2020年に逝去したアンディ・ギル(Andy Gill)とGang of Four(ギャング・オブ・フォー)のトリビュートアルバムのリリースが決定した。

アンディ・ギルとGang of Fourのトリビュートアルバム『The Problem Of Leisure: A Celebration of Andy Gill and Gang Of Four』には20組を超えるアーティストが参加している。

ここ日本からはアンディ・ギルと親交のあった布袋寅泰こと、Hoteiも参加している。

Gang of Fourとは

Gang of Four(ギャング・オブ・フォー)
Gang of Four(ギャング・オブ・フォー)は1976年に結成されたポストパンク・バンド。

オリジナルメンバーはジョン・キング(Vo.)、、アンディ・ギル(Gt.)、デイブ・アレン(Ba.)、ヒューゴー・バーナム(Dr.)の4人組。

1983年に一度解散しているが、1987年に再結成したものの、1997年には再び解散している。

2004年には再々結成し、15年ぶりに新作アルバム『Content』をリリースした。

A Celebration of Andy Gill and Gang Of Four

アンディ・ギルとGang of Fourのトリビュートアルバム『The Problem Of Leisure: A Celebration of Andy Gill and Gang Of Four』は2021年5月14日にリリースされる。

当初、アンディ・ギルはGang of Fourのデビューアルバム『Entertainment!』の40周年盤のリリースを予定していたが、予定を変更してトリビュートアルバムでのリリースとなった。

トリビュートアルバムには、Gang of Fourのこれまでの楽曲の中からアーティストが自ら選曲し、カバー曲を演奏している。

アンディ・ギルの妻からのコメント

デビューアルバム『Entertainment!』の40周年盤の予定から、トリビュートアルバムに変わっていった経緯について、アンディ・ギルの妻であるCatherine Mayerは下記のように語っている。

“Andyは本当にこのプロジェクトにエキサイトしていた。もちろん、当初はトリビュート・アルバムとは考えられてなかった。Andyは、彼が望んでいたアーティストが参加に同意するのを見ることを楽しみに生きていた。ここには相互からの賞賛があった。そのことが私の慰めとなった”

引用元:THE PROBLEM OF LEISURE | ギャング・オブ・フォーのトリビュート・アルバムがリリース(Big Nothing)

An Introduction to The Problem of Leisure by Catherine Mayer

アルバム参加アーティスト

アンディ・ギルとGang of Fourのトリビュートアルバムには20を超えるアーティストが参加している。

中でも注目は日本の布袋寅泰(Hotei)を筆頭に、全英一位を獲得したポストパンク・バンド、Idles、Red Hot Chili Peppersのフリーとジョン・フルシアンテ、

トム・モレロ(Rage Against the Machine)&サージ・タンキアン(System Of A Down)、3D(Massive Attack)、Warpaint、Killing Jokeといった錚々たる顔ぶれが参加した。

“Idles(アイドルズ)
Tom Morello & Serj Tankian(トム・モレロ&サージ・タンキアン)
Helmet(ヘルメット)
3D & Nova Twins(3D&ノヴァ・ツインズ)*3Dはマッシヴ・アタックのロバート・デル・ナジャのリミックス・ネイム。ノヴァ・ツインズはイギリスのロック・デュオ。
Hotei(Hotei)
Gary Numan(ゲイリー・ニューマン)
Gail Ann Dorsey(ゲイル・アン・ドロシー)*David Bowieのベーシスト。Gang of Fourでもプレイ。
Herbert Grönemeyer feat. Alex Silva(ヘルベルト・グレーネマイヤー・フィーチャリング・アレックス・シルヴァ)*ヘルベルト・グレーネマイヤーはドイツで最も人気のあるアーティスト。アレックスはヘルベルトのコラボレーター。
LoneLady(ローンレディ)*マンチェスターのエレクトロニック・アーティスト。Gang of Fourをサポート。
JJ Sterry(JJステリー)*2013年からのGang of Fourのシンガー。
La Roux(ラ・ルー)
Everything Everything(エヴリシング・エヴリシング)
Dado Villa-Lobos(ダド・ヴィラ・ロボス)*ブラジルのバンド、Legiao Urbanaのベース・プレイヤー。
The Dandy Warhols(ザ・ダンディ・ウォーホールズ)
Warpaint(ウォーペイント)
Flea & John Frusciante(フリー&ジョン・フルシアンテ)
Hardcore Raver in Tears(ハードコア・レイヴァー・イン・ティアーズ)*中国のロック・バンド。
The Sounds(ザ・サウンズ)*スウェーデンのインディ・ロック・バンド。
Killing Joke(キリング・ジョーク)
Sekar Melati(Sekar Melati)*日本のガムランバンド”

引用元:Gang of Four(ギャング・オブ・フォー)トリビュートアルバムリリース(Big Nothing)

Track-listing for The Problem of Leisure: A celebration of Andy Gill and Gang of Four

布袋寅泰(Hotei)からのコメント

トリビュートアルバムリリースに際し、生前にアンディ・ギルと親交があり、Gang of Fourのアルバムにも参加した布袋寅泰(Hotei)からのコメントが届いている。

“アンディのギターはロック・ギターの固定観念を打ち破り”ギターは打楽器だ”と僕に教えてくれた。彼のギターに出会わなければ僕は退屈なギタリストになっていただろう。シニカルで気難しいイメージのアンディだが、実際は心優しくユーモアに溢れる優しき紳士だった。このトリビュートに込めた思いが、天国のアンディと世界中のGOFファン、そして独創的なスピリットを持ったギタリストたちに届くことを祈る。”

引用元:『Gang Of Four』のトリビュート・アルバムに布袋寅泰の参加が決定!(HOTEI.COM)

リリース

トリビュートアルバム『A Celebration of Andy Gill and Gang Of Four』

発売日: 2021/5/14
ジャンル: ポストパンク
収録曲:
(DISC 1)
1. Idles – Damaged Goods
2. Tom Morello & Serj Tankian – Natural’s Not In It
3. Helmet – In the Ditch
4. 3D x Gang of Four feat. Nova Twins – Where The Nightingale Sings
5. Hotei – To Hell With Poverty
6. Gary Numan – Love Like Anthrax
7. Gail Ann Dorsey – We Live As We Dream Alone
8. Herbert Grönemeyer feat. Alex Silva – I Love A Man in a Uniform
9. LoneLady – Not Great Men
10. JJ Sterry – 5.45
(DISC 2)
11. La Roux – Damaged Goods
12. Everything Everything – Natural’s Not In It
13. Dado Villa-Lobos – Return The Gift
14. The Dandy Warhols – What We All Want
15. Warpaint – Paralysed
16. Flea & John Frusciante – Not Great Men
17. The Sounds – I Love a Man in Uniform
18. Hardcore Raver in Tears – Last Mile
19. Killing Joke x Gang of Four – Forever Starts Now (Killing Joke Dub)
20. Sekar Melati – Not Great Men (live version)
フォーマット:Mp3、CD、アナログ、カセット
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ボックスセット『77-81』

発売日: 2021/4/23
ジャンル: ポストパンク
フォーマット:CD、アナログ
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Gang of Fourプロフィール

Gang of Four(ギャング・オブ・フォー)

“ギャング・オブ・フォー(Gang of Four)は、1976年に結成されたイングランド・リーズ出身のポストパンク・バンドである。硬質なギター、ファンク色の強いサウンド、政治的な歌詞が特徴。1984年に解散したが、その後1990年に再結成し、2枚のスタジオ・アルバムを録音した。2004年から2006年に再々結成している。2020年2月1日に、ギターのアンディ・ギルが死亡した。

パンクロック、ファンク、ダブをミックスさせ、社会的、政治的な悪事を叙情的に強調させた。1970年代後半から1980年代初頭までのポストパンクムーブメントを代表するバンド (音楽)の1つと考えられている。デビュー・アルバム『エンターテイメント!』は、史上5番目に偉大なパンク・アルバムにランクされ、雑誌『ローリング・ストーン』の「500 Greatest Albums of All Time」では、483位になった。”

引用元:Gang of Four(ギャング・オブ・フォー)バンドプロフィール(Wikipedia)

Gang of Four代表曲(Youtube)

  • Gang of Four – Damaged Goods (Official Live | Later…)
  • Gang Of Four – To Hell With Poverty (Official Live | 1980)
  • Gang Of Four – You’ll Never Pay For The Farm (Official Video)

BELONG Media編集部
BELONG Media編集部
インディーロックを中心に日本や欧米、アジアの音楽を取り上げる音楽専門メディア。“ルーツロック”をテーマとした音楽雑誌“BELONG Magazine”を26冊発行。2021年2月、J-WAVEのSONAR MUSICにゲスト出演。最近はYouTubeで気になるアーティストを見つけるとすかさずチャンネル登録をしています。

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