最終更新: 2020年9月9日
東京のインディーロック・バンド、CHAILD(チャイルド)が新曲「Many Face Roses」をリリースした。
CHAILDはこれまでにSYNCHRONICITYなどの大型フェスに出演しており、これから注目のバンドである。
そんなCHAILDとはどのようなバンドなのだろうか?
目次
CHAILDとは
男女混成6人組ロック・バンドCHAILD(チャイルド)。
2017年、ヴォーカル兼コンポーザーであるLouisを中心に結成された彼らは都内を拠点に活動を行う。
バンドは、これまでに一般公募オーディションから都市型ミュージック&カルチャーフェスティバル“SYNCHRONICITY’19”への出演(GEZAN、ZAZEN BOYS 、CHAIらが参加)、
渋谷区の全5会場7ステージで開催された“YOYOGI Seesaw Festival 2019”への出演経験もある実力派。
そんな彼らの2017年にフィジカルリリースされた記念すべき1st EP『Locked up』が2019年11月11日に配信リリースされた。
Locked up
『Locked up』ではニューエイジやチルウェイブの要素を取り入れ、均整のとれた奥ゆかしいポストロックを聴かせるCHAILDは技術的には高水準にあるといえるだろう。
ただし、品格を出すことに気を取られ過ぎて全体が錆び付いてしまっている感じが否めない。
ゆらゆらと揺れながら淀みなく流れるサウンドの耳あたりはいいが、あまりになめらかすぎる。
そのため、たとえ技巧的なことをやっていても心を捉えきれない、というのが正直な感想である。
とはいえ作品自体は2年前のものである。最新型の彼らの音楽を私はまだ知らない。
今回の配信リリースを足がかりに活動はますます活発化していくであろう。
美的感覚やバランス感覚の優れたバンドであるだけに今後が楽しみである。
リミッターを外し、思いのままに音を鳴らしたCHAILDはきっと強烈であるに違いない。(滝田優樹)
Many Face Roses
CHAILD(チャイルド)がライブの定番曲となっている楽曲「Many Face Roses」を2020年9月9日、配信リリースした。
新曲「Many Face Roses」は新たな音楽プラットフォームである、“RIENDSHIP.”からリリースされる。
また、CHAILDは10月に無観客で自主企画ライブを配信する予定なので、ぜひこの機会にライブを見てもらいたい。(2020年9月9日更新 BELONG編集部)
CHAILD – Many Face Roses
リリース
シングル「Many Face Roses」
発売日:2020/09/09
レーベル:FRIENDSHIP.
EP『Locked up』
発売日:2019/11/11
レーベル:CHAILD
収録曲:
1. Feel 5
2. Locked up
3. After Lyon
ライブ情報
CHAILD presents “Closer_#2”
形式:無観客配信ライブ
日時・場所:2020年10月24日(土)@time Tokyo
出演:CHAILD (VJ: tomo)、Aureole (VJ: Hello1103)
開演:19:00~
チケット:¥2,000
チケット販売先:Peatixにて9/9より販売
※12月20日(日)00:00までアーカイブ視聴可能
代表曲
- CHAILD – Locked up (Official Audio)
- CHAILD – Feel 5 (Official Audio)
プロフィール
東京の6人組オルタナティヴ・ロック・バンド、CHAILD(チャイルド)。2017年にLouis(Vo.)を中心に結成。同年12月に1st EP「Locked up」をリリース。
2019年4月に都市型フェス「SYNCHRONICITY’19」に一般公募オーディションを経て出演。
公式HP:https://chaild.tokyo/
Twitter:https://twitter.com/CHAILD_official
Instagram:https://www.instagram.com/chaild.official/
Facebook:https://www.facebook.com/chaild.official/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCoMqN_wDrlcqf9gfV9SRR7Q
Soudcloud:https://soundcloud.com/chaild
1991年生まれ、北海道苫小牧市出身のフリーライター。TEAM NACSと同じ大学を卒業した後、音楽の専門学校へ入学しライターコースを専攻。そこで3冊もの音楽フリーペーパーを制作し、アーティストへのインタビューから編集までを行う。その経歴を活かしてフリーペーパーとWeb媒体を持つクロス音楽メディア会社に就職、そこではレビュー記事執筆と編集、営業を経験。退職後は某大型レコードショップ店員へと転職して、自社媒体でのディスクレビュー記事も執筆する。それをきっかけにフリーランスの音楽ライターとしての活動を開始。現在は、地元苫小牧での野外音楽フェス開催を夢みるサラリーマン兼音楽ライター。猫と映画鑑賞、読書を好む。小松菜奈とカレー&ビリヤニ探訪はライフスタイル。
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Twitter:@takita_funky