなそのサウンドも、繰り返し聴いてみるとがっつりパンクだったり。妖精のようなジュリアの歌声に、それ程歌の上手くないニックの声が重なっていたり。何より、アー写やメンバーの雰囲気はいい感じなのに、全員演奏が正直上手くない。いわゆる、今流行りの【ギャップ】ってヤツですよ。だって、見た目同様の音楽をやっているようなバンドってつまらないじゃないですか?やっぱり音楽をやっている以上、おもしろくないとダメでしょ?あらゆる面でギャップありまくりのサンフラワービーン、ぜひ注目して頂きたい!いよいよ今週2日に発売される日本デビューアルバム『Human Ceremony』には、そんな彼らのギャップという魅力が大いに満載だ!もちろんこんな注目株、BELONGとしては見逃すわけにはいかない。

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Filter – Mother E(まりりん)
初期のナイン・インチ・ネイルズにギタリストとして参加していたリチャード・パトリックが率いるFilterが、4月8日に発売される7枚目のアルバム『Crazy Eyes』から「Mother E」を公開した。映画のサントラのような重低音からはじまり、ラストの歪んだサウンドまできれいにまとまっていて、同じフレーズの繰り返しが多いが溜めが絶妙で飽きることがない。このアルバムはパトリック自身がプロデュースを手がけており、エレクトロニクスを多用したサウンド面だけでなく、金額に応じた特典付きのクラウドファンティングでのプレオーダーなど多くの点で実験的な作品となっている。

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