最終更新: 2025年1月18日

メジャーレーベルのバックアップを受けることのメリット・デメリットとは?

自主レーベルで活動する“プロインディー”になるための一つのステップとして、“メジャーレーベルに挑戦するかどうか?”という大きな問いがある。

また、“メジャーレーベルは自分たちに合っているかどうか?”というのも、気になるところだ。

そこで前回から参加してくれた、大手レコード会社で新人発掘・プロモーションを担当していたまりりんが、自身の経験を通して、メジャーレーベルに合うバンド、合わないバンドについて解説する。

ビジネス視点の重要性、関係者とのコミュニケーション能力、変化への対応力…メジャーで成功するために必要な資質とは何か?

“プロインディー”を目指す選択肢としてのメジャーレーベルが合うのかどうかについて、続きを読めば、あなたがどちらの道を選ぶべきか、大きなヒントになるはずだ。

また、来週公開する次回の内容は、レーベルに入るためには避けては通れない“デモテープ”の送り方について、まりりんに聞いた効果的なやり方・特別なツールと一緒にお届けする。

テキスト:Tomohiro Yabe、まりりん 使用AI:genspark、Gemini

“プロインディー”とは

プロインディー
クレジット:image_fx_

“プロインディー”とは、大手レーベルに所属せず、自主レーベルで活動するプロの音楽アーティストを指す、筆者の造語だ。

音楽性だけでなく、ビジネスとしての視点も兼ね備え、独自の活動を展開するのが特徴である。

近年、音楽業界の構造変化に伴い、“プロインディー”という選択肢が注目を集めている。

メジャーレーベルとは

クレジット:pexels

メジャーレーベルとは、日本レコード協会の正会員として参加している音楽会社を指す。

現在、ソニー・ミュージック、ユニバーサル、JVCケンウッド、エイベックス、ビーイングなど、全18社がこれに該当する。

これらの会社は、CDの流通やメディアへの露出において強い影響力を持っている。

メジャーレーベルからCDをリリースすることを“メジャーデビュー”と呼ぶが、これは必ずしもメジャーレーベルに所属することを意味するわけではない。

重要なのは、日本レコード協会が管理するISRC(国際標準レコーディングコード)が振られた音源を流通させることである。

ISRCが振られることにより、音楽の使用状況を正確に追跡することが可能になるのだ。

※国際標準レコーディングコードとは、音源を一意に識別する国際標準コードのこと。12桁の英数字で構成され、レコーディングごとに固有の番号が割り当てられる。

メジャーレーベルの役割には、CDの確実な流通、メディアへの露出確保、アーティストのクリエイティブ面のサポートなどがあるが、近年のデジタル化により、その価値は変化しつつある。

 

まりりんとは

クレジット:BOYS AGE

まりりんは、下北沢のライブハウスDaisyBarでのアルバイトをきっかけに音楽業界に足を踏み入れた。

自身のイベント企画“SUMMER of LOVE”を成功させ、とあるきっかけで、大手レコード会社の新人発掘部門に採用されることになる。

その後、メジャーレーベルに異動し、バンドのプロモーション業務を担当。

しかし、音楽トレンドの変化や理想と現実のギャップに苦しみ、退職。

現在は撮影スタジオで勤務している。

まりりんの経験は、音楽業界の光と影、そして“プロインディー”という選択肢について深く考えさせてくれる。

メジャーレーベルは、大規模なプロモーションや流通ネットワークなど、個人で活動することだけでは難しいサポートを提供してくれる一方で、レーベルの意向に沿った活動が求められることも事実だ。

では、どのようなバンドがメジャーに向いているのか?

ここから先は、メジャーレーベルに合っているバンド、合わないバンドの違いを明らかにしていく。

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この一部有料のコラムを始めて一ヶ月経ったが、記事単体と月額のサブスクを併せて、11回購入されているので、ぜひとも参考にして欲しい。

私は音楽の専門学校を卒業したが、メジャーレーベルの裏側を経験した講師に出会うことすらなかった。

専門学校であれば、安くても6ヶ月200000円かかってしまうが、この記事1つを読むならたったの200円で読めるので、是非この記事を活用して欲しい。

一ヶ月500円の月額サブスクリプションに加入したとしても、専門学校と比較した場合、6ヶ月でたったの3000円しかかからない。

さらに、一ヶ月500円の月額サブスクリプションに入ってくれた方については、メジャーレーベルもしくは音楽業界で気になることがあれば、特別に記事内で回答させてもらおうと思う。

この機会に加入していただき、知られざる音楽ビジネスの裏側について知っていただきたい。

それでは本題に入っていこう。

 

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