世の中はコロナウイルスの拡大で暗い雰囲気に包まれているが、フジロック2020は日本に光を差し込んでくれるビッグイベントの一つだ。

2020年度のヘッドライナーであり、サイケデリック界隈だけでなく世界を股にかけ活躍するTame Impala(テーム・インパラ)を筆頭に、

Vulfpeck(ヴルフペック)のギタリストであるCory Wong(コリー・ウォン)、グラミー賞バンドで今回が初来日のBlack Pumas(ブラック・ピューマズ)、

つい先日来日公演を大成功させたばかりのMen I Trust(メン・アイ・トラスト)、そして70sのシカゴ・ブルースを現代に鳴らすNeal Francis(ニール・フランシス)。

今回はこれらの出演者にフォーカスを当ててライブの見所を紹介する。これを読んでぜひフジロックに備えていただきたい!

Tame Impala

Tame Impala

オーストラリアのサイケデリック・バンド、Tame Impala(テーム・インパラ)のフジロック出演が決定!

前回の来日公演より5年ぶりとなる今回だか、最新アルバム『The Slow Rush』を引っ提げての来日とのことで待ちわびているファンも多いことと思う。

彼らといえば脳まで染み渡るようなサイケデリックなサウンドが特徴だが、サウンドと同期された照明と映像がライブならではの見所だ。

スタジアムや野外フェスで流れる映像はもはや一つのアトラクションではないかと思うほど精巧に作られており、会場全体が非日常的なサイケデリックの世界に吸い込まれる。

以前筆者も野外フェスで彼らのライブを観た事があるが未だに彼らを超えるライブは観たことがない。

“Tame Impalaを生で観る”という体験は人生に一度は経験して欲しい!

Tame Impala – Breathe Deeper (Live on Jimmy Kimmel Live! / 2020)

Cory Wong(Vulfpeck)

Cory Wong

LA発のミニマル・ファンクバンド、Vulfpeck(ヴルフペック)のギタリスト、Cory Wong(コリー・ウォン)がフジロックで初来日!

ギターマガジンでは新3大ギタリストに選出されるほどファンキーなカッティングの評価が高いが彼の楽曲も負けていない。

最新曲「Golden (feat. Cody Fry)」を聴いてもらえば分かるが、Cory Wongの楽曲はVulfpeckのエンターテインメント性を120%受け継いだ大衆ポップだ。

世界がどんよりと暗い雰囲気の今こそ、彼のエンターテインメント・ショーでハッピーな気持ちになっていただきたい!

Cory Wong // “Treehouse” (feat. Phoebe Katis)

Black Pumas

Black Pumas

第62回グラミー賞で“ベスト・ニュー・アーテイスト”にノミネートされたテキサス発のソウル・デュオ、Black Pumas(ブラック・ピューマズ)が初来日!

シングル「Colors」のMVは発表されたった4ヶ月で再生回数310万、さらにライブ動画は1800万ビューを超える人気ぶり。

彼らの音楽はサイケデリック・ソウルと称されることが多く、オールディーズのソウル・R&Bを色濃く継承しながらも、モダンなサウンドを織り交ぜている所がサイケデリックとカテゴライズされる理由だろう。

ライブの見所としてはやはりボーカルのエリックの歌唱力と表現力、さらにステージ上でスパークする圧巻のオーラだ。

Black Pumasのソウル・ミュージックはどの世代の人にも刺さるエッセンスが散りばめられているので世代関係無く楽しめるライブになるだろう!

Black Pumas – Colors (Official Live Session)

Men I Trust

Men I Trust

今年2月に東京と大阪での来日公演を成功させたカナダ発の3人組ドリーム・ポップバンド、Men I Trust(メン・アイ・トラスト)。

紅一点の女性ボーカル、エマの透き通ったボーカルは穏やかな癒しを与えてくれるのだが、逆にベースがファンキーで痺れるのがライブの見所の一つではないだろうか。

ドリーム・ポップとグルーヴが両立することはあまり無いように感じるが、彼らはそのバランス感覚が絶妙だ。

Men I Trustならではのドリーム・ポップをぜひ屋外ライブで堪能して欲しい!

Men I Trust – Tailwhip (live)

Neal Francis

Neal Francis

ドラッグとアルコール中毒から生還し、ミュージシャンとして生きることを決めたシカゴ出身のSSW、Neal Francis(ニール・フランシス)。

デビューアルバム『Changes』と最新シングル「Don’t Call Me No More」を引っ提げて初来日!

彼の楽曲はシカゴ・ブルースやソウルにジャンル分けされるのだが、彼の生み出す空気感は70年代そのものなのだ。

その70年代のシカゴの雰囲気を日本で味わえるうえ、グルーヴ溢れる演奏は生で聴いてこそ味わえる”生モノ”と言っても過言ではないだろう。

Neal Francisでしか味わえない世界をぜひともライブで楽しんでいただきたい!

Neal Francis – PBS Wisconsin 30-Minute Music Hour

フジロック2020詳細


FUJI ROCK FESTIVAL ’20
8月21日(金)22日(土)23日(日)@新潟県湯沢町 苗場スキー場
出演アーティスト第1弾:
THE STROKES / TAME IMPALA / DISCLOSURE / MAJOR LAZER / FKA TWIGS / MURA MASA / Tom Misch / Jackson Browne / Donavon Frankenreiter / Rufus Wainwright / METRONOMY / Cory Wong / FLOATING POINTS / Colin Benders / Derrick May / GRYFFIN / LINDSTRØM / ROMY / BLACK PUMAS / CELESTE / ALTIN GUN / BLACKBEAR / CLAIRO / EMOTIONAL ORANGES / FANTASTIC NEGRITO / FONTAINES D.C. / FUTURE ISLANDS / GEORGIA / MEN I TRUST / NEAL FRANCIS / YUMI ZOUMA / FRENTE CUMBIERO / MUSCLE SHOALS SOUL REVUE featuring Willie Hightower,Charles Hodges & Scott Sharrard and more
チケット:
1次先行販売(限定枚数):~4月2日(木)23:00
https://www.fujirockfestival.com/

ライター:Rio Miyamoto(Red Apple)

兵庫県出身のサイケデリック・ロックバンド、Daisy JaineのVo./Gt.。アメリカ・ボストンに留学経験があり、BELONGでは翻訳を担当。サイケデリック、オルタナ、60s、ロカビリーやR&Bと幅広く聴きます。趣味はファッション、写真、映画観賞。
Twitter:@rio_daisyjaine