先日、イギリスのブライトンから、ショート・ピープルとファーという素晴らしい新人バンドがデビューを飾りましたが、いかがお過ごしでしょうか。

特にショート・ピープルというバンドはバロック・ポップと呼ばれる音楽をやっているのですが、バロック・ポップという言葉をご存知でしょうか。

バロック・ポップとは

まず、バロック・ポップとは何ぞや?という方もいるでしょう。

色んな定義がありますが、ここではシンセ登場以前のテイストを持った音楽(1970年以前)のことを指します。

現代でもアメリカ中心ではありますが、バロック・ポップを鳴らす新人アーティストが近年増えてきているので、ここで紹介していきます。

The Lemon Twigs

まず、このシーンの立役者となったのがレモン・ツイッグス。フォクシジェンのジョナサン・ラドがプロデュースしたデビューアルバムの先行曲「These Wordsは見た目も音楽も衝撃的でした。

Weyes Blood

彼らに続くのはカーペンターズを思わせる歌声を持つ、ワイズ・ブラッド。8才からギターを始めたというクラシックなソングライティングも魅力。

その才能ゆえにアーティストからのラブコールも多く、アリエル・ピンク、パフューム・ジーニアスらの楽曲へも参加しています。

Short People

イギリスからもランディー・ニューマン(70年代に活躍したロサンゼルスのSSW)の同名曲をバンド名にした、ショート・ピープル。

まだ2曲しかリリースしていない超新人ですが、一筋縄ではいかないソングライティングとアコギ、ピアノを含む5人編成というのも面白いです。

Fruit Bats

アメリカはシカゴのサイケフォークバンド、Fruit Batsの新曲「Gold Past Life」も良質なバロックポップとなっていて聴きごたえがあります。

ちなみに最新作『Gold Past Life』を6月21日リリースされるので、こちらも是非チェックを。

Fruit Batsはエリック・D・ジョンソン(Eric D. Johnson)を中心に結成されたバンドで、2013年に一度解散。2015年に再結成し、現在も活動を続けています。

米シカゴのサイケ・フォークバンド、Fruit Batsが新作アルバムをリリース!

まとめ

いかがだったでしょうか。バロックポップは60年代のグッドメロディーや美しいコーラスワークという遺産を、最良の形で現代に受け継いだ音楽と言えるのではないかと思います。

この記事をきっかけに現代だけでなく、過去のバロック・ポップにも触れる機会になれれば幸いです。(文:矢部友宏 6/17追記)

バロック・ポップの楽曲一覧

■The Lemon Twigs – These Words

■WEYES BLOOD – EVERYDAY

■Short People – You Know I’m Weird

■Fruit Bats – Gold Past Life

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