最終更新: 2021年7月4日
1月27日にリリースを控えていた宇多田ヒカルのEP『One Last Kiss』が、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開延期を受けて、3月10日に発売延期となった。
緊急事態宣言発令に伴う影響だ。宇多田ヒカルの新曲を聴ける日を直前の延期に残念で仕方がない。
そこで今回は、宇多田ヒカルの影響を受けた、もしくは共振をしあうアーティストを選出してプレイリストを作成した。
「One Last Kiss」がどのような楽曲であるのか想像しながら、宇多田ヒカルが音楽シーンにどのように影響を与えたのかを感じていただけたらと思う。(滝田優樹)
目次
宇多田ヒカル、15曲のプレイリスト
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プレイリスト収録曲
One Last Kiss
宇多田ヒカルの新曲にして『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の主題歌、「One Last Kiss」のMVが本日、2021年3月9日に公開された。
「One Last Kiss」のMVはエヴァンゲリオンシリーズを手掛けてきた庵野秀明が監督を務めたものとなっている。
また、本日「One Last Kiss」の配信がスタートし、2021年3月10日にCDとアナログが発売される。(2021年3月8日 BELONG編集部追記)
One Last KissのMVについて
宇多田ヒカルの新曲「One Last Kiss」のMVについて、コロナ感染拡大の状況を踏まえ、監督の庵野秀明と下記のような手順で制作に至ったそうだ。
“今ミュージックビデオは、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』総監督の庵野秀明が監督を務めました。
宇多田ヒカルサイドからのミュージックビデオ製作オファーを快諾した庵野氏は
「現状可能なMVの作り方として現場ディレクション無しで本人の自撮り等による撮影素材を送ってもらって、それを切り取り繋げて作品に仕上げる」という方法を提案。庵野氏からカメラ目線やリップシンク等メールによる最小限の注文を受け、宇多田ヒカルは細心のコロナ感染対策を取りながら数名のスタッフとともにロンドン郊外で撮影を敢行。
スマートフォンも含む様々な機材で撮られた映像素材を受け取った庵野監督らが日本で編集を行いました。まるでプライベートな過去の大切な記憶を辿るような、切ない感情が湧き上がる作品が完成しましたので、是非お楽しみください。”
宇多田ヒカル『One Last Kiss』
リリース
EP『One Last Kiss』
発売日: 2021/3/10
タイアップ: シン・エヴァンゲリオン劇場版
収録曲:
1: One Last Kiss (映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』テーマソング)
2: Beautiful World (Da Capo Version) (映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』テーマソング)
3: Beautiful World -2021 Remastered- (映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』テーマソング)
4: Beautiful World (PLANiTb Acoustica Mix) -2021 Remastered- (映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』テーマソング)
5: 桜流し -2021 Remastered- (映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』テーマソング)
6: Fly Me To The Moon (In Other Words) (2007 MIX) -2021 Remastered- (映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』予告編挿入歌)
7: One Last Kiss (Instrumental)
8: Beautiful World (Da Capo Version) (Instrumental)
フォーマット: CD
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シングル『Time』
発売日: 2020/5/8
タイアップ: 美食探偵 明智五郎主題歌
フォーマット: Mp3
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シングル『誰にも言わない』
発売日: 2020/5/29
タイアップ: サントリー天然水CMソング
フォーマット: Mp3
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宇多田ヒカルプロフィール
“1998年12月9日にリリースされたデビューシングル「Automatic/time will tell」はダブルミリオンセールスを記録、15歳にして一躍トップアーティストの仲間入りを果たす。
そのわずか数か月後にリリースされたファーストアルバム「First Love」はCDセールス日本記録を樹立。いまだその記録は破られていない。
以降、アルバムはすべてチャート1位を獲得。2007年にはシングル「Flavor Of Life」がダウンロード世界記録を樹立。
2010年に「人間活動」を宣言し一時活動休止期間に入ったが、2016年4月に配信シングル「花束を君に」「真夏の通り雨」のリリースによってアーティスト活動を本格始動する。2016年9月に発表した6枚目のオリジナルアルバム「Fantôme」は自身初のオリコン4週連続1位や全米のiTunesで3位にランクイン、CD、デジタルあわせミリオンセールスを達成するなど、国内外から高い評価を受けた。
2017年3月にEPICレコードジャパンにレーベル移籍。デビュー20周年を迎える2018年6月27日(水)に7枚目となるアルバム「初恋」を発売。2019年1月18日KINGDOM HEARTS Ⅲのテーマソングが収録されたシングル「Face My Fears」も発売。自身初の全米Billboard Top100入りを記録した。6月26日に昨年開催されたツアー「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」の映像作品を発売。
5月8日に2020年初となる新曲「Time」を配信のみでリリース。立て続けに5月29日には「サントリー天然水」CMソング「誰にも言わない」を同じく配信のみでリリース。”
宇多田ヒカル代表曲(Youtube)
- 宇多田ヒカル – 花束を君に
- 宇多田ヒカル – 誰かの願いが叶うころ
- 宇多田ヒカル – Time
ライター:滝田優樹
1991年生まれ、北海道苫小牧市出身のフリーライター。TEAM NACSと同じ大学を卒業した後、音楽の専門学校へ入学しライターコースを専攻。
そこで3冊もの音楽フリーペーパーを制作し、アーティストへのインタビューから編集までを行う。
その経歴を活かしてフリーペーパーとWeb媒体を持つクロス音楽メディア会社に就職、そこではレビュー記事執筆と編集、営業を経験。
退職後は某大型レコードショップ店員へと転職して、自社媒体でのディスクレビュー記事も執筆する。
それをきっかけにフリーランスの音楽ライターとしての活動を開始。現在は、地元苫小牧での野外音楽フェス開催を夢みるサラリーマン兼音楽ライター。
猫と映画鑑賞、読書を好む。小松菜奈とカレー&ビリヤニ探訪はライフスタイル。
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Twitter:@takita_funky