最終更新: 2024年9月26日
デンマーク・コペンハーゲン出身の3人組エレクトロニカ・アート・ポップバンド、Efterklang(エフタークラング)。
今年10月には日本で初の来日公演も控えているEfterklangから、キャスパー・クラウセンとラスマス・ストールバーグの2人がインタビューに応じてくれた。
今回リリースされた7枚目のアルバム『Things We Have In Common』は、20年以上のキャリアで積み上げてきた彼らの音楽要素とデンマーク・コペンハーゲンの音楽的な土壌との接続が最も色濃く反映されている作品となっている。
そんなアルバム『Things We Have In Common』の話を主軸に、2ndアルバム『Parades』を最後に脱退してから久しぶりに楽曲に参加したルネ・ムルゴーの話、現在も拠点としているコペンハーゲンという土地についてや音楽事情についての話など、質問をぶつけさせてもらった。
奇しくも先日、Efterklangと同郷で先輩にあたるバンドMewが、30周年を迎える2025年に解散することを発表した。個人的にはMewとの出会いを経て、Efterklangに出会った経緯があるため、このタイミングでの解散に考えさせられるものがある。
インタビュー時点では、Mewの解散発表前だったためEfterklangにはその話は聞けなかったが、Mewへのリスペクトも語ってくれている。
もしあなたがMewの解散に打ちひしがれているならば、なおさらこの作品を聴いてみてほしい。
大丈夫だ。コペンハーゲンにはEfterklangがいる。
目次
Efterklang インタビュー
アーティスト:キャスパー・クラウセン、ラスマス・ストールバーグ インタビュアー:滝田 優樹 翻訳:BELONG編集部
初めまして。日本の音楽メディア、BELONG Mediaの滝田 優樹と申します。今回インタビューを行うことができてとても嬉しく思います。
もともとは同じコペンハーゲン出身のMewが大好きでしたが、Efterklangに出会い、よりコペンハーゲンの音楽に興味を持つきっかけとなりました。
バンドとしても個人的にも、この瞬間にとても興奮しています。インタビューを受けていただいたこと、そしてあなたたちが音楽を作り続けていることに感謝しています。
それでは、聞きたいことをまとめましたので、回答をよろしくお願いします。
キャスパー:こんにちは、ユウキさん。インタビューしてくれて嬉しいです。ご紹介と質問、そして私たちのバンドを応援してくださってありがとうございます。質問にお答えしますね:
-私たちはアーティストのルーツや音楽が生まれた背景、そして影響を受けた音楽・文化・芸術を大切にしているメディアです。今回、あなたたちの1stアルバム『Tripper』のリリースからちょうど20年、そして10月には日本で初のヘッドライナー公演も控えています。そのため、改めてこのタイミングであなたたちのルーツをお聞きするところから始めさせてください。
まずは出身地であるコペンハーゲンについて。現在の活動拠点もコペンハーゲンですか? 現在のコペンハーゲンでの暮らしであったり、バンドとして活動するにあたってコペンハーゲンでどのようなものに刺激を受けてきたのか教えてください。
キャスパー・クラウセン:現在、私たち全員がコペンハーゲンを拠点にしています。2000年に18歳の時に、故郷のアルス島からここに移り住み、Efterklangを結成しました。私自身は10年以上国外で過ごした後、昨年この街に戻ってきました。長年離れて暮らしながら音楽を作っていた後、全員が同じ場所に集まることそのものが大きなインスピレーションになっています。この新アルバムを制作した過去数年間、主にマッズ(マッズ・ブラウアー)と私が毎日スタジオで会って継続的に作業を行ってきました。
コペンハーゲンは素晴らしい拠点です。音楽制作に集中できる街で、天候は絶えず変化し、それに合わせて私の心も変化します…。この時期はよくビーチに行き、泳いだり砂丘でくつろいだりします。制作中の新しい音楽を聴くのに最適な場所です。ビーチは市内中心部からメトロでたった10分の距離にあり、これは私がコペンハーゲンを気に入っている理由の一つです。
-コペンハーゲンの音楽的な環境でいうと、コペンハーゲン在住で日本をルーツに持つミイナ・オカベというアーティストは、自然豊かな環境が自分のソングライティングに良い影響を与えていると話していました。あなたたちももちろんそうですが、同じコペンハーゲン出身のバンドMewやCommunionsなど、メロディが色彩豊かで流麗なバンドが多い印象です。そういった自然豊かな環境もあなたたちの音楽に影響を与えていたりするのでしょうか?
キャスパー:そうですね…。ここには水が多いんです。デンマークは小さな国なのに、約9000キロもの海岸線があります。たくさんのビーチがあり、風や雨も多く、それが街の中でさえ独特の雰囲気を作り出しています。空気中に塩の香りを感じることができます。それがどのように音楽に浸透しているのか正確には分かりませんが、確実に影響しているでしょう。つまり、私たちがどれだけ都会的だと思っていても、自然の一部なんです。そして私は通常、私たちの曲が、この地球上、この宇宙の中で、私たちがいかに美しく取るに足りない存在であるかを思い出させてくれるのが好きなんです。
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-続いてコペンハーゲンの現在の音楽事情について教えてください。歴史的にジャズやハードロック、メタルといった音楽が根付いているのと同時に、あなたたちがコペンハーゲン・オペラ・フェスティバルの一環として、没入型オペラ『LEAVES: The Colour of Falling』を共作されていたようにクラシック音楽の土壌も豊かだと思います。現在、コペンハーゲンではどのような音楽が盛んで、あなたたちのようなバンドが演奏するステージやフェスなどはあるのでしょうか。
ラスマス・ストールバーグ:コペンハーゲンは小さな街ですが、音楽シーンが豊かで多様です!現在、アートポップのシーンがとても強いです。エムエル・ブック、アストリッド・ソンネ、エリカ・デ・カシエール、クラリッサ・コネリーといったアーティストたちは素晴らしく、ここ数年素晴らしい音楽を発表しています!Escho、Posh Isolation、Tambourhinocerosといったレーベルも、より独立系の音楽シーンを知るには価値があります。最大のフェスティバルはロスキレ・フェスティバルで、コペンハーゲンから30分ほどのところにあります。市内にはAlice、Mayhem、Hotel Cecil、VEGAといった素晴らしい会場があります。
-あなたたちの音楽に必要不可欠な要素として、前衛的かつ耽美的なエレクトロニックもあると思います。個人的にMØといったアーティストの登場でデンマークのエレクトロシーンについてアクセスできた感じはあるのですが、まだ詳しく知らないところもあります。あなたたちから見て、どのような歴史があって、現在はどのような状況なのでしょうか。
キャスパー:私たちはサウンドが大好きです。あらゆる形態の音、そして電気の中の音も。常に電子音楽を愛してきました。ドイツのアーティスト、例えばOvalのグリッチ、Autechreの激しいエレクトロニクス、Björkのサウンドの融合、最近では トーマ・バンガルテル(元Daft Punkのメンバー)のエキサイティングな音楽を見つけました。
おそらく『Altid Sammen』(2019年)を唯一の例外として、エレクトロニクスは常に私たちのサウンドの自然な一部であり、音楽を作る方法の一つでした。電子的なアプローチで、アイデアを録音し、サウンドと構造を形作るためにコンピューターをよく使います。新しいアルバム『Things we have in Common』でも同じように作業しました。コンピューター内で層を重ねて始め、それを取り出して一緒に演奏してみる、そしてまたコンピューターに戻して、さらに形を整える。あるサウンドはアコースティックな環境で最も意味を持ち、別のサウンドはバーチャルな環境で意味を持つ。Efterklangでは、その境界にしばしば惹かれます。
-コペンハーゲンの多様な音楽的な土壌は、同じヨーロッパのロンドンとも重なります。4ADやThe Leaf Labelといったレーベルに所属していた過去もあるので、イギリスの音楽にも精通していると思いますが、それについてはどう思いますか。似ているところや違うところを教えてください。過去にMount Kimbieにインタビューした時には「常に新しいものが試されているし、古いものも再試行されている。シーンはとてもヘルシーだと言えるよ」と言っていました。
キャスパー:録音された音楽について語るとき、The Beatles、アビーロード…そして他の数え切れないほどの素晴らしいバンドやアーティストに触れずにはいられません。スコット・ウォーカー、Portishead、ヴァージニア・アストレイ、Mad Professor、Spacemen 3、Dialectのような新しい音楽など、本当にたくさんあります…。あそこには一種のカタパルト(投石器)があり、一種の音があり、人々は音楽に好奇心を持つことを誇りに思っています…。伝説的なスタジオ、会場、フェスティバル、レーベルがあり、夢見るバンドやアーティストにとって十分な糧があると感じます。そしてBBCがあります。アメリカを除いて、他のどの国がこれほど巨大な放送プラットフォームと文化・音楽の歴史を持ち、世界中に放送しているでしょうか。彼らはそれを世界サービスと呼んでいます。ブレグジット(EU離脱)以降、国がより孤立してしまいましたが、それでも音楽にとって重要な場所であることに変わりはありません。
デンマークとスカンジナビア(ノルウェー、スウェーデン、デンマークの 3つの国が含まれる地域)はそれに比べると小さな場所です。同じような設備は全くありません。ここでの主なシーンは大きな国内アーティストです。スウェーデンは主にABBAや、それに続くスラーゲル(北欧のポップス)からクラブミュージックまでの様々なジャンルのアーティストたちのおかげで、国境を越えて聴衆を求める夢を私たちに与えてくれました。あなたが言及した別のデンマークのアーティスト、Mewも同じ意味で私たちにインスピレーションを与えてくれました。彼らは国内シーンを超えた聴衆を探し、イギリスのレコード契約を結び、数年間ロンドンに住んでいました。
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-Efterklangの音楽に影響を与えたアルバム3枚について教えてください。また1枚ずつ、どのような部分に影響を受けたかやエピソードについても教えてください。
キャスパー:
マックス・デ・ワーデナー『Where I am Today』
2005年頃にこのアルバムがリリースされた時、私たち全員とてもワクワクしたのを覚えています。シンギングボウル、パイプオルガン、グリッチのビートという音の世界が、当時私たちがやっていたことと共鳴し、大いにインスピレーションを与えてくれました。
実際、マックス・デ・ワーデナーは当時、私たちの曲「Caravan」のリミックスを作ってくれました。
Einstürzende Neubauten『Silence is Sexy』
マッズと私はこのアルバムにとてもはまりました。Einstürzende Neubauten (アインスタルツェンデ・ノイバウテン)の世界には遅れて出会いました。当時彼らは20年の歴史を持っていましたが、これが私たちの最初の出会いでした。珍しい音、ストリングス、ピアノ、ビブラフォン、そして見つけたオブジェクトや自作の楽器から生み出される非常にエキサイティングな工業的な音、多くの金属音のブレンドに大いに刺激を受けました。ブリクサ・バルゲルトの独特の声は半分歌い、半分話すように、様々な言語、主にドイツ語で、マイクに向かってタバコを吸いながら歌っています。私たちはその世界をとても刺激的で好奇心をそそるものだと感じ、今でもそう感じています。彼らは今や40年以上活動を続けており、非常に印象的で美しいです。
マベ・フラッティ『Sentir Que No Sabes』
数年前のアメリカツアーでマベが私たちのサポートをしてくれた時に出会い、彼女の精神と音楽に惚れ込みました。新しいアルバムはとてもエキサイティングで、私が思いつく中で最も刺激的な現代のチェロ録音に満ちています。マベの楽器の演奏方法は、よりジャズ的なアプローチのように感じますが、ラットファズやピッチシフトペダルを使って、すべてが美しく残酷な方法で生き生きとしています。すべてがスペイン語で歌われていて、私にはあまり理解できませんが、それは問題ではありません。これらは私たちが今まで聞いたことのない新しい土地への刺激的な音の旅ですが、永遠に存在していたかのように感じます。出会って以来、私たちは友人になり、ここ数年で何度か会っています。マベとそのパートナーのヘクター・トスタは、私たちの新アルバムの多くの曲で録音に参加してくれました!
-ここからは最新作『Things We Have In Common』についてお聞きします。まずはタイトル”Things We Have In Common”について。なぜこのタイトルにしようと思ったのでしょうか。テーマやコンセプトがあれば教えてください。個人的には、これまであなたたちのキャリアで積み上げてきた音楽的な要素とコペンハーゲンの音楽との邂逅が一番色濃く反映されていたこともあって、ここまで詳しくコペンハーゲンについて質問をたくさんしたところもあります。
ラスマス:タイトルは私たちの曲「To a New Day」の歌詞から来ています。その特定のフレーズは曲から外されましたが、アルバムタイトルの候補として話し合い続けたため、消えることはありませんでした。
『Things We Have In Common』というタイトルは、ルネ、マッズ、キャスパー、そして私がアルバムを制作する中で共有してきた空間を反映していると思います。また、私たち自身と世界に対して、私たちはお互いに違いよりもはるかに多くの共通点を持っているということを優しく思い出させてくれるものでもあります。
-今作は2007年まで参加していたルネ・モルゴードが久しぶりに戻ってきた作品でもあります。ファンとしては嬉しい復帰ですが、まずは復帰に至った経緯を教えてください。またこのアルバムの資料にはルネがバンドから遠ざかっていた間にモルモン教会で育った女性と出会ったというエピソードが書かれていました。このエピソードがどのように作品に関わっているのかも気になります。
ラスマス:バンドを離れていた間も、ルネは『Magic Chairs(2010)』の「Modern Drift」、『Piramida(2012)』の「Sedna」、『Altid Sammen(2019)』の「Uden Ansigt」など、いくつかの曲の作曲に参加していました。これらはすべて私たちが特に気に入っている曲です。このアルバムを作る前に、ルネと一緒にアルバム全体を書きたいという強い欲求を感じました。一緒に作曲プロセスを始めて、どこに行き着くのか見てみたかったのです。この決定は、ルネとの距離を縮めただけでなく、アルバムとその制作プロセス全体を深く形作りました。アルバム制作と同時に、ルネはモルモン教会を去るという非常に個人的な旅を経験しました。このプロセスでルネの近くにいられたことは私たちにとって特別で重要なことでした。そしてこれに関する多くの話し合いが確実にアルバムに反映されています。
-また、Beirutをはじめ、フィンランド人のドラマー、タトゥ・ロンコ、ベネズエラ人のギタリスト、ヘクトル・トスタ、グアテマラ人のチェリスト/シンガー、マベ・フラッティなど非常に多くのコラボレーターが参加しています。プロダクションや制作面ではどのようなアイデアやディレクションをもって進められたのでしょうか。
ラスマス:2022年6月、私たちは毎年開催している小さなフェスティバル“Efterklangs Sommertræf”にルネ、タトゥ、マベ、ヘクトルを招待しました。一週間一緒に過ごし、「Plant」、「Ambulance」、「Balancing Stones」、「Animated Heart」、「Shelf Break」などの曲に取り組み、そしてそれらを初めて私たちのフェスティバルで観客の前で演奏しました。この人々とミュージシャンのグループは、私たちにとってインスピレーションを与え、パワフルに感じられました!その後すぐに、このアンサンブルをアルバムレコーディングの中核にしたいと決めました。
アルバム制作を通して、私たちはダイナミクスに注目していました。曲間のコントラストを探し、時には曲の中でもコントラストを求めました。Beirutが参加した「Getting Reminders」のような曲から「Ambulance」までの距離は長いですが、私たちはアルバムの表現と言語におけるそのような違いを受け入れたいと思いました。
-収録曲には「Animated Heart」と「To A New Day」でサウス・デンマーク少女合唱団を起用していますね。こちらの経緯や完成してから聞いてみての感想も知りたいです。
ラスマス:私たちは2011年の『Piramida』のレコーディング以来、特にここ5年間は多くのコンサートを一緒に行ってきた合唱団と指揮者と協力してきました。このアルバムに彼らを起用することは私たちにとって大きな野心でした。そして、彼らとのレコーディングはとても楽しい時間でした。この合唱団は私たちのバンドの歴史の大きな一部となり、『Things We Have In Common』に彼らが参加してくれたことを誇りに思っています。レコードで彼らの声を聴くと幸せな気持ちになります。多くの素晴らしい思い出と、この合唱団のメンバーの素晴らしいエネルギーを思い出させてくれます。
-今回のアルバムにおいて一番のブレイクスルーもしくはこれまでの作品と比較して一番の変化となった楽曲はどれでしょうか。理由もあれば教えてください。
キャスパー:私にとっては「Getting Reminders」が新しいEfterklangの方向性を感じさせる曲、あるいは長い間やっていなかったことのように感じます。より縮小された明るい感じで、また私たちにはナイロンギターの曲があまりありませんが、これはその一つです。そして、友人のザック・コンドンこと、Beirutと初めてコラボレーションできたのも本当に素晴らしかったです。
-『Things We Have In Common』をどのような人、もしくはどのようなシチュエーションで聴いてほしいですか?
キャスパー:アルバムの曲順を実験していた時、私はよくコペンハーゲンの自宅近くの湖の周りを長く散歩して、新しいプレイリストをテストしていました。このアルバムは散歩に最適だと思います。自転車にも合うでしょう。
-10月には日本で初の来日公演も控えています。そちらの意気込みと、最後に日本のリスナーにメッセージをいただけますか?
キャスパー:日本に行って皆さんの前でパフォーマンスできることに非常に興奮しています。私たちは皆さんの国と文化、そして音楽が大好きです。この日本ツアーは今年の私たちのハイライトの一つです。これらのショーを特別なものにするよう確実に準備しています。すでに計画を立て始めており、日本の友人であるTenniscoatsも一緒に連れて行きます。素晴らしいものになるでしょう。すぐにショーでお会いしましょう。ありがとう。
Efterklangアルバムリリース
7thアルバム『Things We Have In Common』
発売日:2024年9月27日
収録曲:
1. Balancing Stones (feat. Mabe Fratti)
2. Plant (feat. Mabe Fratti)
3. Getting Reminders (feat. Beirut)
4. Ambulance
5. Leave It All Behind
6. Animated Heart (feat. Sønderjysk Pigekor)
7. Shelf Break
8. Sentiment
9. To A New Day (feat. Sønderjysk Pigekor)
フォーマット:Mp3、CD、アナログ
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Efterklang来日公演詳細
Efterklang Japan Tour 2024
10/15(火) 東京 FEVER(support act: Tenniscoats)
10/17(木) 京都 CLUB METRO(support act: Tenniscoats)
10/18(金) 名古屋 KD JAPON(support act: Tenniscoats)
10/20(日) 東京 WALL&WALL(support act: aus)
詳細: https://www.inpartmaint.com/?p=40467
Efterklangバンドプロフィール
“デンマークのポストロックバンド、Efterklangは2000年代前半に登場し、ポップさと壮大なオーケストラロックを融合させた独特の音楽で注目を集めた。イギリスのLeaf Labelから初期のアルバムをリリースし、ヨーロッパを中心に人気を獲得。その後4ADと契約を結び、さらなる飛躍を遂げる。2012年の「Piramida」は、ノルウェーの無人島にある廃炭鉱で録音された意欲作で、バンドのキャリアハイライトとなった。その後、オペラ「Leaves: The Colour of Falling」の制作や、別プロジェクト「Liima」の活動を経て、2019年の「Altid Sammen」、2021年の「Windflowers」でEfterklangとして復活を果たす。バンドは常に革新的なアプローチを取り、自主制作や実験的な録音手法、様々なコラボレーションを通じて、独自の音楽世界を築き上げてきた。彼らの音楽は、オーケストラやエレクトロニクスを取り入れた壮大なサウンドスケープと、北欧的な静謐さを併せ持つ点が特徴的である。”引用元:Efterklang(エフタークラング)バンドプロフィール(Allmusic)
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ライター:滝田優樹
1991年生まれ、北海道苫小牧市出身のフリーライター。TEAM NACSと同じ大学を卒業した後、音楽の専門学校へ入学しライターコースを専攻。
そこで3冊もの音楽フリーペーパーを制作し、アーティストへのインタビューから編集までを行う。
その経歴を活かしてフリーペーパーとWeb媒体を持つクロス音楽メディア会社に就職、そこではレビュー記事執筆と編集、営業を経験。
退職後は某大型レコードショップ店員へと転職して、自社媒体でのディスクレビュー記事も執筆する。
それをきっかけにフリーランスの音楽ライターとしての活動を開始。現在は、地元苫小牧での野外音楽フェス開催を夢みるサラリーマン兼音楽ライター。
猫と映画鑑賞、読書を好む。小松菜奈とカレー&ビリヤニ探訪はライフスタイル。
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