先週に引き続き、今週もやはりサイケ色の強い曲が揃いました。やはり自分の好みはガレージ・サイケ寄りなんだと思います。それはそうとフジロックの第一弾アーティストの出演が発表されましたね。その中でもBELONGで注目しているのはキング・ギザード&ザ・リザード・ウィザード。

彼らはオーストラリア出身の7人組のサイケデリックロックバンドなんですが、2010年に結成にも関わらず、なんともう13枚のアルバムをリリースしているんだとか・・・。60年代のバンドかよ!ってくらい驚異的なリリースペースですね。音楽が飽和しきっている現代でどうしたらこんなにもリリースできるんでしょうか。オーストラリアと言えば、2000年代にはザ・ヴァインズ、2010年代はなんといってもテーム・インパラを輩出しているんですが、サイケデリックロックを生み出しやすい地域性みたいなものがあるんでしょうか。こちらも謎です。

そして今週も新曲が公開されましたが、エクス・ヘックスの楽曲は本当に最高ですね。こういうのが聴きたかったっていうギターロックのど真ん中を見事に突っ走っている一曲「Tough Enough」が公開されました。アルバムが本当に楽しみです。この曲だけソフト・サイケには該当しませんが、テーマ性を抜きにしても良い曲です。

またオーヴィル・ペックという謎の新人にして、明らかに怪しいカウボーイの新曲「Dead of Night」もめちゃくちゃ好みです。どこかサイケデリックな風合いのあるカントリーミュージックなんですが、音数の少なさも手伝って、彼のボーカルがはっきり聴こえてきます。深い人生の悲哀を歌う姿はザ・スミスのモリッシーやシガレッツ・アフター・セックスのゴンザレスを思わせます。一度聴くと、耳から離れなくなる心地良いインパクトがあってオススメ。

そして今週はアーティストからのコラボ依頼の絶えない奇才コナン・モカシンの初の来日、ワイルド・ナッシングの京都公演にThe fin.の出演が決定しました。コナン・モカシンの曲は最新作ではないのですが、ソフト・サイケデリックにはうってつけの1曲です。またThe fin.のアコースティックの曲はなんとワイルド・ナッシングのカバー曲です。

という訳で今週も前回に引き続き、ニュース記事をベースにしたプレイリストを作ってみました。聴きやすいように曲順も考えているので、是非この順番でお楽しみください!(文:矢部友宏)