(『MAP』の)ジャケットが届いた時は震えるほど良いと感じました。基本、良い・悪いの直感(感覚)を重視しているので、作品を作り上げていく上で言葉での説明は求めないことが多いです。

アーティスト:imai(TRACK)、cp(MC) インタビュアー:Toyokazu Mori

-今年のフジロックはいかがでしたか?昔、フィールド・オブ・ヘヴンへ向かうゴ ンドラで蜂が入ってきた話をされていましたが、ハプニングやお土産話がありましたら、教えてください。
imai: 今年は自分が蜂に狙われました(笑)。
cp: ホワイトで観たペトロールズのライブが素晴らしかったです。
imai:あと、バックステージでモーターヘッドのレミーに1mくらいまで接近しました。

-アルバムタイトル『MAP』にはどのような意味があるのでしょうか。
cp:アルバムを通して聴いた時にこのタイトルが浮かびました。
imai:聞いた瞬間、このアルバムの広がりや存在感を象徴する非常に良いタイトルだと思いました。

-夏を意識したというジャケット・デザインだと思うのですが、吊るされた物体はなんでしょうか?また歌詞カードにはこの物体を吊るすクレーン車を操るお二人の写真もありますよね。
imai:アートワークは信頼しているデザイナーにお任せなので、質問の明確な答えは自分たちにも 分かりませんが、ジャケットが届いた時は震えるほど良いと感じました。先ほどのタイトルに関しても同じですが、基本、良い・悪いの直感(感覚)を重視しているので、作品を作り上げていく上で言葉での説明は求めないことが多いです。

-夏のリリースだからでしょうか、本作は前作より開放感があり、外へ広がっていくサウンドのように感じます。今回のアルバム制作で今までと異なる部分や意識された事があれば教えてください。
imai:季節にフィットするアルバムにしたいなという意識はありました。具体的に言えば、エンジニアで関わる人間が増え、レコーディング機材を一新したのもサウンドの向上、開放感に繋がっていると思います。
cp: 今回のレコーディングで自分なりにボーカル録りのコツを掴んだので、それが反映されていると思います。

-今回のアルバムだけに限りませんが、アルバムタイトルだけでなく、曲名も一つの英単語だけで統一されています。これにはどのような意図があるのでしょうか。
cp:単語の方がイメージが広がるからです。

-別のバンドをしていたお二人で結成、一方はトラックメイカー、一方はMCという形態ですが、本質は、以前からcpさんがされているロックバンドuri gagarnと近いように感じます。group_inouの成り立ちや、この形態で演奏する意義など、改めて教えてください。
imai: 成り立ちはライブハウスで知り合い、友達になって、始めたという感じです。
cp:楽しそうなので軽いノリで始めました(冷やし中華的な)。根っこは今も変わっていないと思います。

-group_inouの音楽は、ラップされる言葉の表面的な意味だけではなく、リズム、メロディー、楽曲全てから伝わる普遍性があると思います。ラジオを受信するように“時代の空気”を感じ取り言葉を並べ、トラックと合わせた結果、本人さえ意図しなかった何かが立ち上がってくるように思います。歌詞を作るときに意識していることはありますか?
cp: 一つの答えが無いこと。意識しているというより、自然とそうなります。

-実際に「EYE」のビデオを見た、beehypeに所属するヨーロッパの若い女性やラテンアメリカの音楽ライターが絶賛しています。そういった反響をどう思われますか? 
imai:嬉しいですね。どの国の人でも楽しんでもらえるクオリティーとオリジナリティーのある音楽、MV、アートワークを発信しているという自負はあります。

-歌詞とトラックの絶妙な組み合わせ、リズム感が素晴らしいと思います。言葉の選び方、メロディー、リズムの発想、そのコツについて教えていただけないでしょうか?
imai: ライブでお客さんからもらえるリアクションに刺激を受けて良いアイデアが生まれる事が多いです。僕らを見に来るお客さんはとてもパワフルなので(笑)。
cp: 歌詞はリズムを重視し、そのために言葉選びを変えることもあります。

-BELONGには、“Roots Rock Media”というコンセプトがあるので、ルーツに当たるアルバムについて3枚教えてください。またその3枚はどのような部分であなたの音楽とつながっていますか?

Speech – Speech

eastern youth – ボトムオブザワールド

Rage Against the Machine – Evil Empire

-『MAP』はどういう人に聴いてほしいと思いますか?
imai: 誰にでも開かれていると思います。
cp: MAPですから(笑)。

世界各地の良質なインディー・ミュージックを紹介している音楽サイト、beehypeにて本インタビューの英訳したものが公開されています。詳細はこちら

『MAP』

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