最終更新: 2020年12月6日
オーストラリアから注目の女性ラッパー現る
オーストラリアと言えば、テーム・インパラを始めとするサイケロックが注目を集めているが、ヒップホップも徐々に盛り上がりを見せつつある。
目次
ティーケイ・マイザとは
ジンバブエ生まれ、オーストラリア育ちのラッパー、Tkay Maidza(ティーケイ・マイザ)。
日本と同様、これまでヒップホップがメインストリームとなりえなかったオーストラリアで、その流れを変えるかもしれないアーティストだ。
2013年、わずか16歳でシングル「Brontosaurus」をリリースすると、いち早く反応したのがRun the JewelsのKiller Mike。
彼女のフロウはUSトラップとUKグライムからの影響を等しく感じさせつつ、オーストラリア・アクセントが加わることで独特なものになっている。
これまでにEP2枚、アルバム1枚リリース
翌年にはBokBokやSBTRKTらをプロデューサーに迎えEP『Switch Tape』を発表。
すぐにMark RonsonやYears & Yearsのサポートアクトに抜擢され、Charli XCXのツアーにも帯同、大型フェス出演とともに国内外の認知度が飛躍的に高まった。
2016年に待望のデビュー盤『TKAY』をリリース。
ポップ〜R&B、トラップの要素をバランスよく取り入れたアルバムは数々の音楽賞を受賞し、オーストラリアの年間チャートでTOP20を記録。
また、昨年はより自分らしい表現を目指したというEPシリーズ第1弾『Last Year Was Weird Parts 1』を発表。
その勢いはとどまる事を知らず、Troye Sivanらポップ〜エレクトロニック〜ヒップホップの垣根を越え、現在各ジャンルの第一線で活躍する若手アーティストとのコラボレーションを次々と果たしてきた。
来たる9月にEPの第2弾のリリースを控え、オーストラリアから今まさに世界を席巻する彼女の初来日公演は絶対に見逃せないものになるだろう。
リリース情報
UNIVERSAL MUSIC (2016-11-18)
売り上げランキング: 1,079,686
収録曲:
1. Always Been
2. Afterglow
3. Carry On (ft. Killer Mike)
4. Simulation
5. Tennies
6. Monochrome
7. Follow Me
8. Castle In The Sky
9. Drumstick No Guns
10. State of Mind
11. House of Cards
12. Supasonic
13. You Want
14. At Least I Know
ライブ情報
Tkay Maidza Live in Tokyo
2019年9月16日(月/祝) OPEN 17:00
CIRCUS TOKYO
ADV ¥3,000 / DOOR ¥3,500
出演:
Tkay Maidza and more
チケット:
Peatix https://peatix.com/event/1304289
e+ https://eplus.jp/sf/detail/3062250001-P0030001P021001?P1=1221
MV
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