最終更新: 2022年10月16日
Sunflower Bean(サンフラワー・ビーン)は3枚目のアルバム『Headful of Sugar』を2022年5月6日にリリースします。
『Headful of Sugar』はLucky Numberからリリースされ、コロナによるロックダウンの期間に制作されたアルバムとなりました。
本作はセカンドアルバム『Twentytwo in Blue』を手掛けたUnknown Mortal Orchestraのジェイコブ・ポートレートがプロデュースとミックスを担当しています。
目次
Sunflower Beanとは
Sunflower Bean(サンフラワー・ビーン)は、2013年に結成されたニューヨーク・ブルックリン出身のアメリカのインディーロックバンドです。2013年末、当時高校生だったニック・キヴレン(Gt./Vo.)、ジュリア・カミング(Vo./Ba.)、ジェイコブ・フェイバー(Dr.)の3人で結成されました。
2015年1月にデビューEP『Show Me Your Seven Secrets』をリリースし、DIIVやThe Vaccines、Best Coastなどのツアーのオープニングに招かれ注目を集める。
2016年初頭にFat Possumからデビューアルバム『Human Ceremony』をリリースし、1年半の間、ワールドツアーを行いました。
2017年には、PixiesとWolf Aliceのツアーサポートを務めており、2018年3月にMom+Pop MusicとLucky Number Musicからセカンドアルバム『Twentytwo in Blue』をリリース。
『Twentytwo in Blue』はメンバー全員が22歳の時にレコーディングされたアルバムで、Unknown Mortal Orchestraのジェイコブ・ポートレートとマット・モルナール(元フレンズ)の共同プロデュースで完成されました。
また、Sunflower Beanはブラック・ライブズ・マターのデモ参加者を支援したり、The Strokesらとともにバーニー・サンダースの政治集会に参加したり、音楽だけでなく、政治的な意見も発信しています。
Headful of Sugar
Sunflower Bean(サンフラワー・ビーン)は2022年5月6日、Lucky Numberよりサードアルバム『Headful of Sugar』をリリースします。
前作『Twentytwo in Blue』のリリースから4年、Sunflower Beanはコロナ感染拡大による隔離期間やブラック・ライブズ・マターなど、激動の期間を経て制作されました。
本作はUnknown Mortal Orchestraのジェイコブ・ポートレートがプロデュースとミックスを担当し、Electric Lady Studiosでレコーディングが行われました。
Sunflower Beanからのコメント
Sunflower Bean(サンフラワー・ビーン)はサードアルバム『Headful of Sugar』の収録曲「Who Put You Up To This?」について、下記のように語っています。
“あなたは現状に満足していますか?誰があなたをそのようにさせたのか?それは自分自身の選択だったのか?自分の人生に疑問を持つことは、それを変えるための手段を講じるための第一歩だ。時には、なりたい自分になるために、今までの自分を手放さなければならないこともあるんだ。”
Sunflower Bean(サンフラワー・ビーン) – Who Put You Up To This? (Official Music Video)
Sunflower Bean(サンフラワー・ビーン) – I Don’t Have Control Sometimes (Official Music Video)
Sunflower Beanリリース作品
3rdアルバム『Headful of Sugar』
発売日: 2022/5/6
収録曲:
1.Who Put You Up To This?
2.In Flight
3.Otherside
4.Roll The Dice
5.Headful of Sugar
6.I Don’t Have Control Sometimes
7.Stand By Me
8.Post Love
9.Baby Don’t Cry
10.Beat The Odds
11.Feel Somebody
フォーマット:CD、アナログ、カセット
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2ndアルバム『Twentytwo in Blue』
発売日: 2018/3/23
フォーマット:Mp3、CD、アナログ、カセット
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1stアルバム『Human Ceremony』
発売日: 2016/2/5
フォーマット:Mp3、CD、アナログ
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Sunflower Beanバンドプロフィール
“ブルックリンのインディーポップトリオ、Sunflower Beanは、メンバーが10代の時に結成され、ロックンロールのエネルギーとドリームポップの甘さを融合させた、親しみやすさと新鮮さを兼ね備えたサウンドが特徴です。ニック・キヴレン(Gt./Vo.)とジェイコブ・フェイバー(Dr.)は、共に高校在学中にジャムを始めたが、大学1年生の時にジュリア・カミング(Vo./Ba.)、をメンバーに加えるまでは、特にバンド活動を行っていなかったという。トリオ編成になった彼らは、ダブルボーカルというスタイルを確立し、ニューヨークで1年間に100本近くのライヴを行うようになりました。2015年にリリースされたEP『Show Me Your Seven Secrets』をレコーディングした後、バンドはFat Possumと契約し、フルアルバムの制作に取り掛かった。彼らは2015年の夏、ジェイコブの地下室で曲を練り上げ、元インディー・ポップ・グループFriendsのプロデューサー、マット・モルナールの協力を得て、7日間レコーディングを行った。アルバム『Human Ceremony』は2016年初頭にリリースされ、バンドはワールドツアーを行った。同年の9月には、ニール・ヤング、The Modern Lovers、T. Rex、Spiritualizedの楽曲をカバーした4曲入りEP『From the Basement』をリリースした。ツアーが一段落すると、Sunflower Beanは2枚目のアルバムの構想を練り始めた。政治と不確実な世界での成長に触発され、グループは丸1年をかけて曲を書き、再びマット・モルナールとレコーディングし、今回は共同プロデューサーとしてUnknown Mortal Orchestraのジェイコブ・ポートレートを迎えた。今回はより直接的なアプローチで曲作りを行い、デビュー当時の無邪気な精神はそのままに、クラシックロックやグラムロックの影響を取り入れた。セカンドアルバム『Twentytwo in Blue』は2018年3月、新たに契約したレーベルMom+Popからリリースされ、ビルボードのTop Independent Albumsチャートで16位を記録した。”
Sunflower Beanの評価
“『Twentytwo in Blue』は、イギリスのTOP40アルバムチャートで39位、ビルボードのインディペンデントアルバムチャートで16位を記録した。2019年初頭には、BBC1のHottest Record In The World「Come For Me」を収録したニューEP『King Of The Dudes』をリリースする予定だ。彼らは2018年の夏にLAでプロデューサーのジャスティン・ライセン(Charli XCX、Angel Olsen、Sky Ferreira)と共にEPをレコーディングした。「Come For Me」はバンドにとって初の全米チャート入りを果たしたシングルとなった。ビルボードのトリプルAロック・チャートで37位に初登場した。”
Sunflower Bean代表曲(Youtube)
- Sunflower Bean(サンフラワー・ビーン) – Roll The Dice (Official Music Video)
- Sunflower Bean(サンフラワー・ビーン) – Come On
Sunflower Bean関連記事
Sunflower Bean(サンフラワー・ビーン)の関連記事について、BELONGではこれまでにインタビュー、「Baby Don’t Cry」の歌詞和訳記事を取り上げている。
BELONG Media編集部
インディーロックを中心に日本や欧米、アジアの音楽を取り上げる音楽専門メディア。“ルーツロック”をテーマとした音楽雑誌“BELONG Magazine”を26冊発行。2021年、J-WAVEのSONAR MUSICに“シューゲイザー特集”、“ネオソウル特集”の回にゲスト出演。最近はYouTubeで気になるアーティストを見つけるとすかさずチャンネル登録をしています。SNSはこちら