最終更新: 2020年5月16日
お嫁においで 2015 – 加山雄三 feat. PUNPEE(yabori)
この曲を当時のおじい・おばあが聴いたらどう思うんだろう?Gotchがリリースした7インチ「The Long Goodbye (P’s O-parts Remix)」でも原曲へのリスペクトを見せつつ、それを軽く超えるような想像力が詰まったリミックスを披露したPUNPEEが、次は加山雄三の往年の名曲をリミックス!この大胆なアレンジは現代の若者が読み解く「お嫁においで」とも言えそうだ。もはやPUNPEEの曲じゃねーか!とも言えそうだが、リミックスという概念を超えた面白さがある。絶妙なタイミングで入り込んでくる加山雄三とデュエットしているような曲構成やMVの本人ご登場の瞬間も見逃せない!
The Japanese House – Clean (chappy)
The 1975 のメンバーのMatty HealyとGeorge DanielがプロデュースをしたUKからの新人The Japanese House の新曲MV 「Clean」が公開された。今年4月にリリースしたデビューEP『Pools to Bathe In』を聴いた時、The 1975の彼らが携わっているだけに似た要素も感じるアンビエントな仕上がりにはなっているのだが、個人的にとても好きだ。一瞬聴いた時、男性か女性か分からなかったがロンドン在住の19歳、Amber Bainという女子がボーカリストだそう。楽曲はリリースしているものの、アーティストに関してはまだ詳しく情報が解禁されていないようで、浮遊感のあるドリーミー楽曲とImogen Heapを連想させられる歌声にも魅了された。またアーティスト名としてThe Japanese House とされた事についても日本人としては気になる所です。
DIIV – Dopamine(桃井かおる子)
ホントは今週の分、スペインの新人バンドMOURNの新曲を紹介しようと思ってたのですが、Captured Tracksからのオススメということでこの曲を見つけちゃいまして。そう、DIIV(ダイヴ)の新曲ですよ!とか言いつつ、個人的にはこのバンドのことよく知らない。だけど調べてみたら、なんとBeach Fossilsのギタリストの別バンドではないか!!しかも2011年に出した1stアルバムのタイトルが『Oshin』(おしん!?)って、マジウケるよ(笑)。でもこのアルバム、ピッチフォークではかなりの高評価だったようで。もしかして今年新作を発表するのかな?このバンド、気になります。
Birds In Row – Weary (木ノ下トモ)
先日、フランスのハードコアバンドBirds In Rowのライブを初めて観てきました。観るものを圧倒するパフォーマンス。耳を覆うノイズの洪水。思わず、頭を振ってしまう力強いリズム。その格好良さに見惚れました。そんな彼らの新曲「Weary」。MVさながらの疾走感と悲哀、力強さを感じる曲。振り絞るようなシャウトと曲の激しさに、正確に奏でられる美しいギターが混ざり、気持ちいい音の渦に飲み込まれていく。日々のストレスや物哀しさなんてきっと消し去ってくれる、そんな1曲です。“疲れなんて、いくらでも音楽が救ってくれるよ”と言ってもらえてる気がします。現在、来日中の彼ら。ぜひ、ライブハウスで体感してみてください!
The Mirraz – マジか。そう来たか、やっぱそう来ますよね。はいはい、ですよね、知ってます。(まりりん)
やっぱりミイラズの曲名長いですよね。はいはい、ですよね、知ってます。来月リリースされる1年ぶりの新譜はEDMの影響が大きい。流行や時代の流れを見て何を求められているのか考えながらも、常に新しいサウンドを追い求める彼らのニュースタイルだ。特徴であったアクモン的なダークなギターリフは影を潜めているが、言葉数の多さやどうしようもない不満や怒りを繰り返すところなどミイラズらしさは健在である。ライブでは畠山がハンドマイクで歌う姿がすでに披露されている。以前「どんな曲を作っても俺が歌えばThe Mirrazの曲になるってわかった」というようなことを言っていたが、どんな曲でもThe Mirrazの曲は私の好きな曲になる。いつのどの曲も好きなんだけど、私結構EDM好きかもみたいな新しい発見もあるから本当超大好き。ミイラズの感想は最終的に大好きの一言になってしまうのでこの辺で止めておきます。
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沖縄在住の正体不明ユニット、ハクブンゴウが5曲入りの初の宅録作品『交差点EP』より、全曲試聴を開始!イラストはBELONGのスタッフChappyが手掛けています。 http://t.co/JZ6f3cAsoV pic.twitter.com/ydacpdtupK
— BELONG Magazine (@BELONG_Media) 2015, 9月 20