最終更新: 2020年12月6日

イギリスの老舗レーベル、Rough TradeがUS・ニュージャージーのバンド、パイングローヴ(Pinegrove)の作品をリリースする。

パイングローヴの最新アルバムであり、4作目の『Marigold』は2020年1月17日に発売される。

これに合わせて、バンド初となる「Phase」のMVを公開した。

ラフ・トレードより新作リリース

フロントマンのエヴァン・スティーヴンズ・ホールは、今回公開された新曲「Phase」について、不眠症をテーマにしたと語っている。

“寝ようとしていても心に色々なことが思い浮かび、自分が何をできるのか何をすべきなのかその全てを考える。

やらなくてはならないタスクを列挙し、自分の頭にリストを作っては不安感へと移行していく、そして最後に上手くいけば眠ることができる”ということを表現したそうだ。

Pinegroveとは

パイングローヴは、ニュージャージー州のモントクレアで、子供の頃から友達だったエヴァン・スティーヴンズ・ホール(Vo./Gt.)と、ザック・レヴィーン(Dr.)によって2010年に結成された。

ホール曰くバンド名は、自身が大学の敷地にあった“美しく統制されているようで、自然のまま雑然としている松林(pine grove)”に由来しているそうだ。

地元の街のDIYシーンにルーツを持つパイングローヴは、ホール特有の陽気さと、彼の内省的かつ詩的な歌詞が話題となり音楽配信サービスBandcampで熱心なファン層を築いていった。

同バンドはカントリーやフォーク、パンクロック・シーンなどに強い影響を受けており、その非常にエモーショナルなロックサウンドでファンから絶大的な支持を得ている。

また感情満ち溢れたライブ演奏も話題となり、過去3年に米国で行われた全てのショーがソールドアウトしたという伝説も持つ。

パイングローヴはこれまでに『Everything So Far』(2015)、『Cardinal』(2016)、『Skylight』(2018年)の3枚のアルバムをリリース。Pitchforkは、初期ウィルコのルーツ・サウンドやビルト・トゥ・スピルを引き合いに出して、『Cardinal』を“強烈な作品”と絶賛した。

アルバム『Marigold』は、2020年1月17日 (金) 発売。国内盤CDにはボーナストラック2曲が追加収録され、歌詞対訳とライナーノーツが封入される。

現在iTunes Storeでアルバムを予約すると、既に公開されている「Moment」と今回新たに公開された「Phase」がいち早くダウンロードできる。

リリース情報

Marigold[歌詞対訳/解説書/国内盤](RT0082CDJP)
Pinegrove パイングローヴ
BEAT RECORDS / ROUGH TRADE (2020-01-17)

発売日:2020年1月17日発売
価格:¥2,200+税
仕様:国内盤CD
特典:ボーナストラック2曲追加収録 / 解説・歌詞対訳冊子封入
品番:RT0082CDJP
収録曲:
1. Dotted Line
2. Spiral
3. The Alarmist
4. No Drugs
5. Moment
6. Hairpin
7. Phase
8. Endless
9. Alcove
10. Neighbor
11. Marigold
+ BONUS TRACKS FOR JAPAN

Music

Pinegrove – Phase

Pinegrove – Moment