最終更新: 2021年7月24日

St.Vincent(セイント・ヴィンセント)ことアニー・クラークが6枚目となる新作アルバム『Daddy’s Home』をリリースした。

現在、新作アルバム『Daddy’s Home』より新曲「Pay Your Way In Pain」と「The Melting Of The Sun」、「Down」が公開されている。

St.Vincentは2020年8月にX JAPANのYoshikiとコラボ曲「NEW YORK FEATURING YOSHIKI」をリリースしており、同曲は『Daddy’s Home』の国内盤のボーナストラックとして収録される。

また、2021年8月5日にはオンラインライブが開催されることも発表された。(2021年7月15日更新)

St.Vincentとは

St.Vincent(セイント・ヴィンセント)
アニー・クラーク(Annie Clark)ことSt.Vincent(セイント・ヴィンセント)はグラミー賞を獲得した女性アーティストである。

これまでに5枚のアルバム(1stアルバム『Marry Me』、2ndアルバム『Actor』、3rdアルバム『Strange Mercy』、4thアルバム『St. Vincent』、5thアルバム『Masseduction』)をリリースしており、

2020年はX JAPANのYoshikiとFoo Fightersのデイヴ・グロールとコラボ曲をリリースしている。

Daddy’s Home

St.Vincent(セイント・ヴィンセント)は2021年5月14日に6枚目となる新作アルバム『Daddy’s Home』をリリースする。

新作アルバム『Daddy’s Home』はアニーの父親が刑務所から帰って来た時に曲を書き始めたそうだ。

本作は父親がアニーに教えた70年代のニューヨークのレコードにインスピレーションを受けている。

『Daddy’s Home』の共同プロデューサーは前作『Masseduction』から引き続き、テイラー・スウィフトやFKAツイッグスを手掛けたジャック・アントノフが手掛けている。

マスタリングはラナ・デル・レイの『Norman Fucking Rockwell!』を手掛けたクリス・ゲーリンジャー、レコーディングはテイラー・スウィフトの『Reputation』を手掛けたLaura Siskが担当。

Pay Your Way In Pain

St.Vincentは新作アルバム『Daddy’s Home』より、新曲「Pay Your Way In Pain」のミュージックビデオとリリックビデオを公開した。

ミュージックビデオはアメリカの映画監督、ビル・ベンツが手掛けている。

また、2021年4月3日にはアメリカの名物番組“Saturday Night Live”に出演し、新曲「Pay Your Way In Pain」を初めてライブ演奏を行うとのこと。(2021年4月2日追記)

St. Vincent – Pay Your Way In Pain (Official Video)

St. Vincent – Pay Your Way In Pain (Official Lyric Video)

歌詞和訳

St.Vincentの新曲「Pay Your Way In Pain」の歌詞和訳記事はこちら。

The Melting Of The Sun

St.Vincentは2021年5月14日にリリースされる新作アルバム『Daddy’s Home』より、新曲「The Melting Of The Sun」のリリックビデオを公開した。

新曲「The Melting Of The Sun」はソウル・ミュージックの立役者の一人であるダニー・ハサウェイの娘であるケニア・ハサウェイと、リン・フィッドモントがコーラスとして参加しており、

オルガンはノラ・ジョーンズやRhyeの作品を手掛けたDovemanことトーマス・バートレットが参加している。(2021年4月2日追記)

St. Vincent – The Melting Of The Sun (Official Lyric Video)

Down

新作アルバム『Daddy’s Home』をリリースした、St.Vincentが新曲「Down」のミュージックビデオを公開した。

新曲「Down」の歌詞では、“あなたなんか、やっつけてやる”と歌われており、リベンジについての内容となっている。(2021年5月15日追記)

St. Vincent – Down (Official Video)

Daddy’s Homeプレイリスト

St.Vincent(セイント・ヴィンセント)が新作アルバム『Daddy’s Home』リリースに伴い、自身が影響を受けたプレイリストを公開している。

70年代の楽曲を中心にアニー・クラークが敬愛するルー・リードやデヴィッド・ボウイ、ジョニ・ミッチェルなどの19曲を取り上げている。(2021年5月15日追記)

Daddy’s Home Inspiration

  • Steely Dan – Any Major Dude Will Tell You
  • Stevie Wonder – Maybe Your Baby
  • War – The Cisco Kid
  • Lou Reed – Perfect Day
  • David Bowie – Fascination
  • James Brown – Down And Out In New York City
  • Joni Mitchell – Court and Spark
  • The Rolling Stones – Angie
  • Nina Simone – Mr. Bojangles
  • Wings – Let Me Roll It
  • Yes – Long Distance Runaround
  • Pink Floyd – Have a Cigar
  • The Pointer Sisters – Yes We Can Can
  • Marianne Faithfull – Guilt
  • The Meters – Cissy Strut
  • Dolly Parton – Here You Come Again
  • Anne Murray – Danny’s Song
  • Harry Nilsson – Everybody’s Talkin’
  • Derek & The Dominos – Layla
  • オンラインライブ

    St.Vincent(セイント・ヴィンセント)オンラインライブ
    2021年5月14日に新作アルバム『Daddy’s Home』をリリースしたSt.Vincent(セイント・ヴィンセント)がオンラインライブ“DOWN AND OUT DOWNTOWN”を開催する。

    オンラインライブ“DOWN AND OUT DOWNTOWN”は2021年8月5日に開催され、『Daddy’s Home』収録曲を初めてライブ形式で公開する。

    『Daddy’s Home』の曲だけでなく、これまでの楽曲も今までとは違うアレンジで演奏される予定だ。

    ライブメンバーはNine Inch Nailsで活躍するジャスティン・メルダル・ジョンセン(Ba.)、Beckのツアーメンバーであるジェイソン・フォークナー(Gt.)、

    ルーファス・ウェインライトのキーボードを担当するレイチェル・エクロス(Key.)、ジャズ・シーンの鬼才マーク・ジュリアナ(Dr.)といった錚々たるメンバーが集結している。(2021年7月15日更新)

    リリース

    6thアルバム『Daddy’s Home』

    発売日: 2021/5/14
    ジャンル: オルタナティヴ・ロック
    収録曲:
    1. Pay Your Way In Pain
    2. Down And Out Downtown
    3. Daddy’s Home
    4. Live In the Dream
    5. The Melting Of The Sun
    6. The Laughing Man
    7. Down
    8. Somebody Like Me
    9. My Baby Wants A Baby
    10. …At The Holiday Party
    11. Candy Darling
    フォーマット:Mp3
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    シングル『NEW YORK FEATURING YOSHIKI』

    発売日: 2020年8月28日
    収録曲:
    1.NEW YORK FEATURING YOSHIKI
    フォーマット:Mp3
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    5thアルバム『Masseduction』

    発売日: 2017/10/13
    ジャンル: オルタナティヴ・ロック
    フォーマット:Mp3、CD
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    4thアルバム『St. Vincent (Deluxe Edition)』

    発売日: 2015/2/6
    ジャンル: オルタナティヴ・ロック
    フォーマット:Mp3、CD、アナログ
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    3rdアルバム『Strange Mercy』

    発売日: 2011/9/12
    ジャンル: オルタナティヴ・ロック
    フォーマット:CD、アナログ
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    2ndアルバム『Actor』

    発売日: 2009/5/4
    ジャンル: オルタナティヴ・ロック
    フォーマット:CD、アナログ
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    1stアルバム『Marry Me』

    発売日: 2007/7/10
    ジャンル: オルタナティヴ・ロック
    フォーマット:CD、アナログ
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    ライブ情報

    St.Vincent(セイント・ヴィンセント)オンラインライブ
    St.Vincent(セイント・ヴィンセント)がオンラインライブ“DOWN AND OUT DOWNTOWN”を行うことが決定した。

    オンラインライブの視聴チケットは電子チケット販売プラットフォーム“ZAIKO”で購入が可能とのことで、

    販売先はこちら

    “公 演:St. Vincent「DOWN AND OUT DOWNTOWN」
    日 時:2021年8月5日(木)20時〜(日本時間)
    出 演:St. Vincent, Justin Meldal-Johnsen (Bass), Jason Falkner (Guitar), Rachel Eckroth (Keys), Mark Guiliana (Drums), and backing vocalists Nayanna Holley, Sy Smith and Neka Hamilton

    料 金:
    先行配信チケット(アーカイブなし)1,700円
    先行配信チケット(アフターパーティー付)2,800円
    先行販売期間 2021年7月14日(水)01:00〜8月2日(月)23:59

    一般配信チケット(アーカイブなし)2,300円
    一般配信チケット(アフターパーティー付)3,400円
    一般販売期間 2021年8月3日(火)00:00〜8月6日(金)20:00

    ※ライブ配信終了後、チケットをお持ちの方は【8月6日(金) 23:59】まではアーカイブ配信をご利用いただけます。
    ※アーカイブ配信期間中は何度でも視聴可能です。”

    引用元:【St. Vincent】初のオンラインコンサート「DOWN AND OUT DOWNTOWN」が8月に開催決定!(Caroline International)

    St.Vincentプロフィール

    St.Vincent(セイント・ヴィンセント)

    “米女性シンガーソングライター/ギタリスト。 ポリフォニック・スプリーやスフィアン・スティーヴンスのツアーメンバーとして活動後、ソロ活動を開始。2014年にリリースしたアルバム『セイント・ヴィンセント』が絶賛され、第57回グラミー賞「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」を受賞、US チャート12 位を獲得し多くのメディアで年間ベスト・チャート上位にランクイン、国際的に注目を集めた。 2017年10月に5枚目となるアルバム『マスセダクション』(「New York」のオリジナルヴァージョン収録)をリリース。第61回グラミー賞では、「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」にノミネートされ、「最優秀録音パッケージ」と収録曲「Masseduction」が「最優秀ロック・ソング」を受賞した。初来日は2012年、2017年Hostess Club All-Nighterにヘッドライナーとして出演、2018年8月にはサマーソニックで再来日を果たし日本の観客を魅了した。21世紀のインディー・ロックの女王として確固たる地位を確立。”

    引用元:St.Vincent(セイント・ヴィンセント)プロフィール(Caroline International)

    St.Vincent代表曲(Youtube)

    • St. Vincent – Digital Witness
    • St. Vincent – New York (Official Video)
    • St. Vincent – Cruel (Official Video)

    BELONG Media編集部
    BELONG Media編集部
    インディーロックを中心に日本や欧米、アジアの音楽を取り上げる音楽専門メディア。“ルーツロック”をテーマとした音楽雑誌“BELONG Magazine”を26冊発行。2021年2月、J-WAVEのSONAR MUSICにゲスト出演。最近はYouTubeで気になるアーティストを見つけるとすかさずチャンネル登録をしています。