最終更新: 2020年5月16日
聴けないならいっそのこと自分で創ってしまおう。カニエ・ウェストの新作を日本では聴くことができなかった今年3月、京都のビートメイカー/プロデューサーのTOYOMUは、わずか4日間でカニエ・ウェストの新作を妄想で作り上げた。その作品『印象III ; なんとなく、パブロ』を自身のバンドキャンプにアップしたところ、Billboard, BBC Radio Pitchfork, The Fader , FACT 等、一気に海外の有力メディアが飛びつき、その発想の斬新さのみならず作品内容が高く評価された。
それに続いて今回はなんと大胆にも宇多田ヒカルの『Fantôme』の妄想作『印象VII : 幻の気配』を公開した。国内作の独自解釈で再構築したものは星野源『YELLOW DANCER』以来2作目となる。
そんな彼はデビューEPを11月23日にリリースする。5曲のオリジナル曲から構成されたEP『ZEKKEI』は、サンプリングとシンセサイザーのあくなき融合をかかげ、サンプリング・ネタは自ら作ったサウンドと自然音に限定、地元京都にてひと夏をかけて完成された。国内・海外問わず彼の今後の活躍に注目だ。
【リリース】
『ZEKKEI』
発売日:2016年11月23日
品番:TRCP-208
定価:1,200円(税抜)
収録曲:
1. Atrium Jōbō
2. Incline
3. Mound Meidou
4. The Palace
5. Social Grooming Service
All songs written, produced and performed by TOYOMU
【プロフィール】
1990年、京都生まれ。聴けないならいっそのこと自分で作ってしまおう。カニエ・ウェストの新作を日本では聴くことができなかった2016年3月、わずか4日間でカニエ・ウェストの新作を妄想で作り上げた。その作品『印象III :なんとなく、パブロ(imaging”The Life of Pablo”)』を自身のサイトにアップしたところ、世界中の有力力メディアが飛びつき、その発想の斬新さのみならず作品内容が高く評価された。2016年11月23日、デビューEP『ZEKKEI』をリリース。自身が生まれ育った京都に感化された作品となった。2017年、デビュー・アルバムをリリース予定。自身のイヴェント/コレクティブ、Quantizer Kyoto主宰。 http://toyomu.jp