最終更新: 2020年11月7日

St.Vincent(セイント・ヴィンセント)がX JAPANのリーダーであるYoshikiとのコラボ曲「NEW YORK FEATURING YOSHIKI」をリリースした。

St.VincentとYoshikiとのコラボは全てオンラインで完結し、二人が対面したのは楽曲完成後だったそうだ。

St.Vincentとは

St.Vincent(セイント・ヴィンセント)
St.Vincent(セイント・ヴィンセント)はアメリカ・オクラホマ出身の女性シンガーソングライター。

キャリアのスタートはアメリカのシンガーソングライター、スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens)のツアーサポートメンバーからだった。

2006年にデビューアルバム『Marry Me』をリリースし、これまでに6枚のアルバムをリリースしている。

St.Vincentの転機となったのは4枚目のアルバム『St. Vincent』がグラミー賞の“最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム”を受賞したことだった。

また、5作目の『Masseduction』でもグラミー賞で“最優秀ロック・ソング”を受賞している。

これまでのコラボ

St.Vincentはこれまでに元Talking Headsのデヴィッド・バーンとコラボしており、アルバム『Love This Giant』をリリースしている。

またSt.Vincentは先日、デイヴ・グロールとコラボし「Piggy」をリリースしている。

「Piggy」はNine Inch Nailsの『The Downward Spiral』収録曲で、ドラムとしてデイヴ・グロールが参加している。

NEW YORK FEATURING YOSHIKI

St.Vincent(セイント・ヴィンセント)はYoshikiとのコラボ曲「NEW YORK FEATURING YOSHIKI」を2020年8月28日にリリースした。

今回リリースされた「NEW YORK」は元々、St.Vincentが2017年にリリースした5枚目のアルバム『Masseduction』収録の楽曲をアレンジし直したものだ。

YOSHIKIはピアノ演奏とストリングスのアレンジで参加している。

St.VincentとYoshikiとのコラボレーションは共通の友人をきっかけに実現したもので、St.VincentとYoshikiは今回の楽曲について下記のように語っている。

Yoshikiコメント

“完成まですべてオンライン。対面をしたのは全てが完成してから。それまでは電話であったり、メールであったり。知り合ってから曲が完成するまで全てオンライン。今の時代だからこそ生まれた曲”

引用元:Caroline International

St.Vincentコメント

“YOSHIKIが美しいアレンジメントを加え、楽曲に新たな息を吹き込んでくれた”

引用元:Caroline International

St. Vincent – New York ft. Yoshiki (Audio)

リリース

シングル『NEW YORK FEATURING YOSHIKI』

発売日: 2020年8月28日
収録曲:
1.NEW YORK FEATURING YOSHIKI
フォーマット:Mp3
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プロフィール

St.Vincent

St.Vincent(セイント・ヴィンセント)

“米女性シンガーソングライター/ギタリスト。 ポリフォニック・スプリーやスフィアン・スティーヴンスのツアーメンバーとして活動後、ソロ活動を開始。2014年にリリースしたアルバム『セイント・ヴィンセント』が絶賛され、第57回グラミー賞「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」を受賞、US チャート12 位を獲得し多くのメディアで年間ベスト・チャート上位にランクイン、国際的に注目を集めた。 2017年10月に5枚目となるアルバム『マスセダクション』(「New York」のオリジナルヴァージョン収録)をリリース。第61回グラミー賞では、「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」にノミネートされ、「最優秀録音パッケージ」と収録曲「Masseduction」が「最優秀ロック・ソング」を受賞した。初来日は2012年、2017年Hostess Club All-Nighterにヘッドライナーとして出演、2018年8月にはサマーソニックで再来日を果たし日本の観客を魅了した。21世紀のインディー・ロックの女王として確固たる地位を確立。”

引用元:St.Vincent(セイント・ヴィンセント)プロフィール(Caroline International)

Yoshiki

Yoshiki

“作詞家、作曲家、「X JAPAN」リーダーとしてピアノ、ドラムを担当。これまでに天皇陛下御即位十年記念式典の奉祝曲、愛知万博公式イメージソング、ハリウッド映画のテーマソング、そして世界最高峰の米ゴールデングローブ賞の公式テーマソングを作曲するなどグローバルに活動。YOSHIKI率いるX JAPANは、これまでアルバム・シングルを合わせ3000万枚を超える売上げを誇り、55,000人収容の東京ドームを18回にわたりソールドアウトにした記録を持つ伝説のバンド。2014年に米マディソン・スクエア・ガーデン公演、2017年に英ウェンブリー・アリーナ公演を成功させ、米カーネギー・ホールでの単独公演とあわせ、アジア人として初めて音楽の3大殿堂を制覇するなど、世界にその名を轟かせている。”

引用元:Yoshikiプロフィール(Caroline International)

St. Vincent代表曲(Youtube)

  • St. Vincent – “Los Ageless” (Official Video)
  • St. Vincent – Digital Witness
  • David Byrne & St. Vincent – Who (Official Video)
BELONG Media編集部
BELONG Media編集部
インディーロックを中心に日本や欧米、アジアの音楽を取り上げる音楽専門メディア。“ルーツロック”をテーマとした音楽雑誌“BELONG Magazine”を26冊発行。最近はYouTubeで気になるアーティストを見つけるとすかさずチャンネル登録をしています。掲載アーティスト・プレスリリースの募集はお問い合わせから。