最終更新: 2025年4月10日
電子音楽とインディーポップの魅力を融合させたフランス・リールの3人組バンド、Tapeworms(テープワームス)。
このコラムでは、音楽専門家のアリア博士と音楽初心者のスライム・プニポンという一風変わったキャラクター二人が、
フランスから現在、東京に滞在中の彼らの音楽と新作アルバム『Grand Voyage』、文化的背景を紐解く。
アリア(Aria)
アリア紹介:音楽マニアの科学者。インディー・ロックのアーティストを積極的に紹介している。
プニポン(Punipon)
プニポンの紹介:音楽知識ゼロの七色に光るスライム。独特なジョークを好む。
この記事は、DaftPunkから渋谷系まで、多様な影響を受けながら独自の世界観を築き上げるTapewormsの魅力を、コラム形式で楽しく分かりやすく解説する新たな試みである。
テキスト:アリア・ソムナンブラ、プニポン 使用ツール:Chat GPT日本語、Gemini 編集・校正:Tomohiro Yabe(編集長)
導入:Tapewormsって?
ん!?プニポン、何か懐かしい曲歌っているわね。なんでその曲なの?
うん、アリアが今回は“テープワーム”の話って言ってたじゃない。ミーにとって、耳から離れないのはこの「たらこ・たらこ・たらこ」だね。あのたらこキューピーちゃんがいっぱい出てくるCMもすごいインパクトだったね!
う~ん…。プニポン、それって“テープワーム”じゃなくて、“イヤーワーム(Earworm)”じゃない。今日紹介するTapeworms(テープワームス)は、フランス出身のインディーバンドのことよ…。
えーーー、ミー、てっきり耳からなかなか離れない音楽のことだと思ったのに!アリア、Tapewormsってどんなバンドなの?
Tapewormsとは
クレジット:Julien Cornuel
まずはバンドの経歴と特徴的なバンド名について、Tapewormsから届いたコメントを紹介しますね。
“1) -Tapewormsのプロフィールについて教えていただけますか?また、”Tapeworms”という名前の独特な由来についても教えてください。
Tapeworms:私たちは現在東京に住んでいるフランス出身のインディーバンドです。メンバーは3人:Goo, Elio & Timilk(グー、エリオ、ティミルク)です。”Tapeworms(テープワームズ)”という名前は元々、マルゴーの車でよくカセットミックステープを聴いていたことから生まれた、ちょっとしたジョークでした。でも、あまり深く考えないでください。テープワーム(サナダムシ)という生き物は少し不快だから(笑)。”
Tapewormsは、フランス出身の3人組インディーバンドで、現在は東京に住んでいるのよ。メンバーはGoo(グー)、Elio(エリオ)、Timilk(ティミルク)の3人ね。バンド名の由来は、メンバーのマルゴーの車でカセットテープをよく聴いていたことから生まれたジョークなんだって。
フランスから東京に来たの?どうして日本に来たんだろう?
彼らは日本の文化や音楽に強く惹かれて、東京に移住することを決めたみたいよ。特に日本のポップカルチャーやアニメ、マンガなどに影響を受けているの。
へぇ~、日本のアニメやマンガが好きなんだ!ミーもアニメ好き!でも、カセットテープって何?ミー、古い音楽の聴き方とかわからないよ。
カセットテープは、昔使われていた音楽を記録する媒体よ。小さなプラスチックのケースの中に磁気テープが入っていて、それを専用のプレーヤーで再生するの。今ではほとんどデジタル音楽に取って代わられたけど、今でも愛されているわ。
なるほど!今はスマホで音楽聴くもんね。アリア、彼らの音楽はどんな感じなの?
彼らの音楽は、シューゲイズ、インディー・ポップ、エレクトロニカなど、多様なジャンルにまたがるカラフルでポップなサウンドが特徴なの。実験的な要素と親しみやすいメロディーを融合させているわ。詳しくはこの後紹介するわ。
Tapewormsの出身地・フランスのリールについて
次に彼らの出身地・フランスのリールについての質問への回答を紹介しますね。
“2) -あなたの故郷であるフランスのリールについて教えてください。最近、パリのマンガカフェを特集した”ドキュメント72時間”という日本のテレビ番組を見ました。パリでは日本のマンガ文化が根付いているようですが、リールではどうですか?リールにはフランス第二の規模の美術館があると聞きましたが、そこではマンガは芸術として認められていますか?
Tapeworms:リールは学生が多い中規模の都市で、住みやすい場所です。フランスではマンガとアニメ文化が非常に盛んで(世界最大のマンガ輸入国です)。マンガは徐々に美術館でも取り上げられるようになってきていますが、まだ真の評価される芸術形式とは見なされていません。主に大衆文化の中で親しまれていますが、伊藤潤二や大友克洋のような人たちは、それでも立派なアーティストとして認められています。”
Tapewormsは、フランス北部の都市リールの出身なの。リールはパリに次ぐフランスの都市で、豊かな文化的背景を持つ地域よ。彼らによると、学生が多い住みやすい街だそうよ。
アリア、フランスってマンガ好きなの?日本と関係あるの?
そうなのよ。実はフランスは世界最大のマンガ輸入国で、日本のマンガとアニメ文化が非常に盛んなの。彼らも日本文化に興味を持って、今は東京に滞在しているそうよ。
びっくり!フランスの人がマンガ読むなんて!でも日本のマンガが海外で人気あるってすごいね。アリア、リールってどんな街なの?パリみたいに有名なの?
パリほど有名ではないけれど、リールはフランス北部の重要な文化的中心地よ。フランス第二の規模の美術館もあるんだって。この地域の多様性と創造性が、Tapewormsの音楽性にも影響を与えているみたいね。彼らのインタビューによると、リールにも日本のマンガ文化が浸透していて、伊藤潤二や大友克洋のような日本のマンガ家はアーティストとして認められているみたいよ。
フランスで漫画はアートって認められてるんだ!すごいね!
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