スーパーオーガニズム(Superorganism)はサマソニ2019に出演し、星野源の新作EP『Same Thing』に参加したロンドン発の8人組多国籍サイケデリックバンド。

Superorganismはインターネットでの出会いをきっかけに8人組の多国籍バンドになったという。

そんな彼らはネット世代の革命児なのか?この記事ではスーパーオーガニズムの斬新さや代表曲を紹介する。

Superorganismとは


スーパーオーガニズム(Superorganism)は日本、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、韓国から成る多国籍バンド。

Superorganismのメンバー

スーパーオーガニズムのメンバーは日本人ボーカルであるオロノ・ノグチ (ボーカル、作詞 、ペインティング)を筆頭に、他国籍メンバーが8人所属している。

オノロの他、エミリー (作詞、プロデューサー、シンセ)、トゥーカン(ドラム、プロデューサー、作詞 )、ロバート・ストレンジ(視覚芸術、ステージング)、

ハリー(ギター、プロデューサー)、ビー(バッキングボーカル、ダンサー)、ルビー(バッキングボーカル、ダンサー)、ソウル(バッキングボーカル、ダンサー)という構成となっている。

各々が音楽以外にもプロデュースから映像、そしてアートワークなども自身で手掛ける才能豊かなグループなのがメンバーの担当を見ても分かると思う。

そんな多様性溢れる彼らの出会いはと言うと、インターネットを通じて知り合ったという。

Superorganismの意味

スーパーオーガニズムは2017年に結成した。ちなみにグループ名の意味は「超個体」。

すなわち多数の個体が集合してまるでひとつの個体のように見せるという意味で、バンドの構成ととてもリンクしている名前となっている。

バンドの始まりはと言うと、ハリー、エミリー、トゥーカン、ロバート、ルビーとビーの6人はもともとニュージーランドで音楽活動していたがイギリスへ移住。

そしてその時にYouTubeで見つけたアメリカのメイン州に住むボーカルのオロノへ連絡をした。

そして彼女にデモを送ると、1時間で歌詞と歌を録って送り返してきたと言う。その曲こそがデビューシングル「Something for Your M.I.N.D.」だった。

Superorganismの特徴

Superorganismの特徴とも言えることだが、楽曲はどのジャンルに当てはまるか分からない上に、どのバンドにも似ていない。

それは決して悪い意味ではなく、それこそが彼らの強みであり、インターナショナルで自由な若い表現者たちならではの特徴と言える。

10年前では絶対にこのようなバンドは生まれていなかっただろうし、インターネットの普及や多様性のある時代だからこそ彼らは生まれ、世界で評価されるのだろう。

『Superorganism』

その後フランク・オーシャンやヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグがラジオ番組で彼らの楽曲をオンエアしたことをきっかけに世界に知られることとなった。

バンド結成翌年の2018年にファーストアルバム『Superorganism』をイギリスのインディーズレーベル、Domino Recordingと日本からはHostess Enterainmentよりリリースした。

Domino Recordingと言えば、アークティック・モンキーズやフランツ・フェルディナンドなども所属している大手レーベルだ。

そんなファーストアルバム『Superorganism』は世界的にも評価され、2018年のMTV Europe Music Awardsでベスト・プッシュ賞にノミネートされている。

さらに国内ではソフトバンクのCMに「Something for Your M.I.N.D.」が使用されたり、海外ではシャネルのCMで「Everybody Wants To Be Famous」が使用されている。

日本のアパレルブランド、UNDERCOVERとのコラボなども実現しており、音楽業界だけでなく色んな業界から注目されているのが分かる。

ファーストアルバムの楽曲内では、様々な日常の効果音などが仕様されているのがユニークで、手に靴をはめてテーブルを叩いたり、

トイレの水が流れる音を録ったりなど、その自由な発想はビートルズの『Magical Mystery Tour』にかなり影響を受けているという。

サマソニで来日

Superorganism(スーパーオーガニズム)
現在、スーパーオーガニズム(Superorganism)はサマーソニックを始め、韓国、イギリス、オランダとフェスティバルを中心に世界ツアーを回っている。

ライブでは多人数ならではの音の振り幅や迫力、背後に映し出されるトリップ感満載の映像、そしてダンサー込みのエンターテイメントとしてのライブも見所だろう。

そんな世界での経験を積んだ若き才能たちがサマーソニックで魅せる”新時代バンド”のパフォーマンスはとても楽しみだ。

サマーソニックに遊びに行くなら、もしライブ配信されるようなら、ぜひ彼らのライブをチェックして欲しい!

リリース

Superorganism [解説・歌詞対訳 / ボーナストラック2曲収録 / 特典ステッカー封入] (BRC614)
Superorganism スーパーオーガニズム
BEAT RECORDS / DOMINO (2019-08-14)
売り上げランキング: 8,544

収録曲:
01. It’s All Good
02. Everybody Wants to Be Famous
03. Nobody Cares
04. Reflections on the Screen
05. SPRORGNSM
06. Something for Your M.I.N.D.
07. Nai’s March
08. The Prawn Song
09. Relax
10. Night Time
[Bonus Tracks for Japan (BRC-614)]
11. Something For Your M.I.N.D. (el_der Remix)
12. Hot Chip – Spell (Superorganism Remix)

プロフィール

“ロンドンを拠点に活動、イギリス、日本、オーストラリア、ニュージーランドという多国籍のメンバー8人によるバンド。フランク・オーシャンやエズラ・クーニグ(ヴァンパイア・ウィークエンド)が、Apple Musicのラジオ番組で彼らの楽曲をオンエアし話題を呼ぶ。2017年6月に両A面シングル「It’s All Good」「Nobody Cares」をリリース。9月にアークティック・モンキーズやフランツ・フェルディナンドが所属する英名門レーベル<Domino>と契約したことを発表。2018年2月にはアルバムリリース前にも関わらず渋谷WWWでの来日公演はソールドアウトとなった。3月にデビュー・アルバムをリリース、同年夏に早くもフジロックフェスティバルで2度目の来日を果たす。2019年1月には全国5都市でツアーを開催した。”

引用元:Superorganismプロフィール(Hostess)

Superorganism代表曲

  • Superorganism – Something for Your M.I.N.D.
  • Superorganism – Everybody Wants To Be Famous
  • Superorganism – Same Thing(星野源とのコラボレーション)

ライター:Rio Miyamoto(Red Apple)

兵庫県出身のサイケデリック・ロックバンド、Daisy JaineのVo./Gt.。アメリカ・ボストンに留学経験があり、BELONGでは翻訳を担当。サイケデリック、オルタナ、60s、ロカビリーやR&Bと幅広く聴きます。趣味はファッション、写真、映画観賞。