THEティバ、ガザ人道危機支援のチャリティイベント“what we need”を開催！

最終更新： 2024年7月16日

オルタナティヴロック・バンドTHEティバが、ガザ人道危機支援のチャリティイベント”what we need”を下北沢で開催する。

利益は全額UNRWAを通じて寄付されるので、音楽と社会問題を結び付けるこの意義深い試みに、ぜひ参加してほしい。

what we need

日本のオルタナティヴロック・バンド、THEティバが2024年8月18日（日）に下北沢THREE & BASEMENT BARにて、ガザ人道危機支援のためのチャリティイベント“what we need”を開催することを発表した。

このイベントで得られた利益は、ガザ侵攻による被害者支援のため、国連パレスチナ難民救済事業機関（UNRWA）を通じて全額寄付される。

また、前売りチケットをTHEティバのBASEまたはライブ物販で購入した方には、限定カラーのステッカーがプレゼントされる。

THEティバは、2018年に結成された2人組バンド。明智マヤ（ボーカル、ギター）とサチ（ドラムス）で構成されている。2022年には1stフル・アルバム『On This Planet』をリリースし、注目を集めている。

THEティバのメンバー、明智マヤとサチは、このイベントを通じて世界の問題に対する意識を高め、直接的な支援の機会を提供したいという思いを語っている。

音楽とカルチャーを通じて人々が集まり、現在の世界情勢について話し合い、行動を起こすきっかけになることを望んでいる。

このイベントは、音楽を通じて社会問題に取り組み、身近に考えるきっかけを与えてくれる意義深い試みとなっているので、是非参加して欲しい。

また、THEティバのメンバーからのコメントは下記の画像を確認してほしい。

バンドからのメッセージ

今パレスチナで起こっていること、ウクライナとロシアのこと、世界で起きている沢山の問題のために私が個人で出来ていることは、少しの募金、本を読むこと、目を離さないこと、不買運動や署名。 SNSで意思を表明すること。
いつも感じることはこれらはとっても些細なことで、今起きていることに向き合う最低ラインであるということです。もちろん大切なことでもあるけれど。
今私はバンド活動をしていて、応援してくれている人たちがいる、見てくれている人たちがいる、知り合いもたくさんいるという恵まれた環境で何が出来るかと考えるとやっぱりライブが思いつきます。
何かもっと行動したいけど何をしたら良いのか分からないと考えている人たちの広場を作ることが出来たらいいなと考えています。私自身、 1人でモヤモヤと考えているだけの時よりも信頼できる友達と今の世界について、パレスチナについて、日本について話すことでより視野を広げられ、情報を交換したり、より強く現状に対して怒りや何か出来ないかを考えるようになりました。
きっと私のように誰かと話すことを必要としている人がいると思います。
そんな人たちの助けにもなったらいいなと思っています。
もちろん8/18よりも前に、本当に今すぐに世界が平和になる事を心の底から願っています。
THEティバ明智マヤ

少し前に、世界中で拡散された”All Eyes on Rafah” と書かれたInstagramのストーリーの画像を、友達や好きなミュージシャン、いろんな人が投稿していました。
その日わたしのストーリーのフィードはその画像で溢れ返りました。
あの日たくさんの人がパレスチナとイスラエルのことや戦争のことを知り関心を高めたと思います。
戦争はやだな、とか、もしも自分の国だったら自分はどう思うだろうとか、
いろんなことを前より少しだけ気軽に話し合えたり、発信したり、受信したりするようになったと感じます。
わたしはいつも、直接的な支援がいちばん有効だと思っています。
そして、自分の生活を続けながら無理なくできることも大切だと思っています。
例えばわたしは、理念に賛同できる団体に毎月定期募金をしています。募金は、ガザだけでなく世界中の紛争地域への支援などにも使われるし、支援の報告なども見れます。
それから、戦争を加速させる資金を提供していることが明確な企業のものは買わなくなったり。できることは他にももっとあります。
そして、できることを自分たちで増やそう! という気持ちから、
ガザ支援チャリティ企画としてこのイベントが生まれました。
ティバは1時間半くらい演奏する予定で、みんなで曲作るコーナー的なのも初めてやってみます。でも今回のイベントのメインは、わたしたちが考えていることに賛同してくれた全ての人が気軽にたのしく直接的な支援に参加できることです。
フードや本、服のフリマなどたくさんの人に協力してもらって、世界で起こっていることについていろんな人と話せるようなラフでたのしく過ごせる空間を準備しています。
もちろんこのイベントの日が来る前に現在のあらゆる争いがなくなることが本望ですが、
そこに向かっていく力のひとつになればいいとわたしは思います。
THEティバサチ