最終更新: 2020年12月6日

black midiとは

UKはロンドンを拠点に活動している4人組ロックバンド、black midi(ブラック・ミディ)がデビュー・アルバム『Schlagenheim』を2019年6月21日にリリースする。

本作はスタークローラーを輩出したイギリスの名門レーベルラフ・トレードより、リリースされる。

ブラック・ミディは、ジョーディ・グリープ(Vo./Gt.)、キャメロン・ピクトン(Ba./Vo.)、マット・ケルヴィン(Vo./Gt.)とモーガン・シンプソン(Ds.)の4人組バンド。

バンド名・結成のいきさつ

メンバー全員が20歳前後で、アデルやキング・クルールらを輩出した名門ブリット・スクールで出会ったという。

バンド名のBlack MIDIは、MIDIファイルで多くの音符を含むリミックスを作成するジャンルだそうだ。

これが名前の由来かは不明だが、彼らはBlack MIDIを人力で再現した変拍子バンドだと言える。

グランド・セフト・オートのスタッフが手掛けたMV

black-midi
デビューアルバム『Schlagenheim』に収録されている「Ducter」の3DアニメMVが公開された。

今回のMVは、“グランド・セフト・オート・シリーズ”などで知られるゲームソフト制作会社ロックスター・ゲームスの元ヴィジュアル・デザイナーらが手掛けた。

同デザイナーらは、ブラック・ミディのゲームのアバター風アーティスト写真も制作している。

「Ducter」のMVは高度な3D技術を駆使してシュールな世界観を表現した作品となっている。

ブラック・ミディは先に「Talking Heads」と「Crow’s Perch」を公開しており、両曲共に国内盤のみにボーナストラックとして収録されている。

初来日ツアーも決定


アルバム発表と併せて、東京・大阪・京都を周る初来日ツアーを行う。

その東京公演のサポートアクトはDos Monos(ドスモノス)の出演が決定。

彼らはLAのレーベル“Deathbomb Arc”からもリリースされたデビューアルバム『Dos City』が高い評価を集めている。

またメンバーの荘子itは向井太一やDATS、yahyelらに楽曲提供を行うなど、プロデューサーとしても活躍している。

Dos Monosが「bmbmbm」をリミックス

black midiの初来日公演のゲストとして出演したDos Monosが、彼らのデビューアルバム収録曲の「bmbmbm」をリミックスした。

楽曲はYoutubeで公開され、こちらで購入も可能。

black midi – ‘bmbmbm’ (Dos Monos remix)

リリース情報

Schlagenheim [解説・歌詞対訳 / ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (RT0073CDJP)
black midi ブラック・ミディ
BEAT RECORDS / ROUGH TRADE (2019-06-21)
売り上げランキング: 1,014

レーベル:Rough Trade/BEAT RECORDS
品番:RT0073CDJP
特典:ボーナストラック2曲追加収録 / 解説・歌詞対訳冊子封入
収録曲:
1. 953
2. Speedway
3. Reggae
4. Near Dt,Mi
5. Western
6. Of Schlagenheim
7. Bmbmbm
8. Years Ago
9. Ducter

[Bonus Tracks for Japan (RT0073CDJP)] 10. Talking Heads
11. Crow’s Perch

プロフィール


ブラック・ミディはジョーディ・グリープ(vo、g)、キャメロン・ピクトン(b、vo)、マット・ケルヴィン(vo、g)とモーガン・シンプソン(ds)の4人で構成され、メンバー全員が19歳か20歳で、アデルやエイミー・ワインハウス、キング・クルールらを輩出した英名門校ブリット・スクールで出会ったという。ゲリラライブを敢行するなど精力的にライブ活動を行い、常に変化するセットリストやその演奏力とオリジナリティ溢れる楽曲から、噂が噂を呼び早くも完売ライブを連発。結成からわずか1年であることから未だに謎が多いが、今最もアツい新生バンドという評判を早々に確立した。海外のバズを受け、コアな音楽ファン達の注目を集める中ここ日本でもデビュー作を引っさげた初来日ツアーを敢行し、全公演がソールドアウトするなど今目が離せない最重要バンドだ。

プロフィール(Dos Monos)

荘子it(MC/トラックメーカー)、TAITAN MAN(MC)、没 a.k.a NGS (MC/DJ)からなる、3人組 HIP HOPユニット。フリージャズやプログレ等からインスパイアされたビートの数々と、3MCのズレを強調したグルーヴが特徴。MC兼トラックメイカーである「荘子it」は向井太一やDATS、yahyel等にも楽曲を提供するなど新進気鋭のプロデューサーとしても活躍しており、同じくMCを担当する「TAITAN MAN」と共にFUJI ROCK FESTIVAL’17においてDATSのステージにゲストラッパーとして出演したことでも話題になった。また、2017年に初の海外ライブをソウルで成功させ、その後はSUMMER SONIC ‘17などに出演。2018年にはLAのレーベルDeathbomb Arcとの契約も発表し、その後フランスのフェスLa Magnifique Society等にも出演。2019年3月には鬼才イリシット・ツボイがMIXを手掛けたデビューアルバム『Dos City』を日米レーベルから同時リリース。その圧倒的な音楽性の高さと、独自に作り上げた世界観を国内外を問わない各メディアや音楽ファンが絶賛し大きな話題を呼んだ。あらゆるジャンルを超えていま最も注目される存在となっている。

YouTube

  • black midi – Ducter
  • black midi – Speedway
  • black midi – Crow’s Perch
  • black midi – Talking Heads