ホイットニー(Whitney)とは!?

レトロでノスタルジックなフォークを奏で、田舎の大自然へ身を委ねたくなる優しさと絶妙な物悲しさを併せ持つシカゴ出身のフォーク・ロックデュオ、ホイットニー(Whitney)。

ホイットニーはジュリアン・アーリック(Vo./Dr.)とマックス・カケイセック(Gt.)による2人組のバンド。

そしてそんな2人はホイットニー結成以前に別のバンドで活動していた経歴があるのはご存じだろうか。

Whitney結成のいきさつ

ジュリアンはアメリカのサイケデリック・ロックバンド、アンノウン・モータル・オーケストラ(Unknown Mortal Orchestra)でドラマーをしていた。

マックスはというと、シカゴ出身のインディー・ロックバンド、スミス・ウエスタンズ(Smith Westerns)で以前ギターを担当。

そして一時期ジュリアンもスミス・ウエスタンズのサポートドラマーとして参加していた過去がある。

だが2014年にスミス・ウエスタンズは解散し、その後ジュリアンとマックスでホイットニーを結成することになる。

そんな2人はルームメイトで、お互いソングライティングを助け合いながら二人三脚で作曲活動を行っている。

2019年8月30日にセカンドアルバム『Forever Turned Around』をリリース!

2016年にデビューアルバム『Light Upon the Lake』をアメリカのインディーズレーベル、Secretly Canadianよりリリースした彼ら。

そして待望のセカンドアルバム『Forever Turned Around』が2019年の8月30日に同レーベルより発売される。

そのアルバムより「FTA」と称されたトレイラーと、シングル曲「Giving Up」の音源が現在発表されている。

そして今回のアルバムはFoxygenのジョナサン・ラド(以前にザ・レモン・ツイッグス(The Lemon Twigs)やワイズ・ブラッド(Weyes Blood)などをプロデュース)、

ボン・イヴェール(Bon Iver)のプロデューサーでも有名なブラッド・クックもプロデューサーとして参加している。

今作『Forever Turned Around』のコンセプトは、「時間は有限だという不安を認める事。」と語る彼ら。

他にも死の必然性、疑う事、そして恋や友情などについても問いかけている内容となっている。

Whitneyの音楽性

ファーストアルバムも今回発表された新曲もそうだが、サウンド的にはレトロなアナログ感のあるフォークテイストで統一されている。

穏やかな北米の大自然の香りが漂い、ジュリアンのハイトーンボイスがサウンドに優しさを加え、マックスのギターは極上のメロディーを奏でるが、

しっかりとサウンドに馴染み、楽曲に奥行きをプラスしている。

ただの単調なフォークで終わるのではなく、トランペット、フォーキーなスライドギター、そしてストリングスが絶妙なスパイスとなり曲に彩りを与えている。

今は日本でのライブは発表されていないが、これからアメリカ全土、そしてヨーロッパ各国をツアーで回る彼ら。

12月までぎっしりとスケジュールが詰まっており、Pitchfork Music Festivalを始めとしたフェスティバルを合わせおよそ60本以上のライブを行う予定だというから驚きだ。

最新アルバムの全貌はまだ見えていないが、現在発表されているトレイラーと新曲を聴いただけでも見えてくる前作同様のホイットニー感は前作からのファン、そしてこれから初めて聴く人をも虜にするだろう。

そして今年の夏のお供にピッタリだろう。(テキスト:Red Apple)

リリース作品

収録曲:
01. Giving Up
02. Used To Be Lonely
03. Before I Know It
04. Song For Ty
05. Valleys (My Love)
06. Rhododendron
07. My Life Alone
08. Day & Night
09. Friend of Mine
10. Forever Turned Around

Light Upon the Lake
Light Upon the Lake

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Whitney
Secretly Canadian (2016-06-03)
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収録曲:
01. No Woman
02. The Falls
03. Golden Days
04. Dave’s Song
05. Light Upon The Lake
06. No Matter Where We Go
07. On My Own
08. Red Moon
09. Polly
10. Follow

プロフィール


元スミス・ウエスタンズのギタリスト、Max KaracekとドラマーJulien Ehrilich率いるシカゴのインディー・ロック・バンド。Julienはアンノウン・モータル・オーケストラのメンバーとしても活躍していた。2016年11月に<Secretly Canadian>よりデビュー・アルバム『ライト・アポン・ザ・レイク』をリリース。2017年1月には初となるジャパンツアーを開催し、同年8月にはサマーソニック2017で再来日を果たした。

おすすめ曲

「Giving Up」

「No Woman」

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