最終更新: 2024年11月11日

読者の皆様へ

いつも私たちの記事を読んでいただき、ありがとうございます。編集長のTomohiro Yabeです。

今日は、私たちの新しい取り組みについて皆さんにお話ししたいと思います。少し長くなりますが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

変化の時代に立ち向かう

テキスト:Tomohiro Yabe 使用ツール:Claude 校正・編集:Tomohiro Yabe(BELONG編集長)

音楽業界は今、大きな変化の最中にあります。テクノロジーの進化が音楽の創造や体験の仕方を根本から変えつつあります。

そんなタイミングだからこそ、私たちBELONG Media/A-indieは、新しいプロジェクトを始めることにしました。

まずは私たちの新しいコンセプトについてお知らせします。

新しいコンセプトについて

“出会った音楽の解像度を上げる”

BELONG Media/A-indieは、音楽との出会いをより鮮明で深いものにする新たな取り組みを開始します。

以前より、私たちは”Roots Rock Media”というアーティストのルーツを探求する姿勢を基盤としてきましたが、これからはさらに新しい試みを加えて展開していきます。

“出会った音楽の解像度を上げる”というコンセプトの核心は、アーティストの創作背景やルーツ、作品に込めた想いを丁寧に掘り下げ、リスナーに作品をより立体的に伝えることにあります。

また、新しい試みとして、AIを新たなツールとして活用していきます。

AIはあくまでも”解像度を上げる”という目的に近づく手段として使用します。これからはインタビューを軸とした従来の手法はそのままに、AIという新しいツールを使用することで、より鮮やかに音楽との出会いを生み出すことを目指します。

新たなプロジェクトについて

Jingle Jungle Range Town12
ジングル・ジャングル・レンジタウンロゴ(Credit:Adobe Firefly)

BELONG Media/A-indieは新たに”ジングル・ジャングル・レンジタウン”というプロジェクトを立ち上げます。このプロジェクトの目的は、私たちが愛するインディーミュージックをより多くの人たちに届けることです。

そのために、今までやろうとしてもなかなかできなかった読者参加企画を充実させます。

また、AIの視点を取り入れることで、複雑化したインディーミュージックの入口を作り、分かりやすく音楽の魅力を伝えていきます。プロジェクトの詳細は11月25日に発表します。

・名称: ジングル・ジャングル・レンジタウン
・主催: BELONG Media/A-indie
・開始時期: 2024年11月25日(月)12:00
・目的: インディーミュージックの魅力をより幅広いリスナーに伝える

今までの内容はどうなる?

前述したように新しいことを始めるからといって、今までのものを止めるわけではありません。音楽家のインタビューを始め、今まで通りの内容も変わらずに続けていきます。

これらは、これからも私たちの核心部分であり続けます。

なぜ新しいことを始めるのか?

1. 新しい視点の獲得: AIの視点を取り入れることで、複雑化したインディーミュージックの入口を作り、分かりやすく音楽の魅力を伝えていく

2. 読者と共に創るメディアへ: これからは読者の皆さんと一緒に考え、参加可能で双方向なやりとりができるメディアを目指しています。

3. 新しい読者層の獲得: 新しくインディーミュージックを聴くリスナー開拓し、より幅広い読者の獲得を目指します。

これからの展開

新プロジェクトの詳細については、13日間のティーザーをSNSで公開後、プレスリリース(レンジタウン通信)を2回に分けて公開していく予定です。

各回の公開後には、皆さんからの意見や質問を待っています。率直な感想を聞かせてください。

メインストーリーをティーザー形式で公開

BELONG MediaのXにて、2024年11月12日(月)~11月24日(日)まで、新プロジェクトのメインストーリーをティーザーで公開します。

各日ともに12:00公開予定。この投稿で公開する画像は全て、AIで生成した画像を使用予定です。

また、11月25日のプロジェクト本格始動後、新プロジェクト(ジングル・ジャングル・レンジタウン)のXも展開していく予定です。

レンジタウン通信(プレスリリース)の公開

1. 第1回 2024年11月25日(月)12:00公開

・プロジェクトの詳細とメインストーリーの公開
・新たな音楽コラムの公開
・読者参加の方法について詳細発表
・メールマガジン立ち上げについて
・今後の展開について

2. 第2回 2024年12月9日(月)12:00公開

・有料記事についてのお知らせ
・今年の年間ベストシングルについて
・コメント募集企画について
・オープンレター(プロジェクトの進捗)について
・編集長インタビュー(インタビュアー:滝田優樹)
・今後の展開について

AIを使用する上でのガイドラインについて

クレジット:pexels

BELONG Media/A-indieはAIを運用するにあたって、ガイドラインを作成しました。このガイドラインは、公正かつ中立な音楽メディアとしてのAI運用の責任を示すことを目的としています。詳しくは下記のリンクに記載しています。

BELONG Media/A-indieのAI使用ガイドライン

最後に

ロゴ制作:ROMANTICSKYUPI(nakayama kazushige)
いつも私たちの記事を読んでいただきありがとうございます。また、アーティストや関係者の方については、いつも取材やサポートをしていただきありがとうございます。

私たちは音楽メディアを10年やってきて、100以上のアーティストにインタビューしてきました。

一方で無意識のうちに音楽知識のあるリスナー向けの内容に偏り過ぎているのではないかとも思うようになりました。

これから音楽について詳しく知りたいと思うリスナーからすると、現在のインディーミュージックは、ジャンルが多過ぎるだけでなく、アーティストの数も数え切れなくなっており、一体何から聞いたら良いのか分からないのが現状だと思います。

私たちスタッフの目線では、そのことになかなか気付けないでいました。それならば視点を変えて、AIという新たな技術を使用して、音楽の知識がまっさらなリスナーの目線から教えてもらうのが良いのではないかと思うようになりました。

正直に言うと、この新しい取り組みには不安もあります。ですが、音楽と新たな技術が融合する未来に、私たちも積極的に関わっていくことは面白いことでもありますし、必要性もあると信じています。

このプロジェクトが成功するかどうかは、皆さんの声が必要です。新しい内容に目を通して、どんどん意見を聞かせてください。皆さんの声が、方向性を決める重要な指針になります。

私たちは、これからも音楽の魅力を追求し、新しい価値を届けていきたいと思います。この新たな取り組みに、ぜひ付き合ってください。みんなで一緒に、音楽メディアの新しい形を作っていきましょう。

これからもBELONG Media/A-indieをよろしくお願いします。

BELONG Media/A-indie編集長
Tomohiro Yabe

QAセッション

※“+”マークをクリックすると、Qに対するA(アンサー)を表示できます。
Q1: なぜ方向性を変更するのですか?
A1: 私たちは方向性を変更するというよりも、原点に戻ると同時に大きく拡張しようとしています。音楽業界は現在、特にAIやデジタル技術の影響により大きな変化の中にあります。私たちはこの変化に対応するだけでなく、これらの技術を用いてより多くのリスナーにインディーミュージックの魅力を伝えていきたいと考えています。
Q2: 今までの内容(インタビューやニュース記事など)はどうなりますか?
A2: 今までの内容は変わらず続けていきます。インディーミュージック家へのインタビューなど、私たちが大切にしてきた内容は今後も変わりません。新たなプロジェクトは、これらの既存の内容に加えて展開していきます。
Q3: このプロジェクトは一時的なものですか、それとも長期的な取り組みですか?
A3: 新プロジェクトは長期的な取り組みとして計画しています。今後5年、10年と続く大きな挑戦だと考えています。ただし、プロジェクトの方向性や内容は、皆さんからのフィードバックや、音楽業界の変化、技術の進歩に応じて柔軟に調整していきます。
Q4: 新しい内容は有料になりますか?
A4: 現時点では、新しい内容も基本的に無料で提供する予定ですが、将来的には一部の内容を有料化する可能性も検討しています。有料化は、より質の高い内容を持続的に提供するための手段の一つとして考えています。
Q5: BELONG Media/A-indieの独立性や編集方針は変わりますか?
A5: 独立性と公平な編集方針は、これまで通り維持します。新プロジェクトを始めるにあたっても、この点に一切変更はありません。
Q6: 音楽以外の内容も扱うようになるのですか?
A6: 音楽は、これからも変わらず私たちの中心テーマです。ただし、音楽と密接に関連するテクノロジーや文化的要素については、より幅広く扱っていく予定です。音楽を中心としつつも、それを取り巻く様々な要素にも目を向けていきます。
Q7: このプロジェクトの進捗や結果はどのように共有されますか?
A7: プロジェクトの進捗や結果は、月に1回の読者へのオープンレターという形式で共有する予定です。このオープンレターでは、プロジェクトの進捗や結果を共有していきます。常に開かれた姿勢で、皆さんとコミュニケーションを取り続けていきます。

BELONG Media/A-indieについて

BELONG Media(ビロングメディア)は、2012年にスタートしたインディーミュージック専門の音楽メディアです。日本だけでなく、海外も含めた世界中のインディーミュージックを掲載しています。2021年、J-WAVEの「SONAR MUSIC」にゲスト出演。2022年、アジアに特化した英語版姉妹サイト「A-indie」を開設しました。

※“+”マークをクリックすると、アカウント一覧を表示できます。
BELONG Media/A-indieアカウント一覧

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ライター:Tomohiro Yabe(yabori)
Tomohiro Yabe
BELONG Media/A-indieの編集長。2010年からBELONGの前身となった音楽ブログ、“時代を超えたマスターピース”を執筆。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・​後藤正文が主催する“only in dreams”で執筆後、音楽の専門学校でミュージックビジネスを専攻

これまでに10年以上、日本・海外の音楽の記事を執筆してきた。

過去にはアルバム10万タイトル以上を有する音楽CDレンタルショップでガレージロックやサイケデリックロック、日本のインディーロックを担当したことも。

それらの経験を活かし、“ルーツロック”をテーマとした音楽雑誌“BELONG Magazine”を26冊発行。

現在はWeb制作会社で学んだSEO対策を元に記事を執筆している。趣味は“開運!なんでも鑑定団”を鑑賞すること。

今まで執筆した記事はこちら
Twitter:@boriboriyabori