最終更新: 2023年3月14日

Youth Lagoon(ユース・ラグーン)ことトレバー・パワーズが8年ぶりの新作アルバム『Heaven Is a Junkyard』をリリースする。

『Heaven Is a Junkyard』の発表に際し、5年ぶりに新曲「Idaho Alien」を発表した。

本作を制作するまでに「歌詞が正しくなければ、曲も正しくない」とトレバー・パワーズは言っており、「正直ではなかった」としてアルバム2枚半分もの曲を書き直している。

Youth Lagoonとは

Youth Lagoon(ユース・ラグーン)
アメリカの音楽家トレヴァー・パワーズこと、Youth Lagoon(ユース・ラグーン)は、彼はカリフォルニア州サンディエゴ出身で、アイダホ州ボイシで育った。

2010年より、彼はYouth Lagoonとして活動しており、これまでに3枚のアルバムをリリースしている。

The Year of Hibernation

『The Year of Hibernation』は、Youth Lagoonのデビューアルバムである。このアルバムは2011年9月27日にFat Possum Recordsからリリースされ、BillboardのIndependent Albumsチャートで41位、Top Heatseekersチャートで8位を記録した。

Wondrous Bughouse

『Wondrous Bughouse』は、Youth Lagoonのセカンドアルバムである。このアルバムでは、Deerhunterを手掛けたプロデューサーのベン・アレンとコラボレーションを行っている。

このアルバムについて、トレバーは“より人間の精神に魅了されること、そして霊的なものが物質世界と出会うところ”から生じたものだと説明している。

Savage Hills Ballroom

『Savage Hills Ballroom』は、Youth Lagoonのサードアルバムで、ラストアルバムであると宣言し、リリースされた。

このアルバムはイギリス・ブリストルで録音され、2015年9月25日にFat Possum Recordsからリリースされた。

Heaven Is a Junkyard

Heaven Is a Junkyard
Youth Lagoon(ユース・ラグーン)は新作アルバム『Heaven Is a Junkyard』をFat Possumから2023年6月9日にリリースする。

Fat PossumはこれまでにThe Black Keys、Spiritualized、Yuckなどのアーティストを輩出している名門レーベルである。

本作は2015年にリリースされた『Savage Hills Ballroom』以来8年ぶりのリリースとなり、2016年に活動停止を宣言して以来初めてのリリースとなる。

先行シングル「Idaho Alien」のミュージックビデオも公開されている。

この新曲は、アイダホ州で撮影された西部風のミュージックビデオが付属しており、タイラー・T・ウィリアムズが監督している。

Youth Lagoonからのコメント

Youth Lagoon(ユース・ラグーン)は『Heaven Is a Junkyard』のリリースについて、下記のように語っている。

天国はジャンクヤードだ。それは私たち全員についてのものだ。戦争に出発する兄弟、抱きしめることを学ぶ酔っ払った父親、恋に落ちる母親、郵便物を盗む隣人、薬物を使用するカウボーイ、学校を休む友人、浴槽で泣く私、ウサギを捕まえる犬、背の高い草で遊ぶ子供たちの物語だ。

Heaven Is a Junkyard リリース詳細

Heaven Is a Junkyard
発売日: 2023年6月9日
収録曲:
1.Rabbit
2.Idaho Alien
3.Prizefighter
4.The Sling
5.Lux Radio Theatre
6.Deep Red Sea
7.Trapeze Artist
8.Mercury
9.Little Devil from the Country
10.Helicopter Toy
フォーマット:Mp3、CD、アナログ
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ライター:yabori
yabori
BELONG Mediaの編集長。2010年からBELONGの前身となった音楽ブログ、“時代を超えたマスターピース”を執筆。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・​後藤正文が主催する“only in dreams”で執筆後、音楽の専門学校でミュージックビジネスを専攻

これまでに10年以上、日本・海外の音楽の記事を執筆してきた。

過去にはアルバム10万タイトル以上を有する音楽CDレンタルショップでガレージロックやサイケデリックロック、日本のインディーロックを担当したことも。

それらの経験を活かし、“ルーツロック”をテーマとした音楽雑誌“BELONG Magazine”を26冊発行してきた。

現在はWeb制作会社で学んだSEO対策を元に記事を執筆している。趣味は“開運!なんでも鑑定団”を鑑賞すること。

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Twitter:@boriboriyabori