最終更新: 2020年12月6日



10代のプロデューサー、ビートメイカーのÆgillが、新作『Prejudice』をBandcampにてリリースした。”Prejudice”をテーマに、浮遊感のある上モノ、独自のグルーブを持つビート、ヴォイス・サンプリング、環境音、ノイズなどを組み合わせて作られた6トラックを収録。いずれもフリーダウンロードできる。

アルバムを通して、水辺や森、明るい陽射し等を連想させる環境音が効果的に使われ、楽曲とうまく融合し、なんとも言えない浮遊感と、なめらかで上品なサウンドを作りだしている。特にFKA twigsのリミックス「2 weeks」は、オリジナルの荘厳さを残しつつ現代版にアップデートされ、ポップでドリーミーなサウンドに仕上がっている。この感覚は、10代にしてと言うべきか、10代ならではと言うべきか。これからに注目したい存在だ。

なお、新作『Prejudice』を始め彼の作品は、自身が主催するクリエイティブレーベルAIGUAよりフリーダウンロードができる。

【プロフィール】
1998年生まれ。ビートメイカー、プロデューサー。クリエイティブレーベル “Aigua”主催。コンスタントにコンセプチャルなビート作品をBandcampにて発表。そのうち、”spark” , “pale “の2作品は音楽ブログでも取り上げられ高い評価を得た。iTunes等で配信されたTaeyoungBoyのEPにトラックプロデュースで参加。
Sound Cloud https://soundcloud.com/aegill078
Twitter http://twitter.com/aegill0

AIGUA
https://aigua.bandcamp.com/

【参加作品】
TaeyoungBoy EP https://itun.es/jp/P71bib