最終更新: 2021年8月9日

Peggy Sue

Peggy Sueとは

やっぱりオールディーズは良いもんですね!

UKではデビューアルバムすらリリースしていないオールディーズバンド、FURの「If You Know That I’m Lonely」が1000万回再生される快挙を成し遂げた。

徐々に盛り上がりを見せるUKロックに引き続き、にわかにオールディーズも火が付いてきているようだ。

今回紹介するのはオールディーズの神様的存在、Buddy Hollyの代表曲「Peggy Sue」をバンド名にしたPeggy Sue(ペギー・スー)。

Peggy Sueはロンドンで2007年に結成された女性二人組(Rosa Slade, Katy Young)による、サーフ・ロック・デュオ。

2014年に『Choir of Echoes』をリリースし、これまでに3枚のアルバムをリリースしている。

来る新作『Vices』

以前まではThe Velvet Undergroundのようなダークで反復するギターロックを演奏していたが、最近は一転して軽快なサーフ・ロックサウンドを奏でるようになった。

彼女たちは2020年2月に6年ぶりとなる4作目『Vices』のリリースを予定しており、「Validate Me」、「Motorcade」の2曲が公開されている。

新曲「Validate Me」は小難しいことを一つもやっておらず、目の覚めるようなサーフロックがひたすら心地良い。

オールディーズの新たな価値

洋楽は追いきれないほどジャンルが細分化しているとよく言われている。

そんな時代だからこそ、耳馴染みがありどんな人にでも聴きやすいオールディーズにまた新たな価値が生まれているのではないだろうか。

こうした背景が後押して、前述したFURの1000万回再生が実現したのだと思う。

そういう時代の機運が、彼女たちの音楽をオールディーズに導いていったのではないだろうか。今こそ、オールディーズを聴いて欲しい。

追伸:オールディーズバンドのお約束と言えば、クリスマスソングのカバー!

ホリデーシーズンに向けて、Peggy Sueが12月5日にリリースされた『SURF XMAS』も是非。

リリース情報


『Vices』
発売日:2020/2/21
レーベル:French Exit
収録曲:
1. I Wanna Be Your Girl
2. In Dreams
3. Vices
4. Motorcade
5. Souvenirs
6. Better Days
7. Validate Me
8. Slow Fade
9, Remainder Blues
10. In The Shallows


『Surf Xmas』
発売日:2019/12/5
レーベル:French Exit
収録曲:
1. White Christmas
2. Jingle Bells
3. Silver Bells
4. Blue Christmas
5. Jingle Bell Rock.


発売日:2014/1/27
レーベル:Wichita Recordings
収録曲:
1. (Come Back Around)
2. Esme
3. Substitute
4. Figure of Eight
5. Always Going
6. Just the Night
7. How Heavy the Quiet that Grew Between your Mouth and Mine
8. Electric Light
9. Longest Day of the Year Blues
10. Idle
11. And Always Is
12. Two Shots
13. The Errors of your Ways

Music

Peggy Sue – Validate Me(OFFICIAL VIDEO)

Peggy Sue – Motorcade

Peggy Sue – Jingle Bells

Buddy Holly – Peggy Sue Live

Link

HP:https://www.musicglue.com/peggysueband
bandcamp:https://peggysue.bandcamp.com/
Youtube:peggysueTV
Twitter:https://twitter.com/peggysueband
instagram:https://www.instagram.com/peggysuetheband/
Facebook:https://www.facebook.com/PeggySueBand

ライター:yabori
yabori
BELONG Mediaの編集長。2010年からBELONGの前身となった音楽ブログ、“時代を超えたマスターピース”を執筆。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・​後藤正文が主催する“only in dreams”で執筆後、音楽の専門学校でミュージックビジネスを専攻

これまでに10年以上、日本・海外の音楽の記事を執筆してきた。

過去にはアルバム10万タイトル以上を有する音楽CDレンタルショップでガレージロックやサイケデリックロック、日本のインディーロックを担当したことも。

それらの経験を活かし、“ルーツロック”をテーマとした音楽雑誌“BELONG Magazine”を26冊発行してきた。

現在はWeb制作会社で学んだSEO対策を元に記事を執筆している。趣味は“開運!なんでも鑑定団”を鑑賞すること。

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Twitter:@boriboriyabori